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スチールテープとは?使用するときの注意点3つと選ぶポイントを解説

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公開日時 2023.03.02 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、スチールテープについてご紹介いたします。

 


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スチールテープとは?

スチールテープとは、主に建設現場などで用いられるスチール製の距離測定用の巻尺です。

薄く延ばされた厚さ3㎜未満の鋼板に目盛りが付いたもので、未使用時には一般的な巻尺と同様に巻き取られた形でケースに入っています。また、ケースには鋼板を巻き取るためのハンドルが付いています。

スチールテープは正確に距離を測ることができますが、温度の変化に弱く伸縮し、さらに錆びやすいという特徴もあります。

スチールテープを使用するメリット

スチールテープは距離を正確に測定することができる点がメリットです。

スチールテープは建設現場で距離を正確に測る際に役立ちます。また、スチールテープにはいくつかの種類があり、長さが30mのものや50mのもの、中には100mまで測れるものなどさまざまです。

また、商品によっては早巻きが可能なものもあり、通常のスチールテープよりも少ない回転ですぐに巻き戻すことができます。

スチールテープを使うときの注意点3つ

スチールテープを使用する際には注意点もあります。

距離を測る際に便利なスチールテープですが、前述のように温度変化によって伸縮するというデメリットもあります。そのため、正確な距離を測るためにはいくつかの注意点を守ることが重要です。

ここではスチールテープを使うときの注意点3つをご紹介しますので、どのような注意点があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

スチールテープを使うときの注意点1:張力を把握する

スチールテープを使うときの注意点の1つ目は、「張力を把握する」です。

スチールテープは、もともとある程度の張力が掛かっている状態で正しく測定ができるように計算され、開発されています。また、あらかじめ計算に入っている張力を「標準張力」と呼びます。

そのため、標準張力と実際の張力に差がある場合は、正確な値が測定できないケースがあります。また、スチールテープのメーカーによって標準張力は異なりますので、チェックを行うようにしましょう。

スチールテープを使うときの注意点2:温度に気を付ける

スチールテープを使うときの注意点の2つ目は、「温度に気を付ける」です。

前述のとおり、スチールテープは温度変化に弱いという弱点があります。鋼板でできているため、引っ張り具合で伸び縮みすることはありませんが、気温は考慮されておりません。

たとえば、20度以下の場所でスチールテープを使用した場合は縮み、20度以上の場所で使用すると反対に伸びます。そのため、その点は押さえておくようにしましょう。

スチールテープを使うときの注意点3:たるみを確認する

スチールテープを使うときの注意点の3つ目は、「たるみを確認する」です。

スチールテープを机や床などに置いて測定する場合にはたるみは発生しませんが、空間を測定する場合は浮かせているため、たるみが発生します。そのため、正しく距離を測定することが難しくなってしまいますので、注意が必要です。

足で押さえると固定しやすい

スチールテープのたるみを解消するには、足で押さえるのがおすすめです。

スチールテープを使用する際には2人1組で作業を行います。1人が始点で鋼板を押さえ、もう1人が巻尺を繰り出しながら目的点まで引っ張っていくことになります。

そのため、測定の際には始点で押さえている方が足でしっかり踏み、その上で手でも押さえることで、たるみをなくして正確に測定することが可能です。

スチールテープを選ぶときのポイント5つ

スチールテープを選ぶ場合にはいくつかのポイントを押さえましょう。

スチールテープとひと口に言っても意外に種類は豊富です。そのため、目的やテープの形状などが自分に合っているスチールテープを選ぶようにしましょう。

ここではスチールテープを選ぶときのポイント5つをご紹介しますので、どのような点で選べばいいのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

スチールテープを選ぶときのポイント1:使用用途

スチールテープを選ぶときのポイントの1つ目は、「使用用途」です。

スチールテープの用途は主に建設現場などでの測定で、特に10m以上の長さを測定する場合に適しています。しかし、何の測定に使用するのかは現場によって異なるでしょう。そのため、使用用途を考慮してスケールテープを選ぶ必要があります。

スチールテープを選ぶときのポイント2:テープの長さ

スチールテープを選ぶときのポイントの2つ目は、テープの長さです。

スチールテープは種類によって長さが異なり、一般的には30mから100mのものまで幅広くあります。もちろん、同じメーカーの製品でも長く測れるものほど価格が上がります。

しかし、現場によっては100mのスチールテープが必須になることもありますので、テープの長さが十分足りているスチールテープを選ぶことが重要です。

スチールテープを選ぶときのポイント3:テープの幅

スチールテープを選ぶときのポイントの3つ目は、「テープの幅」です。

スチールテープはテープ幅も種類によって異なり、種類によっては10mmのものもあれば、13mmのものもあり、それぞれ使い勝手も異なります。また、テープ幅が広いものほど本体も重たくなります。そして、テープ幅が狭いものは目盛りが見づらいという点がデメリットです。

これらのことから、テープ幅も自分が使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

スチールテープを選ぶときのポイント4:テープの厚さ

スチールテープを選ぶときのポイントの4つ目は、「テープの厚さ」です。

スチールテープに使用されている鋼板は厚さ3mm未満の薄鋼板ですが、種類によって厚さも微妙に異なります。そして、厚みの違いによっても実際に使いやすさに差が出てきます。また、耐久性にも影響しますので、テープの厚さも考慮して選ぶようにしましょう。

スチールテープを選ぶときのポイント5:機能

スチールテープを選ぶときのポイントの5つ目は、「機能」です。

種類によっては便利な機能が付いているスチールテープもあります。たとえば、テープの早巻が可能なタイプや、テープ巻取り終わりのショックを緩和する機能が付いているタイプ、ゴミが入らないようにギヤ室が密閉されているものなど、機能はさまざまです。

そのため、機能を比較したうえで、便利だと思える機能が付いているスチールテープを選ぶと良いでしょう。

スチールテープだけじゃない巻き尺の種類2つ

スチールテープだけじゃない巻き尺の種類2つ

スチールテープに、限らずさまざまな巻き尺があります。

薄鋼板でできたスチールテープ以外にも、建設現場で使用できる巻き尺にはさまざまな素材のものがあります。そのため、素材による違いも考慮して、使いやすい巻き尺を選ぶのも良いでしょう。

ここでは最後にスチールテープ以外の巻き尺についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

グラスファイバー製

グラスファイバー製の巻き尺は電気に対する絶縁性が高いという特徴があります。

ガラス繊維であるグラスファイバー製の巻き尺は、絶縁性の高さや耐水性、耐熱性に優れているというメリットがあり、さらに本体が軽いことから扱いやすいと言えるでしょう。しかし、スチールテープと比較すると誤差が大きいというデメリットもあります。

そのため、レジャーや自宅でのDIYなどに使用するのがおすすめです。

ステンレス製

ステンレス製の巻き尺は耐水性に優れているという特徴があります。

スチールテープには錆びやすいというデメリットがありましたが、ステンレス製の巻き尺は耐水性に優れており錆びにも強いですので、雨の日の作業にも使えます。もちろん、水洗いも可能なので、汚れやすい現場の場合はステンレス製の巻き尺を選ぶのが良いでしょう。

自分に合ったスチールテープを選ぼう

スチールテープは正しく使用することで正確な距離を測定できる道具です。

また、スチールテープにはさまざまな種類があるため、使用用途やテープの長さなどを考慮して選ぶことが重要です。

ぜひ、この記事でご紹介した、スチールテープを使用するメリットやスチールテープを使うときの注意点、スチールテープを選ぶときのポイントなどを参考に、最適なスチールテープを見つけてみてはいかがでしょうか。

 


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