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建築系3DCADを導入するメリット4つ|おすすめのソフトもあわせて紹介

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公開日時 2023.03.07 最終更新日時 2024.01.24

こちらの記事では、建築系3DCADを導入するメリットについてご紹介いたします。

 


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そもそも3DCADとは?

CADとは、 Computer-Aided Designの略で、建築業界やメーカーなどで図面作成などに使用されているシステムです。3DCADとは、仮想空間に3Dモデルを作成できるCADのことを言います。

3DCADでは、仮想空間に三つの軸を用いて立体を構成するため、物体を視覚的に認識できるというメリットがあります。体積や質量などの幾何情報の算出や部品の干渉チェックなどができます。

2DCADとの違い

2DCADは、図面作成の用途に使用されているシステムで、三角法に基づき図面をx、y、zの視点から作成します。視点はそれぞれ正面図、平面図、側面図の3点からとなり、物体を三角法の図面から想像する必要があります。

また、図面管理は視点ごとに行うため、必要なファイル数が多くなるという特徴があります。対して、3DCADでは立体から2Dに切り出せるため、必要ファイル数やミスを削減できるメリットがあります。

建築系3DCADの種類3つ

続いて、これから導入してみようという方に建築系3DCADの種類をご紹介します。

建築系3DCADには、ハイエンドCAD、ミッドレンジCAD、ローエンドCADの3種類があります。以下にて、それぞれ説明しますので興味のある方は是非参考にしてみてください。

建築系3DCADの種類1:ハイエンドCAD

建築系3DCADの種類1つ目は、ハイエンドCADです。ハイエンドCADは高機能が備わっており、複雑な形状のモデリングやシミュレーションができます。大手企業で導入されていて、金額も高額となっています。

なお、ハイエンドCADは機能の種類が豊富で複雑な作業が必要になるため、独学での習得が難しいと言われています。

建築系3DCADの種類2:ミッドレンジCAD

建築系3DCADの種類2つ目は、ミッドレンジCADです。ミッドレンジCADは、ハイエンドCADには及びませんが多くの機能が備わっており、企業で広く導入されています。

ハイエンドCADに比べて簡単に使用でき、直感的な操作が可能です。価格もハイエンドCADに比べて低価格となっています。

建築系3DCADの種類3:ローエンドCAD

建築系3DCADの種類3つ目は、ローエンドCADです。ローエンドCADには、3DCADの基本的な操作が備わっていますが、大規模設計などの実務で使用する場合には機能が足りないと言われています。

ローエンドCADは無料ソフトや低価格のものがほとんどのため、個人ユーザーに広く使用されています。

建築系3DCADを導入するメリット4つ

ここまでは3DCADや建築系3DCADの種類などをご説明しましたが、建築系3DCADには導入するメリットが4つあります。

直感的に理解できる、干渉チェックや解析ができる、データの二次元化も容易にできる、3Dプリンターのデータとして使用できるという4点について以下でそれぞれ説明します。

建築系3DCADのメリット1:直感的に理解できる

建築系3DCADのメリット1つ目は、直感的に理解できることです。2DCADの図面は三角法の知識がなければ物体の形状を想像できませんが、3DCADでは立体でモデリングされるため直感的な理解が可能になります。

立体で表現されることで、社内はもちろんのこと、CADの知識を持たない顧客とも簡単にコミュニケーションがとれ、お互いのイメージのズレ防止に役立つでしょう。

建築系3DCADのメリット2:干渉チェックや解析ができる

建築系3DCADのメリット2つ目は、干渉チェックや解析ができることです。3DCADを使用することで、あらかじめ部品の干渉チェックや加工方法の検討、シミュレーション解析ができるため、ミスによる再設計の工数を削減できます。

2DCADの場合、図面の読み取りに時間がかかるため、再設計が発生すると工数や時間がかかってしまいますが、3DCADの場合はそのようなミスをあらかじめ防ぐことが可能です。

建築系3DCADのメリット3:データの二次元化も容易にできる

建築系3DCADのメリット3つ目は、データの二次元化も容易にできることです。3DCADでは、作成した3Dデータを2D図面へ投影でき、部品の内部構造などが作りこまれた断面図の作成も容易に対応できます。

