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公開日時 2019.11.22
最終更新日時 2022.04.06

施工管理者が知るべき建具の世界:引き戸のメリットとデメリット

住宅の中には必ずドアや窓などの建具があります。
ドアは部屋を出入りするたびに使用するため、開き戸と引き戸のどちらにするかとても重要です。
施工管理者であれば、使用する建具についてよく知っておかなければなりません。
ここでは、引き戸のメリットとデメリットについて解説していきます。

引き戸のメリット

引き戸は主に和室の出入口に取り付けることが多いです。
襖や障子の引き戸なら、和室らしい雰囲気も出せるでしょう。
たまに洋室でも使われることがあります。
引き戸のメリットは、開き具合を調整しやすいことと、開け閉めするためのスペースがいらないことです。

引き戸のメリット

引き戸は開き具合を調整できるため、完全に開け放つのではなく、少しだけ開けた状態にしておけます。
換気をしたいときや、少し暑くて風通しをよくしたいときなどに便利です。
部屋の中で小さな子供が遊んでいるときには、少し開けておくことで中の様子も分かるようにしておけます。
もちろん完全に閉め切って個室として使用することも、開け放って開放感を出すことも可能です。
リビングの隣の部屋なら、開け放つことで視覚的にかなり広く感じるでしょう。
また、引き戸なら開け閉めするためのスペースがいらないので、近くに物を置いても大丈夫です。
開けたときに人に当たることもありません。

引き戸のデメリット


引き戸閉めたときに、戸を引き込むためのスペースが必要になります。
また、ドアと比べて開閉したときに音が出やすい点も引き戸のデメリットです。
そのため、部屋の用途や出入口の場所によっては、引き戸があまり合わないケースもあります。

引き戸は閉めたときに、後ろの方にドアが引かれていきます。
そのため、後ろの方に引き込むスペースがないと取り付けられません。
スペースがあった場合でも、引き戸を引き込むスペースには、コンセントなどを設置できないのがデメリットです。
コンセントだけでなく、照明器具のスイッチやタオル掛けなども取り付けられません。
また、引き戸は開閉するときに音が出やすいため、うるさく感じてしまう人もいるでしょう。
そのため、寝室の出入口にはあまり使わない方が無難です。

引き戸にするなら間取りの段階で考えておこう

引き戸は、少しだけ開けた状態にしておけたり、開け閉めの際にスペースを使わなかったりできるのがメリットです。
しかし、引き込むスペースにコンセントやスイッチを取り付けられません。
引き戸にするなら、間取りの段階で検討しておく必要があります。

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