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建材とは?建材の種類と特徴について22個|木材の種類と特徴8個

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公開日時 2022.09.22 最終更新日時 2024.02.19

この記事では、建材の種類、特徴について解説いたします。

合わせて木材の種類についてもご紹介いたします。

 


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目次

建材とは?


建材とは、建築工事の中で用いられる材料のことです。

分類方法は様々で、工事の部位・素材・機能性などで区別することもあります。建材にはたくさんの種類があるため、いずれかの方法で分類した方が分かりやすいでしょう。

また、建築工事では部位によって携わる業種や使う材料が異なるため、その内容によって用いる分類方法は異なります。

建材の種類や建築工事の内容が多様であることから、建材を選ぶ時・使う時には工事の用途や場所の状態などに合わせて適切なものを選択します。

建材の主な材質4選


建材の材質には、いくつかの種類が存在しています。

その中で一般的に主流とされているのは、集成材・無垢材・仕上げ材・下地材の4つです。

これら4つの材質の間には、作り方・使い方・メリットやデメリットなど特徴の面で違いがあります。

建築工事で用いられる主な材質区分として、それぞれの概要を確認しておきましょう。

建材の主な材質1:集成材

建材の主な材質1つ目は、集成材です。

集成材はドイツ生まれの材料で、複数のラミナ(挽き割った板材の一種)を接着剤で貼り合わせる方法で製造されます。

用途は柱や梁といった構造躯体が主で、寸法変化が少ないなど取り扱いが簡単な特徴から日本でも普及するようになったと言われています。

しかし接着剤の物質による健康被害や耐久性などに関するデメリットがあるため、メリットを得るのはあくまで建築業者側だけです。

建材の主な材質2:無垢材

建材の主な材質2つ目は、無垢材です。

丸太(山林育ちの原木)を使うサイズに挽き割った材料で、日本では古くから丈夫な木材として法隆寺五重塔など歴史的な建築物に用いられてきました。

無垢材は耐久性の他に、断熱性・調湿作用・防ダニ・防カビなどのメリットも持ち合わせています。

夏は外気の熱を遮断し、冬は室内の暖かさを外に逃がさない断熱性を持ちます。

調整湿作用は伐採後も行われる木の呼吸、防ダニ・防カビなどは木の精油成分によるものです。

建材の主な材質3:下地材

建材の主な材質3つ目は、下地材です。

仕上げ材を取り付ける部分にまず用いられる材料で、仕上げ材を見栄え良く取り付けるために必要な存在となります。

工事の部位によって用いられる下地材の種類が異なり、また同じ部位に使う種類でも材質などで細分されます。

下地材は荷重・耐震・耐火など考慮すべき事項がある部位に設けることもあるため、用途に合った特性を持つ種類を選択します。

建材の主な材質4:仕上げ材

建材の主な材質4つ目は、仕上げ材です。

下地材の上に取り付ける材料で、屋根材・外壁材・壁材など建築物の外側に設置されるものとして直接目に見える部分になります。

部位ごとに様々な種類があるため、必要な特性を持つものを選んで使用します。

また、時代の流れと共にデザイン性に優れるタイプも増えました。

目に見える部分なので、クライアントの満足度を高めるためには特性とデザインの両方に意識を向けることが大事と言えます。

建材の種類と特徴22個

建材は使う部位で分類する場合、20以上の種類に分けられます。

屋根・床・外壁・内装・壁・健具など様々な種類があり、それぞれに多様なタイプが存在しています。

同じ部位に使うものでもタイプで持つ特性などには違いがありますので、用途に合った適切なものを選ぶためには各建材について学んでおく必要があります。

以下に22個の種類とその特徴を各自ご紹介します。

建材の種類と特徴1:床材

建材の種類1個目は、床材です。

一般的に用いられる頻度が高い種類はフローリングですが、他にもコルク・タイル・フロアタイル・カーペット・畳・クッションフロア・石・ビニル床タイル・長尺シートなど様々な種類が存在しています。

リビングなど普段からよく移動する場所に適した種類と、水回りに適した種類(クッションフロアやビニル床タイルなど)が存在します。

この2つは機能面で全く異なりますが、どちらの場合でも内装イメージと手入れの容易性が実現できると満足度が高くなります。

建材の種類と特徴2:屋根材

建材の種類2個目は、屋根材です。

大別すると、スレート系・金属系・粘土系・セメント系などに分類されます。スレート系は繊維で種類が細分され、コロニアルなどの化粧スレートや、天然石などの高価な天然スレートがあります。

