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これぞ職人!墨つぼの正しい使い方と上手になるコツをご紹介します!

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公開日時 2023.03.03 最終更新日時 2023.03.03

工事現場では様々な工具・用具が使われています。
この記事ではその中から「墨つぼ」にスポットを当てていきます。
糸を使って直線を引いたり複数の木材に瞬時に線を引いたりできる墨つぼですが、字面や音の響きなどから昔の道具だと軽く見られがちかも知れません。
しかし、墨つぼをしっかりと使いこなすことができれば作業を効率化できます。
現場監督なら知っておいて損のない墨つぼの使い方を、本記事で覚えていきましょう。


 

そもそも墨つぼとは?

そもそも墨つぼとは?

墨つぼは、墨を入れる部分、墨を含んだ糸の部分、糸を巻いて収納する糸車の部分、糸の先についたピンの部分からなる道具です。
ピンの部分を材木などに刺し、糸を引き出して張り、張り詰めた状態の糸の一部分を指で持ち上げて離すことで糸が木材を叩きます。
そのときに糸に含まれた墨が木材へ付着するため、一瞬で直線を引くことができます。
法隆寺には墨つぼを使って引かれたと思われる直線の跡があるそうで、墨つぼは非常に古い時代から使われていた道具とされています。
現在では墨でなくチョークを使うチョークラインという工具や、レーザーで直線を表示する道具が増えてきたため墨つぼの需要は減りつつありますが、まだまだ現役で役に立つ道具です。
現在主流の墨つぼはプラスチック製で、自動で糸を巻き取る機構がついている物もあります。

墨つぼをうまく使うコツは?

墨つぼの使い方自体は単純ですが、うまく線を引くにはコツが要ります。
この記事では3つのコツを伝授します。

引こうとする直線の真上に糸を引っ張る

引きたい直線の位置からズレたところに糸を引くと、弾いたときに直線がズレたり曲線になることがあります。

あまり強く弾かない

糸を強く引きすぎると墨が飛び散ってしまいます。
力は必要ないので、墨が木材に付着する程度の引き具合を見極めてください。

墨は専用の物を使い、濃度に注意する

墨を入れっぱなしだと水分が蒸発し、墨の粘度が上がって扱いづらくなってしまいます。
酷いときには墨で糸が固まることもあるようです。
習字用の墨などは蒸発しやすいので、墨つぼ用の物を使うようにしましょう。

使いこなせると気持ちいい道具。それが「墨つぼ」

墨つぼはしっかり使いこなせれば一気にキレイな線が引ける気持ちのいい道具です。
うまく使えるとなんとなくかっこよくなった気持ちも味わえるので、練習して上手に使えるようになっておくといいでしょう。


 

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