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公開日時 2019.12.17
最終更新日時 2022.04.06

工事開始前に覚えておくべき!建具の故障しやすい箇所と施工時の注意点:玄関のドア

玄関のドアは使用頻度が多く、重要度の高い建具です。玄関のドアが故障してしまうと、施工主は不便を強いられ、クレームに発展する恐れもあります。
そこで今回は、玄関のドアはどんな故障が多いのか、それを防止するためにはどんな点に注意して工事すればいいのかを紹介します。

玄関のドアの破損しやすい箇所


玄関のドアは経年により故障しやすくなりますが、工事の方法によっては比較的新しくても故障してしまう例もあります。
まずは具体的な故障例について見ていきましょう。

玄関のドアのトラブル例

・鍵の故障
玄関のドアの鍵が回らず施錠できない、というトラブルは発生しがちです。逆に解錠しようとしたときに鍵が回らないケースもあります。

・ドアノブの故障
鍵が開いていてもドアノブが回らずドアを開けられない、ということもよくあるトラブルです。多くの場合、ドアノブを回してもラッチが動かず空回りしています。

・建て付けが悪い
しっかり閉まらなかったり、開けるときに強い力を加えないと開かなかったりするようなケースです。
大きな地震などによってドアそのものが歪んでしまい、このようなトラブルに見舞われることがよくあります。

いずれの故障も開け閉めが困難になるため、無理な力を加えて開閉してしまう人も少なくありません。それがさらに故障を悪化させてしまう場合もあります。

玄関のドアを扱う工事での注意点


施工から10年や20年といった長期間経過してからの故障であれば、工事には問題なかった判断されることが多いでしょう。
しかし、施工後半年や1年程度で故障してしまった場合は、工事方法に原因があると疑われてしまう可能性が高いので、注意しなければなりません。

玄関ドアを取り付けには、「かぶせ工法」や「扉交換工法」、「撤去工法」などの方法で工事が行われます。
施工管理者は工法を選択する前の段階で実地調査を行い、現場の様子をよく確認しておかなければなりません。
玄関回りの状態や、ドアの種類などにより最適な工法が異なります。工法の選択を誤ったことで、建て付けが悪いなどのトラブルの原因になることもあります。

取り付け後の点検作業も重要です。この段階でドアノブや鍵に不具合などが見られるようであれば、調整する必要があるでしょう。
また、検査時に特におかしな点がなかった場合には、写真などで記録を取っておきましょう。

実地調査や点検作業は入念に行おう

玄関のドアが故障すると、その家に住んでいる人は修理が完了するまでとても不便な生活を強いられてしまいます。
施工業者の評判も下がってしまう恐れがあるため、実地調査や点検作業を入念に行うことが大切です。

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