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公開日時 2018.11.27
最終更新日時 2022.04.06

頑張っている部下が現場監督からされると嬉しい声かけ

現場での仕事をしている時に現場監督からいろんな声かけをされることがあります。
声かけは嬉しく感じてやる気が起こる時もあれば、逆に嫌な感じを受けて気が重くなってしまう時もあるかもしれません。
どのような声かけが部下にとっては嬉しいものかをご紹介します。

現場監督のとるべき姿勢とは

近年、職場においてはパワハラ(パワーハラスメント)が問題化して、業務上の注意をパワハラと訴えて争論になるケースもあります。
40代以上の世代がたどってきた上司と部下の関係は、ひと昔前と比べてずいぶん変わってきているのです。

現場監督に求められる姿勢は、まず自信を持って工程を進め現場を仕切る能力です。
準備不足で指示をすぐ変更したり、作業効率の悪さを周りのせいにしたりしていると、そのうち部下から疎んじられるようになるでしょう。

部下を手下のように扱うのではなく、一人の社会人として尊重することが大切です。
そのためには部下の意見にも耳を傾けて、自分の考えを押し付けないようにしましょう。

もし部下の意見が正しかった場合は部下の努力を素直に認め、成果を自分の手柄にすることがないよう言動に気をつけなければなりません。
部下にもいろんなタイプの人がいるため相性の良し悪しが生じるのは仕方ありませんが、評価を好き嫌いで判断することがないようにしましょう。

現場監督からの嬉しい声かけとは

現場監督から自分の状況や考えを理解して声かけしてもらえると、「自分のことをわかってくれている」と、上司の気遣いを感じて嬉しいものです。
作業の過程でトラブルがあった時には一方的に叱らないようにします。
「どのような事情があったのか」と部下の言い分を聞いて、的確なアドバイスをしてもらえると一目置きたくなります。

また提案や意見がある場合に「無理だ」と一方的にはねのけません。
「いい案だからやってみよう」「しかしここだけは気をつけて」など、きちんと耳を傾け冷静に分析してもらうことで信頼度が増します。

もし部下の意見を採用してうまくいかなくても部下のせいにせず、自分の責任として対処してくれる上司はひと回り大きく見えるものです。
叱る時は筋の通った叱り方をして、認めるべきところは倍にして褒めてもらえると、信頼できる上司として共に仕事に励む意欲につながっていきます。
正しい声かけや態度は、部下の持つ可能性をつぶさないことにもつながります。

素直な気持ちで接してみよう

大切なことは、相手に求めるだけでなく自分からのアプローチも必要ということです。
例えば現場監督から声かけしてきても「はい」「いいえ」のような相づちが続くと、適当に受け流されている印象を持たれるかもしれません。
現場監督に「良い部下を持った」と思わせるような努力もまた部下に求められる姿勢といえます。

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