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公開日時 2018.08.21
最終更新日時 2022.04.06

【事故を回避】アスファルト舗装・補修の必要性

国土に縦横に張り巡らされてきた一般道路や高速道路は、インフラの整備をよりスムーズにして日本の経済成長に大きな役割を果たしました。
今や日本全国、山間部や交通量のほとんどない地域でも道路はほぼ整備・舗装され、自動車の走行がスムーズになりました。
今回はアスファルト舗装や補修の必要性について述べていきます。

事故につながる道路の路面の状況


交通量の多い道路や大型車が頻繁に行き交う道路などの場合、どうしても道路表面に傷みが生じることがあります。
なかには、路面のちょっとした陥没や段差が事故につながるケースもあります。

例えば、自転車走行中にタイヤがはまって転倒したり、歩行者がつまずいて怪我をしたりするケースがあります。
また道路のくぼみのため雨の日に水たまりができやすく、歩行者が車に水はねされることも考えられます。
特に歩道のない路側帯のみの道路の場合、転倒によって横を通過する自動車にはねられることも想定され大変危険です。

また長年、各種工事で路面の掘り起こしと埋め立てを繰り返した道路面はガタガタで、自動車の走行がしにくいのはもちろん、見た目も悪くなります。
道路の路面の劣化は交通状況のみでなく、施工時のクオリティも大きな要因です。

舗装・補修工事を正しい工程で行うために


舗装は道路を構成するとても重要な部分で、深層部より路床・下層路盤・上層路盤を基礎とし、表層部の基層、上層がアスファルト混合物で構築されるという頑丈な構造にしています。
表層部のアスファルト合材は数種類あり、安全性を高めるため交通状況や交通荷量などに応じて利用されます。

舗装・補修工事はその区域に応じた状況で行われます。
工事現場近隣住民とのトラブルもたびたび起こっているので、近隣住民の不便に対する配慮が必要です。
具体的には、工事前に工事区域や内容・期間の周知をすることや、工事表示板のわかりやすい設置、工事車両の駐車時間の短縮、交通誘導員の教育、現場責任者の真摯な対応や心がけなどが挙げられます。

また、危険箇所については事故が起こらないよう通行人にもわかりやすく表示するなど、安全対策を講じます。
アスファルト舗装や補修時に道路を片側通行にする必要があるときは、交通混雑を起こしがちなので正確でスピーディな作業が求められます。

専門的な知識や経験は必須で、一般社団法人日本道路建設業協会により技術水準の向上や能力の評価を目的とした「舗装施工管理技術者」の資格試験が設定され、舗装工事の施工・管理、作業の指導が正しく行われるように取り組まれています。

よりよい道路づくりのために

道路舗装の仕上がりは、自動車走行のしやすさに大きく影響します。また、きれいに仕上がった舗装面は街自体の印象や雰囲気を良くすることもできます。
正しい工程での作業に取り組み、安全に通行できるよりよい道路づくりをしていきまし

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