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公開日時 2018.08.30
最終更新日時 2022.04.06

GENBA★WALKER その1:工事写真の撮り方

技術者必見の新企画!
現場で役立つ「ちょい足し技」を学べるこのコーナー!
「普段なんとなく、カンでやってしまっている・・」
「もっとコツが知りたい!」というアナタ、これは必見です!
連載でお届けしていきます!

工事写真の撮り方

Q.そもそも工事写真って何の為にやるの?
A.工事写真は大きく分けると以下の5つに分けられます。

・ 工事過程の記録
工事着手前の計画準備からの写真から竣工までの写真
・ 使用材料の確認
完成後土中や仕上げ材の裏になってしまう部分が非常に多く
あります。その為、規格に適合した材料が施工場所に応じて適切に
使用されているか、どんな材料が、どの程度の量使用されているか
を後日でも確認する為の写真
・ 品質管理の確認
施工精度・・・適切な施工順序により施工がされているか確認の為の写真。
・ 維持保全の資料
引き渡しをした時点から劣化、損傷を始める建築物の補修時等に使用の為の写真。
・ 問題解決の資料
地域住民からの苦情の対処の為、着手前に十分な調査を行い、問題解決の糸口に使用する写真。


この黒板の書き方

以上に使用するため、写真撮影時には5W1H(Who・だれが、When・いつWhere・どこで、What・何を、Why・どうして、How・どうやって)を心掛けて撮影しましょう。スケール等を写し込ませる際には目盛が読み取れる様に、移動可能な不要物は移動し、光や影、作業員の身なり、清掃状況にも気を付けて撮影しましょう。対象物が分かりやすいようにカラーマグネットで分類して撮影するのも良いでしょう。また、みなさんは初めての事ばかりなので指示を受けた箇所の撮影は1枚 だけではなく違った角度などから何枚か撮影しておくと良いでしょう。あとは、写真の撮影に気をとられ足元、頭上、他周りの環境に危険が迫っている事に気づかないという事もあります。自分の身を守ることも仕事です。
安全に気を付けましょう。

今回の講師は・・・

株式会社夢真ホールディングス
人材開発部  課長代理   田村 憲章

俺の夢は「施工管理技士の派遣転職」に特化し、業界最大級の求人数、30年以上の転職サポート実績を誇る求人サイトです。
このサイトでは、施工管理技士の方に役立つ情報を「トレンド」「キャリア」「知識」の3つに分けてお届けしています。
運営企業:株式会社 夢真

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