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公開日時 2018.11.27
最終更新日時 2021.12.22

現場監督が仕事を頑張っている部下にしている嬉しい声かけ

建設現場で毎日多くの従業員と仕事をともにする現場監督には、工程の管理やさまざまな技術指導などを行う上で高いコミュニケーション能力が求められます。
年下の部下だけでなく年上の部下と仕事をすることも多く、コミュニケーションで戸惑うこともあるでしょう。
部下のやる気を引き出すために、現場監督としてどのように声かけをするのが望ましいのかを見ていきましょう。

まずは異なる価値観を認識しよう

現場では世代や考え方の異なる従業員がともに仕事を進めていかなくてはならず、他人の価値観は自分が想像している以上に異なることがあります。

40代以上の世代は、部下の先頭に立って指示をして、時にはゲキも飛ばす強く有能な上司像が当然と思いがちです。
そのような上司と仕事をしてきた人には部下だった頃のイメージが今も根付いており、自分は強く有能であるべきだと思い込んでいることが多いのではないでしょうか。

当時は「上司の仕事を見て自分で学べ」という風潮もあったため、今の若い部下の仕事ぶりに「なぜ自分で考えて行動できないのか」と理解に苦しむことがあるかもしれません。
また、「褒めて育てる」というスタンスを誰にでもやたらと応用すればよいというものでもありません。

まずは一人一人の仕事ぶりやちょっとした会話から性格をつかむことで、部下にどのように声かけするかを判断することが必要となります。

部下に喜ばれる声かけとは

声かけをする際には、まず部下もリラックスできるように何気ない雑談から入るといいでしょう。
熱心に仕事をしている部下に「よく頑張っているな」などいきなり声かけすると、人によっては「どうしたんだろう」と思う可能性もあります。

例えば「作業で何か困っていることはないか」「この現場は他と比べてどうか」など部下の答えを引き出して、指導もしながら「よく頑張っている」「うまくできている」のように最後を褒める評価で終わると効果的でしょう。
また、体調や家族の状況を気遣って声かけをすることも「自分の状況を理解してくれている」と信頼度が高まることもあります。

ただ人によっては、プライベートに立ち入ってくるのを嫌だと思う場合もあるので気をつけた方がいいこともあります。
気負わずに素直な気持ちを相手に伝えることが大事だといえます。

信頼関係を築くことが大切

現場監督として、自分の立ち位置や役割を客観的に見てみることも時には必要です。
まずは部下がどのような声かけを求めているか、ふだんの会話から自然に引き出します。
そしてお互いが心地よく仕事できるように、部下との信頼関係を築き上げていくことが大切でしょう。

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