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ゼネコンが激務と言われる5つの理由とは?ゼネコンで得られるやりがいも解説!

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公開日時 2022.10.07 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、ゼネコンが激務と言われる5つの理由についてご紹介いたします。

 


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ゼネコンが激務と言われるのは本当?

建設業界は人手不足で多くの人材が求められている、将来性が高いなどの理由から、ゼネコンへの就職や転職を検討する人は増えてきています。
しかし、ゼネコンは激務であると言われることがあり、就職や転職をためらってしまう人もいます。

徐々に環境は改善されてきてはいますが、実際に建設業界では若者離れが起こっていたり、離職率が高かったりします。

しかし、ゼネコンの仕事内容を把握する前に、イメージだけで激務であると決めつけてしまっては就職や転職の選択肢を狭めてしまうことになります。

そのため、ゼネコンへの就職や転職を検討している人は、まずゼネコンのことを詳しく知るようにしましょう。

そもそもゼネコンとは?

建設業界でよく耳にするゼネコンですが、そのゼネコンはゼネラル・コントラクター(general contractor)の略で、総合建設業者のことを指します。

総合建設業者であるゼネコンは工事の全てを請負契約で行います。
そして、引き受けた仕事を契約上で交わした期日までに仕上げて、出来上がった建築物や構造物などを引き渡します。

ただし、ゼネコンは工事の全てを請け負いますが、その作業を全て自社で行うわけではありません。
ゼネコンの主な役割としては、元請業者として土木、建築関係の会社を管理して工事のコントロールを行います。

そのため、ゼネコンは建築をする際に関わる多くの会社をまとめるリーダー的な存在となります。

代表的な大手ゼネコン企業

ゼネコンは総合建設業者であり、工事の全てを請負契約で行います。
そのため、基本的にゼネコンの仕事ではマンションやビルなどの大きな建物に関わるものが多いです。

また、そのゼネコンの中でも売上高が1兆円を超えるゼネコンはスーパーゼネコンと呼ばれ、超高層タワーマンションや複合ビル、ダムや発電所、公共事業など、さらに大きな建物や構造物などに関わる仕事をします。

スーパーゼネコンには、株式会社大林組や鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社竹中工務店などがあります。

ゼネコンが激務と言われる理由5選

ゼネコンへの就職や転職を志望する人がいます。
しかし、ゼネコンに対してもともと激務というイメージを持っている人が多く、ゼネコンについて企業研究や業界研究などを行うと激務という情報があがってきます。

ゼネコンが激務と言われる理由はいくつかあります。
その理由が全てのゼネコンに当てはまるわけではありませんが、ゼネコンへの就職や転職を志望する場合には、事前にこれらの理由は把握しておく必要があります。

もしこれらの理由を把握してしないと、思っていたような仕事ではなかったと、ミスマッチを起こしてしまう可能性があります。

ゼネコンが激務と言われる理由1:短納期へのプレッシャー

ゼネコンが激務となってしまう理由の1つとして、仕事の納期があります。
ゼネコンはダムや橋、ビルやマンションなどの大きな建物に関わる仕事をするため、納期までの期間が何ヶ月や何年と設定されます。

納期までに何ヶ月や何年と期間があれば、素人からするといつまでも工事をしている、納期までには十分な期間があると思ってしまいますが、実際には時間がなく、ゼネコンからすると短納期ということが多いです。

短納期で多くの仕事をする必要があるので、どうしても作業を短い期間に詰め込まなければならず、激務となってしまいます。

納期は契約時に交渉によって決めますが、バブル崩壊以降はゼネコンよりも顧客の立場の方が強くなってきていることから、納期も短くされてしまいがちになっています。

さらに、納期までに仕事が間に合わなければ、契約違反で罰金が発生するので、短期間で仕事を詰め込まざるをえない状況になっています。

ゼネコンが激務と言われる理由2:転勤が多い

ゼネコンの仕事では1つの現場が終わると、次の現場に移動をすることになります。
その現場は常に近場とは限らず、引っ越しが必要な場合も多くあります。
場合によっては次の現場が海外という可能性もあります。

また、ゼネコンでは大きな建物に関わる仕事をするため、1つの仕事を終えるまでに数年かかるということもあります。
そのため、数年ほどして住み慣れてきたという頃に、また転勤によって引っ越しということを繰り返すことになります。

転勤が多く、1つの土地に長く留まることができないことから、仕事による体力面だけでなく、精神的に疲れてしまうという人もいます。

ゼネコンが激務と言われる理由3:長時間労働

ゼネコンは短納期で仕事を行わなければならないため、どうしても作業を詰め込む必要があります。よって、ゼネコンの仕事は長時間労働になりやすいでしょう。

また、施工のスケジュールに遅れが出てきて、納期に間に合わないという状況になってくると、休日出勤も多くなってきます。

多くの人を導入して作業効率を上げようとしても、建設業界自体が慢性的な人手不足に陥っているため、改善が難しいことが現状です。

ゼネコンが激務と言われる理由4:業界内の競争

日本ではすでに一通りのインフラ整備が完了しています。
そのため、新しい建物を建てるという必要性や需要が減ってきています。
新しい建物を建てる必要がないということは、それだけゼネコンの仕事が減るということでもあります。

しかし、仕事は減っても、ゼネコンの数は減らないので、わずかな仕事をいくつかのゼネコンで奪い合うような状況が発生します。

ゼネコンが仕事を獲得するためには、他社よりも低価格で短納期などのより良い条件を出す必要があります。
ゼネコン同士で良い条件を出し合って競争をすることで、予算や納期が厳しくなってしまい、現場での仕事が激務となってしまいます。

ゼネコンが激務と言われる理由5:職場の人間関係

建設業界では若者離れが進んでいるので、業界内では高齢化が進んでいます。
また、職人の中にはこだわりが強い人や気難しい人が多いこともあります。

そのため、せっかく若い世代が入ってきても、何も教えてもらえなかったり、怒鳴られたりすることで、人間関係に苦しさを感じて離職してしまうこともあります。

また、ゼネコンでは多くの会社と関わりながら仕事をするため、その複雑な人間関係に悩んでしまうこともあります。

時代と共に、このような人間関係に関するトラブルは改善されてきていますが、ゼネコンは人間関係に悩みやすい職場ではあります。

本当にゼネコンは激務なのか?

