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公開日時 2018.09.10
最終更新日時 2022.04.06

【海外勤務・出張②】現場監督のお仕事~タイの場合~

タイは欧米に比べ日本から距離が近いため海外旅行先や移住先として人気が高まっています。
「微笑みの国」と言われ、対日感情も比較的よく温厚な人情のイメージを持たれている方も多いでしょう。
また食事面でも日本の食品や飲食店が多く、医療面でも日本の医療技術が導入されるなど、よく日本人でも暮らしやすいイメージで報道されます。
今回は、現場監督がタイへ出張や勤務する時に気をつけるべきことについて紹介します。

アジアへの企業進出

発展途上国でもあるアジアは日本からも近く、アジアに進出する企業は多いです。また、日本人が出張や在住をするケースは増えています。
その中でもタイでは、近代的なショッピングモールや高層ビル・マンションなどの建設が行われ、建設分野でも日本の技術は大いに活用されています。

外国での事業には様々な規制もあるため、JETRO(日本貿易振興機構)によりタイでの建設や工事の条件、また許可など、様々な項目について2014年に調査報告がされています。
タイ渡航前にはパスポート取得に加えて、ビザの申請や就労許可の取得が必要です。
通常現地法人への出向か、現地支店への在籍という形態での取得が行われています。

日本と異なる生活

タイが日本人の住みやすい国とされても、仕事をしながら現地の生活に慣れるには個人差もあるでしょう。
まずはタイの状況や治安について、渡航前に十分に把握しておくことが必要です。

タイは敬虔な仏教国なので、軽はずみな態度や露出の多い服装、サンダル履きなどで寺院へ行くことは避けましょう。
また国民は、王室への畏敬の念も深いです。例えば作業員との会話の中で王室についての会話があった際には、侮辱的な言動などを慎むよう注意します。

スリや詐欺の類の犯罪は頻繁に起きているようですが、現地の日本人が犯罪に絡んでいるケースも多いので、日本人相手に対してもすぐに気を許さないことが必要となるでしょう。
またタイ国境付近では、他国や民族間の紛争も起こっているという情報もあるので、事前に外務省サイトなどで把握しておきましょう。
環境衛生面は、整備されている日本に比べ、タイはまだ途上の状況です。
建設現場は屋外での作業も多いので、水分の摂取方法に気をつけたり、病気を持っている可能性がある野犬や蚊、食中毒などに注意しましょう。

文化の違い

現場監督としての海外勤務で欠かせないのが、現地の担当者や作業員とのコミュニケーションです。
一緒に仕事をしていくのに、文化の違いから意思疎通がうまくいかないことも考えられます。
その国の状況や文化に関する知識を学び、理解しながら上手に付き合っていくことが大切です。

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