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【工具のお手入れ】ペンチ・ニッパー編

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公開日時 2023.03.09 最終更新日時 2023.03.09

普段使っている工具も、使い続けていると汚れてきたり、使い勝手が悪くなってきます。
工具の性能を長持ちさせるためにも、常に気持ちよく工具を使うためにも定期的なお手入れは大切です。
今回は、ペンチやニッパーのお手入れ方法をご紹介します。


 

定期的なお手入れ方法

定期的なお手入れ方法

ペンチやニッパーは、使い終わったら汚れが付いていないか、水分が残っていないかを確認し、乾燥させたきれいな状態で保管することが基本です。
濡れたまましまってしまうとそこから錆が発生し、汚れを放置したままにしておくと汚れがこびりついて落ちにくくなってしまいます。
また、使い続けているうちに接合部分の動きが悪くなり、スムーズな開閉がしにくくなります。
まずは使用済みの歯ブラシなどを使って、接合部分に溜まっている細かなゴミやほこりを取り払いましょう。
次に、潤滑油を接合部に塗り、ペンチやニッパーを繰り返し開閉して接合部分全体にオイルを馴染ませるようにします。
このとき、内側までしっかりオイルがいきわたるようにオイルはたっぷりと塗り、余分なオイルはウエスを用意してふき取るようにします。
時間があるときは、平たい容器にオイルを入れてペンチやニッパーの刃と接合部分を1日程度つけ置くと、よりスムーズに開閉することができるようになります。
この際、オイルに漬けるのは金属部分だけにします。
持ち手のゴムの部分もつけてしまうとゴムが溶けてしまう可能性があるので、注意が必要です。

錆落とし

ペンチは、錆びにくいようにクロムメッキがなされているものがほとんどです。
そのため、それほどお手入れに気を付けなければならない工具ではありませんが、やはり濡れたままにしておくと金属部分が錆びてしまうことがあります。
一方、ニッパーはメッキをかけると刃の上にもメッキがのってしまい、刃先の切れ味を落としてしまう可能性があるため、ほとんどのニッパーにはメッキがなされていません。
メッキがなされていない分、ニッパーは錆びやすく、日頃のお手入れが大切になります。
ペンチやニッパーの錆落としには、スチールウールたわしやワイヤーブラシ、サンドペーパーなどを使ってこすり落とす方法が有効です。
また、食用の酢やクエン酸など酸性の液体に金属部分を漬け込むことでも酸化した鉄と酸が化学反応を起こし、簡単に錆を落とすことができます。
いずれも、錆を落とした後は、最後の仕上げとして錆び止め効果のあるオイルを塗り、錆を予防することが大切です。

錆びさせないための一手間が大切

ペンチやニッパーを長く、良い状態で使うためには常日頃から汚れや水分が付着したまま放置することのないよう、使い終えた後には必ず刃の部分をウエスなどでふき取ることが大切です。
錆は100%防げるものではありませんが、使い終えた後の処理を適切にすることで錆の発生を抑えることができます。
錆を予防する一手間が、錆落としの手間を軽減してくれるのです。


 

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