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建設コンサルタント
公開日時 2020.10.27
最終更新日時 2022.04.05

建設コンサルタントの役割とは。活躍する場面などを紹介

建設コンサルタントとは、事業者を支援したり、第三者の立場で設計審査や施工監理などを行ったりする仕事のことを指します。

本記事では、施工管理技士も知っておきたい「建設コンサルタントの役割」などについて紹介します。

建設コンサルタントの役割とは

建設コンサルタントとは、以下のように定義されてます。

「建設コンサルタントは、社会資本整備のなかで、これまで主として調査・計画・設計等の業務において事業者の事業執行を支援し、パートナーとしてその役割を担ってきました。しかし、近年、社会資本整備を取り巻く状況が大きく変化してきており、事業執行にあたっては、事業者が国民とのコミュニケーションや国民への説明責任を十分に果たすことが求められています。このため、建設コンサルタントは事業者を支援する従来の役割に加えて、近い将来、社会的合意形成や事業執行のマネジメントを事業者に代わって担当する役割や第三者の立場で設計審査や施工監理を実施する役割を担うことが必要になっています。」

出典:一般社団法人建設コンサルタント協会「建設コンサルタントの役割

このように建設コンサルタントは責任のある立場で、事業に関わっていく職業といえます。
関わる分野も「河川・海岸・空港・道路・鉄道・下水道・造園・トンネル」などと多岐にわたります。

また仕事の流れは基本的に以下となります。

  1. 受注・契約
  2. 基本事項検討
  3. 設計・解析・分析・計画立案・図面作成
  4. 報告書作成
  5. 納 品

「基本事項検討」と「設計・解析・分析・計画立案・図面作成」の後にそれぞれ打ち合わせが入ってくるイメージです。

建設コンサルタントはどのように活躍できるか

建設コンサルタントはさまざまな場面で活躍しています。
技術や知識、人材など自身が蓄積した経験を活かして、多角的な面から業務を行っています。
具体的には以下のような業務で活躍できるとされています。

  • 国土・地域・都市整備事業の政策立案、構想・計画段階での実行可能性調査(フィージビリティ・スタディ)、事業評価や社会的合意形成等のプロジェクト形成業務
  • 「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(以下、品確法と称す)の施行に伴う「発注関係支援事務」業務
  • 維持管理段階での施設の点検および補修、改築計画立案、補修設計および公共施設の運用・利活用計画等の業務
  • その他、防災等のリスクマネジメントや公共施設の資産管理(アセットマネジメント)、また、事業者が必要とする土木技術の専門アドバイザーや教育・研修業務、今後進展が期待されるPFIでのアドバイザリーおよびモニタリング業務

出典:一般社団法人建設コンサルタント協会「建設コンサルタントの活用(多様な分野)

このようなさまざまな分野で業務を遂行することによって、社会資本整備の推進に貢献できます。

また、活躍をしていくなかでキャリアアップを並行して叶えていくことを考えておきましょう。
以下はキャリアアップのイメージモデルです。

  • 【20代】仕事の役割「担当者」、取得したい資格「JABEE認定者」「技術士補」
  • 【30代】仕事の役割「主担当技術者」、取得したい資格「技術士」
  • 【40代】仕事の役割「管理技術者」、取得したい資格「RCCM」

技術士は国家資格、RCCMは協会認定資格です。
管理技術者となるにはどちらかの資格取得が必須条件といえます。
キャリアアップをしていくなかで通る道となりますので、チェックしておきましょう。

社会資本整備を担う仕事

建設コンサルタントは、第二次世界大戦後に誕生したとされています。
公共事業などの企画・調査・計画・設計などの段階において、さまざまな技術サービスを提供しています。

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