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公開日時 2019.09.27
最終更新日時 2022.04.06

建設業界の人手不足を解消!?外国人建設労働者受け入れについて

外国人労働者の安全対策について


建設業では、新しい現場や会社へ入社した際には「新規入場者教育」や「雇入時教育」を受けなければいけません。
また、定期的な安全教育や労働災害発生時には、再発防止策の検討や周知徹底を行います。
しかし、日本語に乏しい外国人労働者にとっては、難しい言葉が多く、理解できない可能性も十分に考えられます。
雇用主のみならず、元請け事業者なども含め、外国人労働者に対してもしっかりと安全に関する教育を行わなければいけません。

リスクアセスメントの実施

毎日、現場作業が始まる前に、その日に行う作業内容や作業方法、使用機器の取り扱い、危険性や有害性について洗い出しを行います。
その上でリスク低減措置を行い作業を開始しますが、外国人労働者は理解できていない可能性もあります。
一般的に外国人労働者は、日本語表記に不慣れであることを理解した上でリスクアセスメントを行いましょう。

安全衛生教育

建設現場内は、様々な業種の作業員が、それぞれの作業に従事しているため、常に危険と隣り合わせです。
注意力が散漫になってしまえば、労働災害が発生してしまう可能性があります。
建設現場のみならず、すべての職種において目指すことは「労働災害を起こさない」ことです。
とても素晴らしい建物が完成しても、労働災害が発生してしまえば意味がありません。そのためには、しっかりと安全に関する教育を行なう必要があります。
ですが、外国人労働者の方は、日本語能力に乏しいこともあるでしょう。
当該外国人労働者の日本語能力を把握した上で、業務上必要な安全衛生教育をしっかりと行い、安全な職場環境を築きましょう。
厚生労働省などで、多国言語の視聴覚教材が用意されていますから、それらを活用して安全衛生教育を行いましょう。

安全衛生教育の理解度を把握

実際に安全衛生衛生教育を実施したとしても、外国人労働者が理解していなければ意味がありません。
簡単なテストを行ってみるなどして、安全に対する理解度を把握してみても良いです。また、日本語に慣れた他の外国人労働者を補助役につけるなどしても良いでしょう。

健康管理手帳制度の周知

外国人労働者のうち、健康管理手帳を持つ業務に従事している者に対しては、その必要性を理解させなければいけません。
従事する業務の危険性はもちろんのこと、「遅発性のがんリスクがあること」「離職後も継続して健康診断を受ける必要があること」をしっかりと理解してもらわなければいけません。
その上で、「なぜ健康診断を受ける必要があるのか」についてもしっかりと理解してもらいましょう。
また、そのような危険な業務に従事していた方は、当該業務に起因して起きた疾病に関しては、労災申請を行えることも理解してもらいましょう。
これらも外国語を用いて、しっかりと理解させる努力をしましょう。
(出典︰厚生労働省労働基準局

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