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公開日時 2018.08.24
最終更新日時 2022.04.06

意外と難しい?設計会社との良好な関係の築き方!

建築工事は設計会社が作成した設計図を基に進めますが、現場が始まると設計図通りに行かないことも多々あります。建築工事を円滑に進めるためにも現場監督は設計会社との良好な関係を築き、何かあれば連絡調整をする必要があります。

そこで現場監督と設計会社との関係作りの重要性と良好な関係の築き方について解説します。

設計会社との関係づくりの重要性

設計事務所の業務は建築物の計画立案から建築設計、工事管理が主な業務です。工事現場に設計会社の設計士が来ることはあまり多くなく、現場監督は工期中、必要があればすぐに設計会社とコミュニケーションを取る必要があります。

特に工事が始まると設計図通りに工事が進まないことが多く、場合によると大規模な図面修正や再検討を依頼することもあります。また施工会社は設計図の不備などを設計会社に提言を行う義務もあり、設計図の間違いや不明点があった場合などは現場監督が設計会社に電話などで問い合わせなくてはいけません。

こうしたことからも現場監督は設計事務所と良好な関係を築き、正しく連絡調整を行う必要があるのです。

設計会社との良好な関係の築き方

設計会社は他の仕事を同時進行で進めているなど忙しい会社が多く、単に電話で問い合わせをしただけでは設計会社の担当者によっては「後で回答します」と言われ、何時まで経っても返答がない場合もあります。こうしたことを避けるためにも現場監督は設計会社に問い合わせをするときはすぐに回答をもらえるように工夫をすべきでしょう。

最も効果的なのは質問内容から解決案までを書面に記しメールやファックスで設計会社に渡すことです。特に現場監督自らが変更案の図面を作成し設計会社に提出すると、設計会社も問題点を把握しやすく回答しやすくなります。

また設計会社が工事現場の立会検査に来た際は、設計図に不具合があれば現場監督が設計士に遠慮せずに率先して問題点、改善方法などを指摘することです。こうすることで設計会社は施工会社、現場監督の力量を見定め、建築のプロ同士として接してくれるようになります。

設計会社の先生だからといって遠慮することなく、いい建物を建てるためには言うべきことは言うことです。こうすることで設計会社の施工会社、現場監督に対する信頼感が増してきます。

設計会社からの信頼を得ましょう

建築現場を把握しているのは設計会社ではなく現場監督です。計図に問題点があれば、改善方法を含めてしっかり提言するようにしましょう。

熱心に仕事をしていてくれると設計会社からの信頼度も高まります。

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