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型枠工事の流れ:今さらきけない型枠工事の業務内容と作業の流れを徹底解説

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公開日時 2023.05.25 最終更新日時 2023.05.25

鉄筋コンクリートの建物を作るには型枠工事が欠かせませんが、型枠工事の内容や作業の流れはあまり知られていません。今回は、型枠工事の業務内容と作業の流れについて解説します。

そもそも型枠工事とは?

型枠工事とは、鉄筋コンクリート造の建築物を作る際、加工図を作成し、型枠を組み立て、やわらかいコンクリートを流し込んで成型していく工事のことをいいます。鉄筋コンクリートの建物のうち、ほとんどに型枠工事が採用されており、一般住宅でも基礎工事などで実施されています。

型枠工事は、建築物の強度や耐震性を決定づける基本的な工事であり、型枠の形状や大きさは建築物によって違ってきます。建築物に最適な設計が求められるのです。型枠工事を行う職人は型枠大工と呼ばれます。

型枠工事のおおまかな作業の流れ

1. 型枠の拾い出し
柱や壁、梁、床など、適切な寸法や形状が拾い出され、加工図を作成します。

2. 加工
ハンマーや電動丸ノコなどの道具を使ってベニヤ板などを切断し型枠を作ります。

3. 墨出し
コンクリートの床面に、型枠を設置する位置を示す墨を打っていきます。墨壺が使われるため、そのように呼ばれます。

4. 型枠の建込
墨が入れられた位置に型枠を組み立てていきます。コンクリートを流し込んでも形が変わらないよう、型枠の周囲を鋼管で固定して仕上げます。

5. コンクリートの打設
型枠のなかにコンクリートを流し込んでいきます。多くの場合、型枠大工ではなく別の専門業者によって行われます。打設の最中も、型枠大工によって点検が実施されます。

6. 型枠の解体
型枠のなかに流し込まれたコンクリートが凝固して、型枠が取り外されれば、型枠工事の完了です。安全を期すために、壁や梁ごとに作業する日をあけて数日かけて作業されます。

まとめ

型枠工事は鉄筋コンクリートの建物を作るのに欠かせない作業です。建築物はもちろん現代都市造りの基礎となる重要な仕事ですから、その内容や作業の流れについてはきちんと押さえておきたいものです。

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