金属系にはアルミ・ステンレス・チタニウム・ガルバリウム鋼板などがあり、全体的に強度が高く、その割に安価なタイプも存在します。

粘土系には南欧風の明るいタイプや日本の和瓦などがあり、同じ瓦の区分でも製法によって特性や名称が異なります。

建材の種類と特徴3:合成木や人工木

建材の種類3個目は、合成木や人工木です。

木粉や樹脂などを使って木のように作った工業製品で、天然の質感と高い耐久性を持つことが特徴に挙がります。

合成木や人工木を作るために用いられる材料によって、製品としての名称は異なる場合があります。

たとえば、ウレタン樹脂製・ポリウレタン製・再生木材・議事木材などです。

また、使う材料によって対候性・耐久性・耐腐食性・メンテナンス性などに違いがみられます。

建材の種類と特徴4:再生木

建材の種類4個目は、再生木です。

廃材化した木材の木粉と樹脂で作られた木材で、地球に優しいエコな建材と言われています。

天然の木材でみられるささくれや割れがなく、さらに変色や腐食も起こりません。

これらの特徴がメンテナンス性の向上に寄与し、費用面でもメリットを得ることができます。

建材の種類と特徴5:断熱材や遮熱材

建材の種類5個目は、断熱材や遮熱材です。

建物の品質に対する外気の影響を和らげる建材で、室内における夏の涼しさと冬の暖かさにも貢献します。

断熱材・遮熱材・遮熱塗料・外断熱工法・構造用断熱材防蟻断熱材など様々なタイプがあり、施工時の扱い方に違いがみられます。

もちろんタイプによって、断熱性や遮断性の程度やその他特性に違いがみられるタイプもあります。

建材の種類と特徴6:合板集成材・化粧合板

建材の種類6個目は、合板集成材や化粧合板です。

合板とは薄く切った木材の繊維向きを互い違いに重ね合わせて接着した板のことで、これを縦横に複数繋いだものを合板集成材、塗装やプリントなどを施したものを化粧合板と言います。

合成集成材に該当する建材には、柱に使う角材や壁に用いるパネル材などがあります。

化粧合板はデザイン性に優れており、印刷で作るため割と安価です。合成樹脂(ポリエステル樹脂など)で加工して作られるタイプは耐水性にも優れ、傷もつきにくいというメリットがあります。

CLT

CLT(Cross Laminated Timber)とは、乾燥させた板の繊維が直角に重なるよう接着したパネルです。

日本では2013年から正式に取り入れられています。木製でありながら耐火性に優れ、同体積のコンクリートよりも遮音性・耐震性・断熱性などが高いというメリットを持ちます。

さらに、工場で製造されることから現場での作業が簡易化し、寸法も自由に設定できるという優れものです。これまで強度が低く使いにくかった木材(杉など)を、CLTで使えるようになったケースもあります。

LVL

LVL(Laminated Veneer Lumber)とは、乾燥させた板の繊維を平行に重ねて接着したパネルです。

日本では柱や梁に使う板材として普及していますが、国内での名称は単板積層材が主です。

製造の際に厚さや長さを自由に設定できるため、用途に合ったものが作れます。

また、木を一度バラバラにした木から作り上げるので、その木が持つ欠点を改善して品質を安定させることができます。さらに、防虫・防腐・耐火性などの強化にも有用と言われています。

建材の種類と特徴7:改修及び下地調整材

建材の種類7個目は、改修及び下地調整材です。改修材・補修材と呼ばれる建材はコンクリートの強度や耐久性を向上させる目的で用いられる建材、下地調整材はクロス・床の張替えや外壁塗装などの処理で使う建材です。

改修材や補修材として流通するものはモルタル補修材などの他、補修用の接着剤・テープ・シーリング材などもあります。

下地調整部分は塗装後に見えなくなるため手抜きされやすい傾向にありますが、塗膜の寿命に影響するので丁寧な調整が必要です。

建材の種類と特徴8:ひさし

建材の種類8個目は、ひさし(庇)です。窓や出入口の上部に取り付ける出っ張り部分で、一般的なアルミニウム製の他、ポリガーボネート・ガラス・木材などいくつかのタイプがあります。

