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施工管理が激務だと言われる理由とは|働くことの魅力も知っておこう

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公開日時 2022.09.29 最終更新日時 2022.09.29

こちらの記事では、施工管理が激務だと言われる理由についてご紹介いたします。

 


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施工管理の仕事内容とは

施工管理は建設工事に伴い管理業務を中心に工事の指揮・監督を行います。管理業務は以下のようなものが挙げられます。

・安全管理
・品質管理
・工程管理
・原価管理

これらは4大管理と呼ばれる施工管理の業務の一つです。決められた工期の中で、安全に施工を行い、一定の品質を満たし工事を完了させ利益を出すことが求められます。

他にも各種工事に関わる申請対応や、必要書類の作成、工事に伴う近隣住民への対応等、業務の内容は多岐にわたります。これらの業務は、どれも工事を進めていくのに必要不可欠なものであり、とても重要な役割を持っています。

施工管理が激務だと言われる理由9つ

一般に、施工管理の仕事は激務だと言われています。施工管理の仕事は朝早くから現場に行き、日が落ちて暗くなっても書類などの作成に追われるなど、業務量が多いのが実態です。

現場ごとの一品生産のため、予期せぬトラブルもや天候にも左右されます。慢性的な人手不足から個人の負担が大きくなることも多いです。また、様々な業種の多くの職人をはじめ、発注者、設計・監理者、近隣住民に至るまで非常に多くの人間に対応しなければなりません。

ここでは、施工管理が激務だと言われる理由を9つ紹介していきますので、参考にしてください。

1:繁忙期に余裕がなくなる

建設工事において、竣工前の期間や各検査、各工事における繁忙期があります。多数の施工業者が現場内で施工を行い、現場管理の比重が通常時よりも大きくなります。

そのような現場全体が逼迫した状態の中で、日々の業務や検査に伴う準備などが重なると業務量が増え、激務といわれるような状態になるのではないでしょうか。更に施工に伴って何かしらの問題が発生すると、その対処等に時間が取られ、より余裕のない状態となってしまう場合もあります。

2:トラブルで工期が遅れることがある

施工管理が激務だと言われる理由には、トラブルで工期が遅れることがあることが関係しています。建設工事は施工が始まると、何らかの問題が発生することで工期に遅れが出てしまうことがよく起きます。

はじめは余裕をもって工期を設定していても、繁忙期などで現場が忙しく、人も足りない時期にトラブルが起きると、工期に遅れがでてしまいます。

例えば、秋口など台風などの悪天候により工事が止まってしまうと、工程に狂いが生じて工事全体の進捗に影響を及ぼしてしまいます。

このような外的要因だけでなく、施工上の問題が生じることもあり、工期の遅れが出てしまいます。工期の遅れは施工管理の仕事の増加を引き起こし、激務になってしまうことになります。

3:離職率が高めである

施工管理が激務だと言われる理由は、離職率が高めであることから分かります。建設業界における施工管理はとても厳しく、拘束時間も長く自由な時間が持てません。しかも、工事現場ではミスは許されず、責任が重い職業です。

その重責から常に仕事から離れられずに、仕事に引きずられてしまい体力面も精神面も追い詰められてしまい離職につながる方が多くなります。この原因として、建設業には36協定がないことがあります。

36協定とは、時間外や休日労働に関する協定のことで、労働基準法第36条による労使間の協定のため36協定と言われます。通常36協定では法定労働時間に加え、1週間の上限40時間を規制し休日出勤の制限を労使間で定めます。

この36協定が建設業界にはないため、どこまでも残業や休日出勤が行われてしまうことになり離職につながる原因になっています。

出典:労働基準法第36条(時間外・休日労働協定)について|厚生労働省

4:人間関係がストレスになる

施工管理が激務だと言われる理由には、人間関係がストレスになることがあります。建築業界の施工管理者は、とび職や左官などの職人以外に、大工や石加工業者ほか様々な職種の職人を束ねていかなくてはなりません。

その職人たちはそれぞれの持ち分があり、その仕事に沿った指示を出していかなければならず、しかも職人たちは性格がそれぞれ違い同じ指示ではうまく動かないことも多くなっています。

このような、人間関係が施工管理にあたってのストレスとなってしまい、それが激務と感じられてしまいます。

5:労働時間が長い

施工管理が激務だと言われる理由に、労働時間が長い傾向があることがあります。一つには工期を守る必要があり、そのために仕事が増えてしまい残業をせざるを得なくなって長時間拘束されることになります。

仕事が増える原因にはほかにも、工事現場特有の理由があります。様々なことが起き、その対処はすぐに行う必要があるので職場から帰るのが遅くなってしまいます。その結果、ますます残業が増えてしまいます。

しかも、突発的に起きる問題の対応で休日にも出勤する場合があり、ますます労働時間が増えてしまいます。さらに日常的に施工管理には作成する書類も多く業務にかかる時間も他の職種に比べて多くなってきます。

6:出張や転勤が多い

施工管理が激務だと言われる理由には、出張や転勤が多いことがあります。施工管理業務は建築現場のどこでも必要なので、場合によると現場から現場へ国内のどこでも行くことになってしまいます。

建設工事は工期を守ることが絶対なので、その現場の工事が終了したら、次の現場に行くことになります。しかも、次の現場がどこになるかもわからずストレスになってしまいます。

