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作業日報ってどうして書くの?工事現場の日報の重要性を再確認しよう!

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公開日時 2023.03.13 最終更新日時 2023.03.13

建設現場ではすべての作業員の作業日報をつけています。作業日報は全員分を毎日つけるので、事務処理量としてはかなり大きなボリュームになります。
そこまで手間暇かけて作業日報をつけ続けるのはなぜでしょうか。
作業日報をつける一般的な目的は「労務管理」であり、最大の目的は「コスト管理」であり、最終的な目標は「利益」の拡大です。
なぜ作業員の毎日の動きを記録することが、建設会社のコストや利益に関係してくるのでしょうか。


 

なぜ作業日報で「労務管理」できるのか

なぜ作業日報で「労務管理」できるのか


全作業員分の日々の仕事内容を作業日報という形でつけていくと、労務管理ができます。
労務管理とは、労働者が適切な働き方をしているかどうか確認する作業のことです。働きすぎは社員の心身の健康に悪影響を及ぼしますし、社員が働いていないと会社が損をします。そこで管理職が労務管理をすることで適正な労働状態を維持するわけです。
作業日報は始業時間と就業時間、業務内容、残業時間などを記録するので、ある社員のデータを読み返すとその社員が適正な働き方をしているかどうかがわかります。

なぜ作業日報で「コスト管理」できるのか


元請業者は、同じ現場の下請業者の従業員たちの分の作業日報までつけます。もしくは、下請業者がつけた作業日報を受け取って集計しています。いずれにしても元請業者は、自社と下請業者の従業員のすべての労働者の日報データを保有することになります。

元請業者が現場のすべての作業員の作業日報を集計すれば、当初想定していた労働力と実際の労働力を比較することができます。実際の労働力が不足気味だった場合、納期遅れや予定外の残業代の支出につながってしまったかもしれません。実際の労働力が余り気味だった場合、人件費をかけすぎたことになります。
このように、作業日報のデータを収集、分析すると、最小限の人件費で安全に仕様書とおりの品質の工事をすることができ、コストダウンにもつなげられるのです。

なぜ作業日報が「利益」につながるのか

元請業者が発注者から受け取る請負代金が増えなくても、コストダウンすれば利益を増やすことができます。
建設工事のコストのうち人件費などの労務費は約3割もあるので、人件費のコストダウンは利益増に貢献しやすいのです。

まとめ

作業日報をつける目的は2つあります。1つは労働実態を見える化して適正な労働環境をつくること。2つ目は人件費コストを見える化して、最も生産性が高い働き方・働かせ方をみつけることです。
つまり作業日報は、労働者の幸福につながる働き方改革を行いながら会社の利益を最大化するための重要な資料になるのです。


 

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