アルミニウムとガラスは強度に優れますが、ガラスは重く、アルミニウムは軽量です。ポリガーボネートは軽量で劣化に強く、透明なので取り付けた下が暗くなりにくい特徴を持ちます。木材とポリガーボネートは強度向上のため、支えなどに金属を使います。

建材の種類と特徴9:手すり材

建材の種類9個目は、手すり材です。

手すりを取り付ける部位は階段の他、廊下・ベランダ・バルコニー・屋上などがあります。このような高低差ある場所の安全性を高める存在です。

安全性だけでなく、機能性やデザイン性を高める金物や素材も流通しています。中には装飾的な目的で用いられる金物や笠木もあり、以前よりもクライアント本人やその家族など使う人に合わせた選択ができるようになりました。

建材の種類と特徴10:仕上げ材

建材の種類10個目は、仕上げ材です。仕上げの建材として、建築構造の外側(外壁や内壁など)に取り付けられます。

4つの材質の項目でもご紹介しましたが、ここでは流通するタイプについてもう少し詳しく触れていきます。

外装の仕上げ材に該当する屋根材には瓦・スレート・鋼板などがあり、外壁材にはモルタル・サイディング・タイル・石材・木材などがあります。

内装の仕上げ材には塗り材・壁材・床材があり、塗り材には壁紙や漆喰、壁材には板やタイル、床材にはフローリングやタイルなどが該当します。

建材の種類と特徴11:和風建築材

建材の種類11個目は、和風建築材です。古くから日本の伝統として用いられてきた材木や、和の外装や内装などを演出するものが和風建築材に含まれます。

日本の伝統的な材木には、スギ・ケヤキ・サクラなどがあります。和を演出するものには、日本で生まれたアイデアを示す健具・造作・内装材・壁紙などがあり、具体的には襖・障子・織物・風呂・金箔・左官仕上げ・砂利などが該当します。

建材の種類と特徴12:人工大理石

建材の種類12個目は、人工大理石(人造大理石)です。無機物と樹脂を混ぜ合わせて作る大理石に似た人工建材で、色は顔料でつけています。

用途は、浴槽・洗面台・キッチンの天板などが一般的です。

材料となる樹脂はポリエステルとアクリルがあり、価格で言えばポリエステル系が良好ですが、耐久性ではアクリル系の方が優れています。また、ガラス繊維で強度を増加させたタイプもあります。

建材の種類と特徴13:壁材

建材の種類13個目は、壁材です。外壁に使う建材(外壁材)のことで、建築物の外側における仕上げ材となります。

塗り材・サイディング・タイル・レンガ・ALC(発泡剤で軽量化したコンクリート板)などの種類があり、機能性やデザイン性などに違いがあります。

塗り材には下地が必要となりますが、それにはモルタルを使う方法が一般的です。

建材の種類と特徴14:建築木材製品

建材の種類14個目は、建築木材製品です。建材の一素材として用いられるもので、用途や機能性などで分類されます。

用途では内装用や外装用など、機能では骨組みの構造材・無垢材に不燃薬剤を入れた不燃材・古材・化粧材・造作材・合板・木製健具・家具用材・カウンター材などに分けられます。

建材の種類と特徴15:天井材

建材の種類15個目は、天井材です。天井の仕上げ材として用いられるもので、リフォームで張り替えを行う時にも使います。

軽量タイプ・木質断熱天井材・吸音効果の高いタイプなど、種類は多様です。

ビルや商業施設には軽量、住宅には調湿性のある木質断熱井材、教室や会議室には高吸音タイプといったように、用途に合わせて適切な種類を選択します。

建材の種類と特徴16:防音、吸音材

建材の種類16個目は、防音・吸音材です。防音材は防音対策に使う建材で、吸音材や制振材などの種類があります。これらは室内で発生した反響音や残響音を調整して、壁などを伝って周囲に響く振動を減らします。

外からの音を軽減させる効果も多少ありますが、どちらかと言えば建物内側で発生した音が外に漏れ出ないようにする役割があります。

建材の種類と特徴17:下地材

建材の種類17個目は、下地材です。下地材は、仕上げ材を取り付ける場所の部材になります。4つの材質の項目でご紹介した以外に、胴縁やプラスターボードと呼ばれる種類も存在します。