また、建設現場では様々な届け出書類の提出が必要になり、出張もせざるを得なくなってしまいます。

7:体力的に辛い

施工管理が激務だと言われる理由には、体力的に辛いことがあります。残業が多く日曜出勤も多いのが施工管理の特徴ですが、その結果疲労もたまり、睡眠時間が削られることから睡眠不足にもなり、疲労からの回復もできません、

そのうえ建設現場は環境も悪く、夏は猛暑になり、冬は寒さが厳しくなりますし、さらに粉じんも多く健康的な職場とは言えません。このように身体的なストレスがかなりかかってくるのが激務と言われる理由となります。

しかもそのストレスなどを回復させてくれる休みも取れないことが、激務の疲労を積み重ね体力的にも追い込まれてしまいます。

8:入社後にも勉強が必要である

施工管理が激務だと言われる理由には、入社後にも勉強が必要であることがあります。施工管理技士の資格を持っていても、施工管理をしているとさらに資格が必要になってきます。資格に加えて新しい知識も必要とされてきます。

しかも、現場ごとに建築に必要な工法や資材についても知らなければならなくなります。しかしこの調べなども残業などの業務の多忙の中で補わねばならず、時間外になるので自分で本やネットで学習しなければならず、勉強さえ激務につながってしまいます。

9:顧客・取引先との調整作業が大変

施工管理が激務だと言われる理由には、顧客(発注者)や取引先との調整作業が大変なことが挙げられます。

建設現場は様々な職種の取引先が関わり、それぞれの進捗状況がお互いに影響してきます。各取引先のスケジュール調整は、施工管理の大事な仕事です。天候やトラブルなど、不確定要素の影響も受けますので調整作業は大変です。

また顧客側からの厳しい要求で、取引先の職人には無理なお願いをせざるを得ない場面もあれば、逆に予期せぬ事態で予算や工期などについて顧客側に相談しなければならないこともあります。

激務な施工管理で働くリスク

激務な施工管理で働くリスク

ここまで施工管理が激務だと言われる理由を説明してきました。この仕事をしていくにあたり、次のようなリスクがあることを知っておくといいでしょう。

自分の家庭内への悪影響と、自分の心身への悪影響の可能性があることです。ここでは、このリスクについて解説します。

近年では、このような労働環境を改善するため、ノー残業DAYを実施したり、週休2日を確保するなど、対策に取り組む会社も増えてきています。

家族内への影響

施工管理の仕事は残業が多く、休日も多くはありません。工期の遅れやトラブルがあれば、休日出勤もあります。

長時間労働で仕事中心の生活になるため、家族との時間がなかなか取れなくなってしまいまい、出張や単身赴任が続く場合もあります。その結果、夫婦間の会話が減り、だんだんと距離ができてしまう可能性があります。

そのため家族内への影響は深刻で、長時間労働に対する家族の理解も欠かせないでしょう。

心身への影響

施工管理の激務により、心身に影響が出る人もいます。ストレスや睡眠不足などから、体をこわしたり、うつ病になるケースは少なくありません。

また、最悪な事態として過労死の問題もあります。残された家族にとっても深刻な問題です。

厚生労働省の報告によれば、労災支給決定(認定)された全ての精神障害事案について分析した結果、精神障害の発症に関与したと考えられる業務によるストレス要因としては「長時間労働」が最も多いとなっています。

こうした状況を踏まえ、過労死等の防止のために国も対策に乗り出しているため、今後の動きに注目しておくといいでしょう。

出典:平成30年度我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況|厚生労働省

施工管理の魅力とは?

激務が多い施工管理ですが、しかしメリットもあります。施工管理は比較的給料が高いうえ、需要がある職務でもあります。しかし想像以上に激務なために離職率は高くなっています。

施工管理は激務ですが、AIでは代替できない大切な仕事として、将来も残る職であることは、メリットになります。もちろん待遇面さえ改善されれば辞める方が減ることが期待されます。

施工管理の職にあると、有名な建築物やその地域を象徴するランドマークとなる施設にかかわれることになり、地図にも載るような施設を担当することができます。

建設物は、長期にわたり使用されていくものですから、自分が苦労して完成させた施設が存続して、多くの方に利用され続けることの満足感を得られることになります。これらが施工管理の職の魅力と言えます。

施工管理者に向いている人はどんな人?

施工管理者に向いている人もいます。施工管理の職に向いているのは、危機管理能力や順応力、そして判断力に優れた方です。

それは、常に現場全体を把握して工期を守りながら品質を下げないこと、そして重大な事故を防ぎながら様々なトラブルに対応できることが施工管理に求められるためです。

そのためにも、集中力を持続していて、計画性に物事を進められる方が向いています。さらに、注意力を持ち、慎重さがある方が資質があるといえます。

また、コミュニケーション能力は不可欠で、現場での職人や技術者、そしてほかの業者との間をうまく橋渡しすることも求められます。

激務と言われる施工管理の仕事でも良い部分はある

激務と言われる施工管理の仕事でも良い部分はもちろんあります。激務である施工管理の職は、大変な仕事である分、見返りも大きくなっていて、魅力的な施設の建設にかかわった満足感以外に金銭面でもリターンは多い仕事です。

施工管理者として成長できた方は、仕事の評価が高く報酬面でも優遇されていきますし、次々に仕事が得られ、辞めさせられることもありません。このような点が施工管理の仕事の良い点になります。

 


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