プラント設計技術者になるために学歴や訓練期間は必要?就業までの道すじを紹介
プラント設計技術者とはプラントの基本設計や詳細設計などを行います。
プラント設計技術者になるためにはどうすればいいのでしょうか。
本記事では、施工管理技士も知っておきたいプラント設計技術者になるための流れなどを紹介します。
この記事でわかること »
就業までの道すじ
プラント設計技術者となるのは、一般的に大学の理工学系を卒業した人が多いです。
また修士課程修了者も多く就業しています。
高校や高専、大学・大学院を卒業後は、プラントエンジニアリング会社や建設会社などに入社します。
入社後は、仕事をしながら指導・育成されることが多いです。
そして2~3年後、専門分野が理解できるようになったころに、他部門へ異動します。
この異動によって専門分野の周辺技術を身に付けて、知識や技術の幅を広げていきます。
7年程経過したころに、担当分野の設計技術者や指導者的な立場を行う場合もあります。
※出典: 厚生労働省「プラント設計技術者」
資格を取得する人も多い
プラント設計にはさまざまな技術や知識を求められるので、入職後に以下のような資格を取得する人も多いとされています。
- 技術士
- 一級建築士
- エネルギー管理士
- 高圧ガス製造保安責任者
- ガス主任技術者
- 公害防止管理者
- 電気主任技術者 など
分野ごとに他の担当者と協力して設計を進めるため、コミュニケーション能力も必要とされます。
設計にはCADシステムが使われることも多いので、これらの専門技術を取得する方も多いです。
また、将来的に海外での仕事を考えているなら英語力も必要とされています。
最終学歴として最も多いのは「大卒」
プラント設計技術者になる方の最終学歴として一番多いのは大卒です。
次いで博士課程卒、高専卒、高卒と続きます。
※出典: 厚生労働省「プラント設計技術者」
「入職前の訓練期間」や「入職前の実務経験」は絶対必要ではない
入職後の訓練期間は、2~5年程度必要なことが多い傾向にあります。
ただし特に必要とないも8.6%となっており、必須ではないことが分かりました。
また入職前の実務経験は「6ヶ月超~1年以下」が12.1%と高い傾向にありますが、一番高いのは「特に必要ない」が34.5%と最多となっています。
このことから入職前の実務経験も必須でないことが分かりました。
※出典: 厚生労働省「プラント設計技術者」
プラント設計に関わる仕事をするまでの道すじを知っておこう
プラント設計技術者になるには、プラント建設専門の会社に入り、経験を積むことが大切です。
近年では男性だけでなく、女性の採用も積極的に行われています。
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編集部
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