3Dモデルからいろんな切り分け方ができるため、気になる箇所の形状把握が簡単に実現できます。

建築系3DCADのメリット4:3Dプリンターのデータとして使用できる

建築系3DCADのメリット4つ目は、3Dプリンターのデータとして使用できることです。モデリングした3Dデータを3Dプリンターの元データに流用できるため、試作段階の工数や費用削減に貢献できます。

2D図面の場合には何度も試作品を作る必要がありますが、3DCADと3Dプリンターを組み合わせて使用することで、3Dプリンターの材料費だけで試作できるようになります。

建築系3DCADでおすすめのソフト5選

建築系3DCADでおすすめのソフト5選

建築系3DCADは、機能や価格帯に合わせて導入しやすい上に、直感的に理解できる、干渉チェックや解析ができる、データの二次元化や3Dプリンターのデータとして使用できるなどさまざまな特徴がありました。

以下にて、これから実際に建築系3DCADを導入しようという方に、おすすめのソフトを5つご紹介します。

建築系3DCADのソフト1:AutoCAD

建築系3DCADのおすすめソフト1つ目は、AutoCADです。AutoCADは正確な2D、3D図面の作成ができる、建築設計者や施工従事者に使用されているシステムです。

ソリッド、サーフェス、メッシュモデリングツールを使用し、3Dモデルの作成ができます。業種に特化した機能があり、建築業界用にはArchitectrureツールセットが用意されています。

レンダリング機能を使用し照明やマテリアルを適用すると、3Dでリアルに表示されるため、設計したデザインを簡単に伝達できます。

建築系3DCADのソフト2:ArchiCAD

建築系3DCADのおすすめソフト2つ目は、ArchiCADです。ArchiCADは、3D建築モデルから必要な図面や画像が自動作成できるシステムです。2D・3Dのどちらにも対応しています。

基本要素から壁や梁などの詳細な部分までモデリングができ、設計意図や施工方法を3Dで表示したアニメーションを作成できるため、プレゼンテーションにも便利です。

高機能に対して低価格であり、大手建設企業やゼネコンで広く導入されています。

建築系3DCADのソフト3:Vectorworks

建築系3DCADのおすすめソフト3つ目は、Vectorworksです。Vectorworksは、PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製品と連携がとりやすいデザイン性の高いシステムで、2D作図や3Dモデリングに対応しています。

建築・インテリア業界向けのArchitect、都市計画・造園業界向けのLandmark、学生向けの学生単年度版などの種類があります。直感的に使用しやすいように設計されており、デザイン性の高さからデザイン事務所などで広く使用されています。

建築系3DCADのソフト4:Rhinoceros

建築系3DCADのおすすめソフト4つ目は、Rhinocerosです。Rhinocerosは、幅広い分野で使用されている自由形状の3Dモデリングができるシステムです。

SubDツールは操作性が高く、マウスをドラッグ&ドロップするだけで有機的な形状を作成できます。また、レンダリングではリアルなマテリアルで3Dモデルを再現できるため、デザインイメージを伝達しやすいでしょう。

その他、照明のシミュレーション機能も搭載されています。

建築系3DCADのソフト5:SketchUp

建築系3DCADのおすすめソフト5つ目は、SketchUpです。SketchUpは、建築・インテリア業界で使用されている3Dモデリング対応のシステムです。

SketchUpには、フリーソフトの「SketchUp for Web」と有料版の「SketchUp Pro」があります。3Dモデリングには、マウスポジションによる推定機能や数値でのモデリング機能が備わっています。

Proには、自由曲面の作成やレンダリング機能がありますが、Web版にはないため用途に合わせてプランを選ぶとよいでしょう。

3DCADの特徴や導入メリットを理解しよう

3DCADには、物体を直感的に理解しやすい、顧客とのコミュニケーションがとりやすい、3Dプリンターのデータとして使用することでコストや時間を削減できるなどのメリットがありました。

今回ご紹介した3DCADの特徴や導入メリットを参考にしながら、目的に合った3DCADの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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