胴縁は壁や板へ仕上げのボードを張る時に使うもので、プラスターボードは壁や天井の下地に使います。プラスターボードは石膏タイプが主流ですが、安価で高性能なドロマイドタイプ(白雲石を高温焼成して作るプラスター)も存在します。

建材の種類と特徴18:階段材

建材の種類18個目は、階段材です。基本の構造部分に用いられる木材や金属材などの他、インテリア的なデザイン性を実現する装飾類があります。

また、階段としての建材にも様々な形状が存在します。長方形の板を段々に設置した通常の形状から、らせん状・ロフト用・収納付き・ライト付きなど特殊な階段材もあります。

建材の種類と特徴19:錬鉄

建材の種類19個目は、錬鉄(ロートアイロン)です。中世ヨーロッパの頃に発展した手工芸鍛造の1つで、炉で熱した鉄を工具で叩く・延ばす・曲げるなど方法で形成して作られます。

型で作る方法と違い自由に造形できるため、現地では当初から建築物のドア・門扉・階段・手すり・窓枠・フェンスなどあらゆる部位に用いられてきました。高級感のあるデザインと質感、そして経年で味わいが増す点が魅力です。

建材の種類と特徴20:装飾材

建材の種類20個目は、装飾材です。大別して外装用と内装用があり、クライアントの要望や機能性などを考慮して合う建材を用います。

具体的な種類には、ベースボード(巾木)・装飾モール・化粧柱・クラウン(廻り縁)・ケーシング(額縁)・装飾金網メッシュ・アイアン装飾などがあります。

素材のタイプには、ガラス・タイル・レンガ・石材・EPS(発泡ポリスチレン)などがあります。

建材の種類と特徴21:不燃材及び準不燃材

建材の種類21個目は、不燃材及び準不燃材です。不燃材は無垢材に不燃薬剤を注入して作った燃えにくい木材、準不燃材は国土交通大臣に認められた不燃材料を指します。

不燃材でも通常の木材よりは不燃性に優れていますが、より安全で安心できるのは国の認定を受けた準不燃材です。コストや性能などの面を踏まえて、どちらを使用すべきか考えましょう。

建材の種類と特徴22:デザイン建築製品

建材の種類22個目は、デザイン建築製品です。機能性よりもアート性にこだわりを置いた建材で、オシャレなこだわりに沿った建築を行う時に役立ちます。

一般的に見かけることが多いデザイン建築製品には、コンクリート打ち出し調・カーペットファイバー・壁飾り・壁デザイン・特殊な構造などがあります。このようなアート性をモットーに活動する建築家や、特殊なデザインをコンセプトにするメーカーも存在します。

木材の種類と特徴8個

木材の種類と特徴8個

世界にはあらゆる樹木が存在しますが、一般的に建材として用いられる樹木はある程度限定されています。それは、ウォールナット・ヒノキ・サクラ・スギ・オーク・パイン・ナラ・チークです。

これらは原産地や植物としてのサイクルが異なる他、木材になった場合の特徴・価格相場・耐久性などにも違いがみられます。

以下に上記8つの種類とその特徴をご紹介しますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

木材の種類と特徴1:ウォールナット

木材の種類と特徴1つ目は、ウォールナットです。チョコレートを思わせる濃いブラウン色が特徴の木材で、反りや曲がりなど狂いが起きにくいことから楽器の製造にもよく用いられます。

ウォールナットの意味はクルミで、西洋では富の象徴とされる高級木材として人気があります。色味からして高級感があり、アンティーク・ヴィンテージ・レトロといった古き良き空間に最適な印象です。

木材の種類と特徴2:ヒノキ

木材の種類と特徴2つ目は、ヒノキです。日本建築で馴染みある樹木の1つで、内装や風呂・彫刻・道具などに用いられています。淡黄白色の辺材と帯黄白淡褐色の心材があり、強度は並ですが価格はやや高めの木材です。

