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公開日時 2018.10.12
最終更新日時 2022.04.06

現場監督必見!建築の安全標語の作り方!

危険の多い職場では、安全標語が掲げられていることが多いでしょう。
建設業は他の業種と比べて労災の発生件数も多く、危険を伴いやすい業種です。
そのため、現場の責任者である現場監督は、安全標語を作る機会もあるかもしれません。
ここでは、建築の安全標語の作り方を解説していきます。

安全標語の目的

安全標語を作る際には、最初に目的をはっきりさせることが大切です。
安全を守るという目的で作りますが、もう少し掘り下げてみましょう。
建設業の場合には、高い所で作業する人がいるため、転落事故や落下事故などに注意しなければなりません。
重機を使って作業する人は、重機の操作ミスに注意する必要があります。
また、積み重なっている建築資材が倒壊したり崩壊するなどして、事故に繋がるケースもあるでしょう。
そのような、建設現場でよくある事故や想定される事故を防止する目的を意識して、標語を作るといいでしょう。
慣れている作業だと、気が緩んだり油断したりして事故に繋がることもありますが、標語を見て気が引き締まることも多いです。
また、標語を作る現場監督も事故防止を意識するようになります。

安全標語作成のポイント

安全標語の目的をはっきりさせたら、目的に関連するキーワードを集めていきましょう。
例えば、転落事故に対する注意を促す目的だと、「転落事故」や「高所作業」、「安全帯」、「油断」、「気の緩み」、「慣れ」などのキーワードがあります。
思い浮かんだキーワードを並べ替えるたり、他の言葉を少し付け加えたりしてみましょう。
この際に、必ずしも思い浮かんだキーワードを全て使う必要はありません。
何となく標語っぽいものができてくるでしょう。
「高所作業慣れていると気が緩み転落事故に繋がる」のような具合です。
ただ、あまり格好良くなかったりしっくりこなかったりすることがあります。
そんなときには、順番を並べ替えたり、命令文にしてみたりしてみましょう。
五音と七音にしてみたり、反語を入れてみたりするのもいいかもしれません。
言葉の響きが良いため、標語らしくなります。
「高所作業は、油断禁物、慣れていても、安全帯の、確認怠るな」のような具合です。
言葉の響きが良い標語は、格好良く聞こえるだけでなく、頭に残りやすくなります。
頭に安全標語が残ることで、安全意識が高まり、事故防止に繋がるケースも多いです。

頭に残る安全標語を作って自己ゼロを目指そう

ベテランの作業員の中には、基本的な安全確認を疎かにする人も多いです。
そんな作業員に対しても、安全標語を掲げることで良い注意喚起になります。
頭に残りやすい安全標語を作って、自分が担当する現場では事故ゼロを目指しましょう。

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