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【施工管理技士が覚えて置くべき杭工事の知識】杭の概要と種類

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公開日時 2023.02.22 最終更新日時 2024.01.31

建築物を建てる際には、その支えとなる杭の存在が欠かせません。
そのため施工管理技士の皆さんにとっても、杭を建てる工事に関する知識は非常に重要なものとなります。
そこで今回は、杭の概要や杭工事の種類について詳しく解説します。
施工管理の業務に役立つ重要な知識なので、これを機に覚えるようにしましょう。

 


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杭工事とは


杭工事とは、建築物を支える杭を打ち込むための工事で、基礎工事の段階で行われるものです。
建築物をしっかり支えるためには、支持地盤と呼ばれる深さまで杭を届かせる必要があります。
支持地盤というのは、建築物の重量が杭や基礎を通じて伝わり、それを支えることが可能な地盤のことを指します。
どの深さのどんな地盤が支持地盤となるのかは、建築物を建てる場所や建設する建築物の規模・重量などによって変動します。

そしてこの杭工事には、大きく分けて2種類の工法が存在します。
次の章では、この2つの工法について詳しくみていきましょう。

杭工事の種類

杭工事の種類


杭工事は、大きく「場所打ちコンクリート杭工事」と「既成コンクリート杭工事」の2つに分けられます。
この2つの工事の最大の違いは、杭を現場で造るか既製杭を利用するかという点にあります。

前者の場所打ちコンクリート杭工事では、杭工事を行う現場で生コンクリートを固めて杭を造ります。
杭を打設する場所に穴を開け、そこに円筒状の鉄かごを入れます。
そしてその中に生コンクリートを流し込み、固め、杭として利用するのです。
この場所打ちコンクリート杭工事には、細かく分けると「アースドリル工法」や「オールケーシング工法」、「深礎工法」などの種類があります。
その場で生コンクリートから杭を造るため、杭の長さなどを自由に調節することができるのが大きな特徴です。
そのため、数十メートルにも渡る長い杭を造らなければならない場合は、場所打ちコンクリート杭工事が選択されます。

後者の既成コンクリート杭工法では、工場などで製造された既成の杭を現場に搬入し施工します。
杭を設置する場所をオーガーで掘削し、搬入した杭を差し込み支持地盤まで押し込むというのが作業の基本的な流れです。
杭の継杭は、溶接やボルトなどで行います。

杭工事の基礎をおさえよう

今回は、杭工事の概要と2種類の工事方法を解説しました。
支持地盤まで届く杭を造るこの工事は、建築物を支える非常に重要な工程です。
施工管理技士の皆さんも、杭工事についてしっかりと把握しておくようにしましょう。

 


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