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公開日時 2018.08.30
最終更新日時 2022.04.06

リフォーム工事で玄関を取り付ける際に気を付けたいこと

どんな工事にもミスは厳禁ですが、この記事では玄関のリフォーム工事におけるミスや注意点にフォーカスしていきます。
リフォーム工事で玄関ドアを取り付ける場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
また、どのようなミスが起こりやすいのでしょうか?
現場監督としてリフォーム工事を行う人はもちろん、建設業界に入ってまだ日が浅い人、興味がある人もぜひお読みください。

施工された箇所に傷をつけてしまう

玄関ドアのリフォームにおいて起きやすいミスが「施工箇所に傷をつけてしまう」ことです。
玄関ドアを運び込むときや取り付ける作業をしているときなどに、玄関ドアを外壁に接触させて傷をつけてしまうケースが非常に多いです。
外壁だけでなく、玄関タイルに傷をつけてしまう例も散見されます。
これを防ぐには、まず養生を徹底させてください。
外壁が傷つかないように壁に沿ってカバーをかけるほか、運び入れる玄関ドア自体にもカバーをかけておきましょう。
外壁だけを保護していても、玄関ドアに傷がついては意味がありません。
また、作業のために作業員が立ち入る部分の床にある玄関タイルなどにも養生をしておきましょう。
作業員が金属製の工具を落としたときにタイルが傷つくかもしれないからです。
もちろん、現場監督として作業員に「外壁などに傷をつけないよう気をつけるように」という指示することも必要です。

取付施工時のミス

玄関の取り付けは玄関ドアそのものを取り付けるだけではありません。
玄関の枠の取り付けも同時にすることになります。
このときよくある依頼が、高齢化の影響もあって「玄関の段差をなくして欲しい」というものです。
つまりそれまでの段差を削るか、スロープをつけてから枠組みを取り付ける作業が発生します。
この作業時に、例えば段差を削りすぎてから枠組みを付けてしまうと、削りすぎた部分に水やホコリが溜まるなどして衛生的な問題が発生するかもしれませんし、隙間風が入ってしまうかもしれません。
また、削りすぎた部分の枠組みにかかる荷重のバランスが崩れるなどして、将来的に枠組みが歪んでくることもあります。
この問題については施工に慣れた職人などに依頼して、丁寧な仕事をしてもらえば解決します。
また、職人任せにしないで自分の目で施工を確認することも大切です。

指示や確認は正確に

リフォーム時の玄関ドアの取り付けを簡単な作業だと軽く考えてしまうと、思わぬミスでクレームが入ってしまうかもしれません。
しかし作業の注意点を守れば防げるものが大半ですので、現場監督としてしっかりと指示を行いましょう。

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