施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

鉄骨工場のグレードとは。各グレードをまとめて紹介します!

学ぶ
公開日時 2022.08.10 最終更新日時 2024.01.26

鉄骨製作工場認定制度により、鉄骨工場は5つのグレードに分けられています。

国土交通省指定性能評価機関である日本鉄骨評価センターが、品質管理体制、製造設備と検査設備の管理体制、製作実績や品質管理状況などの審査を行い、高いグレードの順からS、H、M、R、Jに区分して認定しています。

今回は、鉄骨工場のランクでもある各グレードについて、建築規模の制限のあるJ、Rグレード、制限のないM、H、Sグレードに分けてご紹介します。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

建築規模の制限あり

Jグレード

製作可能な鉄骨溶接構造は、3階建て以下、延べ床面積500㎡以内、高さ13m以下、軒高15m以下のものに限られます。

使用鋼材は、400N級炭素鋼(ただし、通しダイアフラムは490Nも可)、板の厚みは16mm以下のものとなります。

開先加工を施さない通しダイアフラム、ベースプレート、ノンダイアフラム形式柱梁結合部パネルの場合は、鋼材の種類と溶接方法によって最大板厚は22~75mmまで可能となります。

Rグレード

製作可能な鉄骨溶接構造は、5階建て以下、延べ床面積3,000㎡以内、高さ20m以下のものに限られます。

使用鋼材は、400N及び490N級炭素鋼、板の厚みは25㎜以下のものとなります。

開先加工を施さない通しダイアフラム、ベースプレート、ノンダイアフラム形式柱梁結合部パネルの場合は、鋼材の種類と溶接方法によって最大板厚は22~75mmまで可能となります。

建築規模の制限なし

Mグレード

使用鋼材は、400N及び490N級炭素鋼、板の厚みは40mm以下のものとなります。

開先加工を施さない通しダイアフラム、ベースプレート、ノンダイアフラム形式柱梁結合部パネルの場合の最大板厚は、40mmを超えることができます。

Hグレード

使用鋼材は、400N、490N、520N級炭素鋼、板の厚みは60mm以下のものとなります。

開先加工を施さない通しダイアフラム、ベースプレート、ノンダイアフラム形式柱梁結合部パネルの場合の最大板厚は、60mmを超えることができます。

Sグレード

使用する鋼材、板厚に制限はありません。
全てに対応ができる鉄骨製作体制が整えられている最上級のグレードです。

Sグレード認定工場は全国に十数か所

鉄骨工場は、取得したグレードによって対応できる構造物の規模が変わってきます。

Jグレードは3階までの低層ビル、Rグレードは5階建てまでの中層ビル、Mグレード以上は規模の制限はなく高層ビルの建築が可能です。

Sグレードは、どんな大きさの建築物でもどんな種類の鋼材にも対応できる鉄骨工場となりますが、Sグレードを取得した工場は全国でも十数か所しかなく、高度な技術と製作設備を備えた工場であると言えます。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

関連記事:
【工具の材質】堅くて丈夫!クロムモリブデン鋼の特徴とは
知っておきたい!断熱材の種類と特徴、施工の注意点
日本の木材は超高級品!?木材の動向をまとめました!


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら