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根太と垂木の違いとは?4つの特徴や工法の種類と違い3つを解説!

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公開日時 2022.09.25 最終更新日時 2024.01.29

この記事では、根太と垂木についてご紹介いたします。

 


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根太とは?


根太とは、木造建築で床を作るときに使う材木のことで、読み方は「ねだ」です。床板を張る下地の役割を持っていて、床板を支え補強しています。土台の横架材の上に渡し、その上に床が張られます。

根太の取り付け方や材質に問題がある場合、床がたわむ・床が鳴るなどの問題が起こります。そのため、適した材質の根太をきちんと取り付けることが大切でしょう。

根太と垂木の違いとは?

根太とは床の下地の役割をする材木で、垂木は屋根を支える下地の役割をする材木です。垂木は「たるき」と読み、棟から軒桁にかけて置かれます。

同じような寸法の木材を使ったとしても、床を支えていれば根太、屋根を支えていれば垂木と呼ばれます。配置される場所によって、材木の呼び方が異なっているということです。

根太を建築で使う目的


木造建築では床板を張る際に根太が使われますが、根太を建築で使う目的は何なのでしょうか。根太には床板を支えて補強する役割がありますが、それによって居住性を高め床の安全性を保つ目的を持っています。

床板だけを設置すると、上に乗っている人の体重を支え切れず、床板が割れてしまいます。そこで根太を設置して下から支えることで、床板が割れることなく安全に快適に使えるようにしているのです。

根太の4つの特徴

根太には、主に4つの特徴があります。

材質によっては床が鳴ってしまうため適した材質の根太を選ぶ必要がある、根太には適した寸法があるなど、安全性や居住性にも関係してくるので特徴を知っておくと便利です。では、根太の特徴について具体的に見ていきましょう。

根太の特徴1:材質

根太の材質として適しているのは、ヒノキ・ヒバ・スギ・マツなどです。階段の踊り場に使う目的の場合、鉄骨の根太はSS400を使用します。

根太は床を支える役割をしているので、強度が高く耐久性もある木材でなければなりません。この条件に適していることでよく利用されているのがヒノキとヒバで、次いでよく使われるのがスギとベイマツです。一部の地域では、アカマツまたはクロマツが主に使われています。

根太の特徴2:間隔

根太の間隔は、450mm間隔で張っておくと十分な強度があります。より強度を高めたい場合は、303mm間隔で張る方法もあります。フローロングやコンパネには900mmまたは915mm間隔のものが多いため、これらの間隔で張っておくと後で楽になるメリットもあります。

ただし、床材によっては適した間隔が変わります。床材が厚いものや強度が高いものの場合は、根太の間隔を粗くすることも可能です。

根太の特徴3:寸法

根太の寸法には、いくつか種類があります。よく見られる寸法を見てみましょう。

45mm×45mm、45mm×60mm、45mm×90mm、45mm×105mmの4つの寸法がよく見られます。中でも使用頻度が高いのが、45mm×45mm、45mm×60mmです。

根太とは大きな力がかかるものではなく、細かく配置されることも多いので、小さい寸法が選ばれやすくなっています。かかる荷重など、状況に応じて寸法を選びます。

根太の特徴4:構造

根太は、土台の上に渡すように乗せられた大引の上に置かれる材木です。根太の上には、さらに床が置かれるという構造になっています。

根太は床板を支えるためのもので、根太と床板を留める時は釘と接着剤を併用するのが一般的です。

根太を土台に乗せる時は、根太掛けと呼ばれる材木を用いる方法と、直接土台に乗せる方法とがあります。直接乗せる際にも、単純に乗せる方法と土台に彫りを入れて嵌める方法とがあります。

工法の種類と違い3つ

床下の工法には、根太を使う「根太工法」、根太を使わない「根太レス工法」と「剛床工法」があります。床下は家全体の重さを支える部分なので、どのような工法が用いられているのかはとても重要です。

そこで、3種類の工法について、特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

工法の種類と違い1:根太工法

根太工法は、名称通り根太を使った工法です。根太工法では大引の上にクロスするように根太を置き、その上に床板を置きます。

家・住んでいる人の荷重や地震時などの揺れを大引と根太で吸収して拡散できるので、強度や耐震性が高いメリットがあります。床下に空間ができることから、通気性にも優れています。

デメリットは、木材を多く使うので費用がかさむことです。根太の分で床が高くなり、天井が低く感じるデメリットもあります。

工法の種類と違い2:根太レス工法

根太レス工法は、根太工法から根太がなくなった工法です。大引の上に直接床板を置く方法で、床下を仕上げます。

根太がないので使う材木が少なくて済むため、費用が安くすみます。さらに、施工時間も短縮されます。根太がないことで床の高さが低くなる分、居住空間が広くなることもメリットです。

ですが、強度や耐震性は根太工法よりも低くなります。大引と床板にかかる負担も大きいので、寿命が短くなる可能性もあります。

工法の種類と違い3:剛床工法

剛床工法とは根太レス工法と同様に根太を使わない工法で、床板を厚くすることで強度を高めています。

床板が厚くなると、荷重や地震時の揺れを床板の面全体が吸収し、拡散することができます。根太工法も強度が高い方法ですが、大引と根太が交わる点で重さや揺れを吸収するので、木材の寿命も長くなり家に住み続けられる時間も長くなります。

根太レス工法よりも費用はかかりますが、根太工法よりは費用も施工時間も抑えられます。

根太とは何か理解を深めよう

根太とは、床板の下地の役割をし、床板を支えて補強する材木です。根太を取り入れることで家全体を支える床下の強度を高めることも可能なので、ぜひ根太とは何か理解を深めて家づくりに役立てましょう。

 


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建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
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