ヒノキと言えば美しい光沢と芳香が特徴ですが、これはカンナなどで表面に仕上げを施すことで生じます。

木材としては心材の耐朽性に優れており、水湿・菌・虫などの耐性もあります。加工しやすいので割裂向きですが、ろくろ加工には不向きです。

木材の種類と特徴3:サクラ

木材の種類と特徴3つ目は、サクラです。やや重硬で粘り気がある強い木材で、保存性が高い傾向にあります。また、重さの割に素直で狂いがありません。

さらに、硬い割に加工も比較的難しくありません。サクラ木材の表面は磨くと光沢を帯びるため、使いやすさも相まって日本では古くから親しまれています。

用途はフローリングや敷居などの他、椅子・彫刻・おもちゃなど幅広いです。

木材の種類と特徴4:スギ

木材の種類と特徴4つ目は、スギです。白い辺材と淡紅褐色の心材を持つ比較的やわらかい木材で、価格は一部高価ですが基本的に安価となっています。

優れた割裂性を活かした加工法を用いることで、木工経験が浅い方でも容易に板材から角材まで作ることができます。

心材は腐食に対する耐久性がややありますが、基本やわらかいのでろくろや旋盤加工には不向きです。また、摩擦にも弱いとされます。

木材の種類と特徴5:オーク

木材の種類と特徴5つ目は、オークです。虎の毛並みに似た模様と耐久性が特徴で、大型家具にもよく用いられます。耐水性もあるため、ウィスキーの樽にも使用されています。

また、その重厚な硬さから反りが起きにくく、傷もつきにくいので長年使用することができます。水回りは湿度などの影響で劣化しやすいため、耐水性があって反りが起きにくいオーク材は非常に向いています。

木材の種類と特徴6:パイン

木材の種類と特徴6つ目は、パインです。パインとは日本語で言う松のことで、アカマツ・イエローパイン・ホワイトパインなど木材として用いられる種類は50以上あります。

やわらかくて加工しやすい上に安価なことから、家具やDIYに用いられることも多いです。ただし、やわらかいので傷は付きやすい傾向にあります。また、色味はやや白味がかった黄色ですが、油分が豊富なので経年で艶を帯びた色合いに変化します。

木材の種類と特徴7:ナラ

木材の種類と特徴7つ目は、ナラです。白い辺材と黄褐色の心材がある木材で、硬くて裂けにくい特徴を持ちます。昔は硬くて扱いにくい木材でしたが、大型機械登場以降はクセがなく加工しやすい木材になりました。

また、導管と呼ばれる穴が無数に存在する還孔材なので塗料の染み込みが早いです。ただし、虫や菌に弱く変色しやすい傾向があります。虫害対策には、人工乾燥の熱や目止め薬で導管孔の露見を防ぐなどの対策が有効です。

木材の種類と特徴8:チーク

木材の種類と特徴8つ目は、チークです。油分を含むことから経年で変色し、ゴールデンチークカラーと呼ばれる味わい深い黄褐色になります。この特徴が高級感に結び付き、世界的に人気があります。

古くは高級家具や豪華客船などに好んで用いられ、その影響もあって高級のイメージが強く根付いたと考えられています。耐久性が高く虫にも強いため、長期に渡り使用することができます。

建材は知っておく必要性とは

建材には、多くの種類があります。工事に使う時には、木の質や特徴・用途に適した機能性・クライアントの要望に合うデザイン性などあらゆる面を考慮しなければなりません。

建築物としての安全性を高めながら見栄えが良く、機能的な面も含めて満足度の高いものを作るには建材の知識が必要になります。

建築業界を目指すのであれば、建築物を形作る建材についてちゃんと知っておくことが大事です。

建材は特徴を理解して現場で活かしましょう

どんな建材にもメリットとデメリットがあり、適した用途が存在します。技術の向上と共に多くの面で優れた建材も登場していますが、全場面で有用なわけではありません。

それぞれの良し悪しを知り、良い面を活かすことが大事と言えます。もちろん悪い面も把握しておくことで、建築物の安全性や質を維持することができます。建材の特徴を理解し、より良い結果に繋がるよう活かしましょう。

 


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建材とは?

建材とは、建築工事の中で用いられる材料のことです。
分類方法は様々で、工事の部位・素材・機能性などで区別することもあります。建材にはたくさんの種類があるため、いずれかの方法で分類した方が分かりやすいでしょう。
また、建築工事では部位によって携わる業種や使う材料が異なるため、その内容によって用いる分類方法は異なります。

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