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工事写真報告書におすすめのツール5選|積極的にICT技術を活用しよう

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公開日時 2023.03.31 最終更新日時 2023.03.31

工事写真報告書とは


建設工事や営繕工事の際、施工前の状態から施工後の状態までを写真で記録して、報告書としてまとめたものが工事写真報告書と呼ばれます。その際に写真をまとめたものは写真台帳と呼ばれます。

以前の工事写真は、工事件名や施工状態などを記載した黒板を設置し、使い切りカメラなどを使い撮影されていました。しかし近年ではデジタル化が進み、写真台帳や工事写真報告書についても随分と様変わりしています。

工事写真は報告書にしてこそ、その価値が生まれるものになります。しかし報告書に仕上げる作業は時間と労力がかかります。デジタル技術を利用することで、その労力を削減することができます。

工事写真報告書に関わるおすすめのツールを紹介していくので、参考にしてみてください。

おすすめはICT技術の活用

近年では様々な方面でICT技術の活用が活発になっていますが、建設業においても同様です。クラウド技術を活用した図面・写真の管理や、工程管理やドローン撮影まで様々です。

そのようなICT技術を積極的に取り入れることにより現場の負担を軽減し、より安全でより高度な品質を求めることが可能になります。

工事写真報告書におすすめのツール5選


国土交通省では現場写真を撮影する際の小黒板についてもデジタル化し、業務の効率化を図ろうとしています。

これは受注者側からすると、少黒板設置時に重機との接触などの危険が考えられます。また発注者側では監督員や検査員を要するため、これもまた負担が増加する原因となり得ます。

そこで安全により品質の高い現場にするために、おすすめのツールを5つ厳選して紹介します。

出典:デジタル工事写真の小黒板情報電子化について|国土交通省

1:ミライ工事2

手持ちのスマートフォンやタブレットにインストールして利用するアプリケーションで、写真台帳を現場で手軽に作成できる無料アプリケーションです。さらに公共工事での使用許可を取得しており、電子納品に対応しています。

クラウド経由でPCでの作業も可能にし、テンプレートや過去履歴の呼び出しも可能で作業効率を向上させます。また有料の法人プランに加入すると、保存できる写真が大幅に増えたりトーク機能が使えたりとより一層作業効率が上がります。

2:CPAS_工事写真報告書作成ツール

CPAS_工事写真報告書作成ツールはExcelのマクロで組まれたフリーソフトになります。とても簡略化されたテンプレートとなっており、写真を選択して貼り付けて説明文を入力するだけとなっています。

ただしマクロを有効化しないと使用できません。WEB版OfficeではVBAが動作しませんのでご注意ください。

3:ささっと工事写真台帳

有料の買い切りソフトウェアで写真台帳と併せて、工事報告書表紙も作成できます。

作成した報告書はPDFに出力できますのでメール送信も可能となります。現場写真をフォルダごとに整理して保管できる「ささっと工事デジカメ写真管理」も付属されており、現場写真の管理が整理しやすくなります。

ダウンロード版も用意されており、1ライセンスから購入できるので非常に導入しやすいといえます。

4:蔵衛門

電子小黒板をiOS端末に表示させ工事写真を撮影できるアプリケーションです。蔵衛門はシリーズ化されており、専用端末として蔵衛門Padやクラウド管理やバックアップ、さらには専用NASサーバーまであります。

大規模現場を扱う大手ゼネコンであれば、全てを揃えシステム化することで多大な恩恵があります。個人事業主などでは無料のアプリを導入するだけでも十分なメリットがあります。

5:Photoruction

写真整理の自動化や、現場写真の共有に加えて図面管理や工程管理、さらにはタスクリストや検査シートまで用意されています。規模の大きな建設プロジェクトでは管理の煩わしいタスクを建設BPOサービスでアウトソースできるのも魅力です。

無料トライアルも用意されていますので、まずは試してみてはいかがでしょうか。

工事写真報告書をExcelで作成するコツ

工事写真報告書をExcelで作成するコツ


工事写真報告書の作成を簡略化することで、発注側も受注側にもメリットがあります。そのためには導入するツールが事業にマッチしていることが重要です。ご紹介したツールを導入できれば、負担が減り、事業の効率化が進みます。

しかし企業によっては導入する際、手続きが煩雑であったりソフトウェアのセキュリティ証明が必要であったりと難航する場合もあることでしょう。そのような場合には、Excelを使った台帳や報告書にすることで負担軽減が図ることができます。

テンプレートを活用する

Excelでマクロという自動化プログラムを実行している場合、WEB版やOffice365では動作しない場合があります。その際はテンプレートを利用してください。

テンプレートでは自動化はできませんが、書式を作り上げる必要がありません。写真を選んで貼り付け、説明文を入力するだけで表紙を添えれば報告書が完成します。

フリーソフトを活用する

アプリケーションのExcelが導入されている場合、フリーソフトの活用ができます。上記で紹介したツールのCPAS_工事写真報告書作成ツールもそうです。

フリーソフトは導入コストがかからない代わりに、OSの更新などで不具合が発生する場合もありますのでご注意ください。

おすすめのツールを活用して簡単に工事写真報告書を作ろう


建設現場では工事進捗やエヴィデンスのため、工事写真管理は必須事項です。しかし人的コストや労力はもちろんリスクも伴います。より安全で高品質な現場を求めるには、効率化は避けて通れません。しかし安易な効率化を行い、品質が伴わなければ本末転倒です。

今回ご紹介したツールを参考にして、安心な現場作りに役立ててみてはいかがでしょうか。


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