【建設業】職長に必要なスキルは何か?
施工管理をする人間として、職長への昇進は嬉しいことです。でも、職長になったら具体的にどんなことを期待されて、どんなスキルが必要なのでしょうか。
ここでは、職長(現場監督)に期待されることや欲しいスキルをご紹介します。
この記事でわかること »
職長ってどんなことを期待されるの?
職長の仕事は、現場の安全や作業手順を管理し、納品まで問題をおこさないようにすることです。これは、知識的な問題でもあり、それまでの経験や研修などで身につけることになるでしょう。
でも、職長に求められることはそれだけではありません。
好奇心と理解力
好奇心旺盛で理解力がある職長が求められます。職長には業界内外のことに常にアンテナを張り、新しい情報や技術を取り入れる好奇心と理解力が必要です。
職長に好奇心や理解力に乏しいと、その現場は市場から取り残されてしまうことになり兼ねません。
上司や部下、取引先との信頼関係を築くこと
職長が周りの人から厚い信頼を得ている現場は、出来上がるものの質も良くなります。現場をまとめる人間は、素晴らしい技術や能力を持っていることよりもむしろ、信頼できる人であるかが重要です。
上司や取引先との良好な関係はもちろん、リーダーシップを発揮し部下からの信頼を集められる職長を目指したいものです。
職長に必要なスキルとは?
問題解決能力
職長にとって必要なスキルの第一は、理論的に問題を解決する能力です。そのために、常に現場に満足せず、より効率よく、より安全に作業する方法を模索し続ける必要があります。
そして、実際に問題が発生した場合は、スケジュールや人材の配置を的確に行うことができる問題解決スキルが必要です。
マネジメント能力
職長に必要なスキルの二つ目は、マネジメント能力。これは信頼関係を築くことにも直結します。
人をよく観察し、年齢や能力もさまざまな職人さんたちの個々の状況をしっかり把握することが大切です。現場に集まる人たちは、時に職人気質でマネジメントすることが難しいと感じることがあるかもしれません。
しかし現場の人々の能力や個性を知ることが、現場全体の状況を把握する近道になります。
職長は現場に無くてはならない存在
職長は、現場に無くてはならない存在です。どんなに能力のある職人さんが集まっていても、それをまとめる人が居ないと現場は回りません。
現場をまとめることは時に難しいですが、他の仕事には無いやりがいを感じられる仕事です。今の新鮮な気持ちを大事にして、日々の現場へ取り組まれてください。
編集部
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