本当にゼネコンは激務なのか?

ゼネコンには激務というイメージがよく持たれます。また、ゼネコンについて企業研究や業界研究を行ってもそのような情報があがってきます。
しかし、当然ながら企業によって労働環境は異なるので、ゼネコンの全てが激務というわけではありません。

また、建設業界では状況や環境の改善に取り組まれているため、ゼネコンでも徐々に激務となっている部分が改善されてきています。

そのため、イメージだけでゼネコンは激務と思い込まないようにして、本当にゼネコンは激務であるかどうかを冷静に判断してみましょう。

職種や個人によって異なる

ゼネコンは大きな建物に関する仕事もあるので、激務となることは当然のことでもあります。
また、多くの人が関わり、納期も数ヶ月や数年あるので、そのうちにトラブルがあって大変になることもあります。

しかし、これらのことはゼネコンの仕事に関わらず起こりうることであり、人によって仕事にやりがいを感じることも、体調が悪くて仕事が辛いと感じることもあります。
そのため、仕事に対して激務と感じるかどうかは個人次第という部分が多いでしょう。

また、建設業界の仕事であれば必ず激務というわけではなく、経理や人事などの間接部門になる職種であれば、技術系の職種や現場監督ほどは激務になりません。

建設業界全体のイメージに引きずられている

建設業界に対して、きつい、汚い、危険のいわゆる3Kのイメージを強く持つ人は多くいます。
しかし、建設業界ではこれらのイメージを改善するためにいろいろな取り組みが行われていて、そのイメージは徐々に改善されてきています。

また、激務といっても、常に忙しいというわけではなく、忙しさは個人や職種によって異なります。

そのため、建設業界全体のイメージに引きずられないようにして、企業ごとの環境や自分の仕事に対する考え方などで判断するようにしましょう。

ゼネコンで働くやりがいとは?

ゼネコンは激務というイメージが強いですが、実際に激務と感じるかどうかは個人によって異なります。

また、実際にゼネコンで働いてみて激務と感じることがあっても、その仕事にやりがいを感じることができればその仕事は続けていくことができます。

ゼネコンの仕事では大きな建物に関わったり、人の生活に重要な物に関わったりすることも多くあるので、やりがいを感じられる場面も多くあります。

仕事が大きな社会貢献につながる

ゼネコンは、住宅やマンションといった居住空間以外にも、道路や水道といったインフラ、病院や学校といった公共施設、大きなショッピングモールなど、普段人々が生活する上でなくてはならない社会基盤をつくる仕事をしています。

また、2020年のオリンピック、パラリンピックに向けた設備工事や、先の大震災などの復興作業といったさまざまな工事も行います。

つまり、ゼネコンが手掛ける仕事は、こうした「街づくり」を通して、たくさんの人々の暮らしを支えているということになります。
このように自分が手掛けた仕事が大きな社会貢献につながるのも、ゼネコンの大きな魅力といえるでしょう。

圧倒的な規模のプロジェクトに携われる

ゼネコンは、1つのプロジェクトを完遂するために、実にたくさんの人々と協力し、仕事を行います。
そのため、現場で働く労働者や職人、また施工者や業者といったすべての人を含めると、多いときでは数千人クラスの大規模なプロジェクトになることも少なくありません。

ゼネコンは、そういった多くの人々と積極的にコミュニケーションを取り、現場の作業を円滑に進めていくための調整をします。
よって、肉体的にも精神的にもハードな仕事ですが、それだけに工事が完成したときの高い達成感は、何物にもかえられないでしょう。

自分1人では絶対にできない圧倒的な規模のプロジェクトをマネジメントし、ミッションを達成できる経験や喜びは、他の職種では中々味わえないことだと言えます。

自分の仕事が未来を創る

ゼネコンの仕事は、文字通りさまざまな建設物を世に生み出していくことです。
さらに、ゼネコンのつくる建設物は、その土地の特性に合わせた一品生産となるため、世界に1つしかない建設物となります。

また、自分が携わった建設物は、ずっと後世に残っていくことにもなります。
誰もが知っているような象徴的な建物の建築に携われるというのは、誇らしさすら感じるものです。

このように、自分の仕事がいつまでもカタチとして残ることは、人々の未来を創ることだといっても過言ではないでしょう。

激務と言われるゼネコンでもやりがいに溢れている

ゼネコンの仕事は激務と言われることがありますが、ゼネコンの仕事にかかわらず、どのような仕事であっても辛いことや忙しいことはあります。

また、ゼネコンの仕事では大きな建物や人の生活に関わるような仕事をするので、多くの魅力もあります。
加えて、ゼネコンの仕事を通して、スキルを身につけたり人脈を増やしたり、経験を積み重ねることから、人間として大きく成長することもできるでしょう。

そのため、ゼネコンの仕事は激務であっても、その激務の中にはやりがいが溢れていると言えます。


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