志望動機はただ単に「その会社に入りたい理由」を書けばよい、というものではないのです。それを読んだ採用担当者や社長に「会ってみたい（採用面接に呼びたい）」と思わせなければなりません。だからといって、自分を取り繕う必要はありません。

正直な気持ちを「ちょっとしたテクニック」を使って表現すればいいのです。今回は建設業界への就職を目指す方に、「採用される志望動機の書き方」を紹介します。

この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功！ぜひご覧ください。

主力製品を褒める、評価する

志望動機欄には、例文のように企業研究した結果を書きましょう。

「御社を知ったのは、〇〇新聞に紹介された免振装置でした。〇〇社長の「地震対策機器は安価で短工期でないと普及しない」とのコメントに感銘を受けました。もし採用がかなったら営業職を希望し、御社の免振装置を世の中に普及させたいです。」

対象企業の主力製品について言及すると、「だから御社に履歴書を送りました」という気持ちが伝わるはずです。また「免振装置を世の中に普及させたい」という言葉によって、対象企業の「免振装置で安全住宅をつくる」というミッションに同調していることをPRできます。

社風を見極める

志望動機欄の文章のトーンは、対象企業の社風に合わせましょう。例えば同じゼネコンでも、A社は「エリート、冷静、保守的、ブランド志向、プライドが高い」という社風で知られていますが、ゼネコンB社は「大雑把だが温情的、どんぶり勘定だが利益重視、上司からの圧は強いが面倒見がいい」といった特徴があります。

A社とB社への志望動機は、しっかり書き分けたほうがいいでしょう。例文を紹介します。

◇A社向け志望動機
御社のIR資料から経営戦略を分析し、ゼミで発表したところ教授から高く評価されました。注目したのは研究開発費率の高さです。マンションの機能を過剰なまでに高めることでブランド化に成功したことで、スマートハウス事業に早い段階から乗り出すことができたのは驚くべきビジネスモデルでだと感じました。

A社の志望動機では、経営やビジネスモデルにフォーカスを当てました。知的で理屈っぽいアプローチが有効だと判断したからです。

◇B社向け志望動機
OB訪問のとき「我が社は毎日が祭り。誰かを神輿の上に乗せて、俺たちが担ぎ」とおっしゃっていました。勢いに圧倒されましたが、その後に「巨額の費用を費やす開発の営業では最後は人間力が試される」と話されていたのが印象的でした。自分もタフな環境に身を置いて、大きなビジネスを手掛けたいと思いました。

B社への志望動機では社員の人柄に惹かれたことを取り上げました。B社は人物重視のリクルーティングを展開していると考えられるからです。

まとめ

志望動機で重要なのは、採用担当者に「なるほど、だからこの人はうちの会社に入りたいのか」と思わせることです。そのためには、対象企業を褒めましょう。それはおだてるという意味ではなく、その企業を好きになるためです。

この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功！ぜひご覧ください。