心理テクニックを使って現場のコミュニケーションを円滑にしよう!!上級編
今も昔も、仕事の基本はコミュニケーション。最近では心理学や脳科学、NLPといった手法もコミュニケーションを円滑にとる方法として世間に浸透してきました。
上級編としてほんの一部をご紹介します。ぜひ、取り入れて一歩先を行く施工管理を目指して下さい。
この記事でわかること »
【1.座る位置】
単純になんとなく座っていないでしょうか??座る位置で会議の結果が変わるかもしれません。
正面に座っている人とは意見が対立する傾向があります。また対角線上に座っている人とは話し合いを拒否する傾向にあります。
なので、自分と意見が対立している人の隣に座りましょう。隣の人の意見には反論しにくくなるというデータがあります。少なくとも並びで座るといいでしょう。
【2.モスコビッチの方略】
集団の中で、プロジェクトを組んで仕事を進める上で、反対意見を口にした事で、チームの和を乱すとみなされたことはありませんか。
自分の実績がない場合には特に、集団の中で意見を通すことは難しいですね。
この場合、本当に、意見を取り入れて欲しい時には、
「モスコビッチの方略」
という心理テクニックを活用しましょう。
これは、「集団の中の少数派が多数派に影響を与える」という「マイノリティ・インフルエンス」という心理原則で提唱されている方法のひとつで、実績・知名度のない人間であっても、主張を繰り返し、一貫した態度を取り続けると、多数派の意見を切り崩せるというものです。
大事なのは、一貫して同じ主張を、具体性を持って繰り返すという所です。
ただあくまでも仕事の上でのこと、熱くなり過ぎないようにしましょう。
【3.間欠強化の法則】
間欠強化というのは、毎回報酬を与えられるよりも、報酬があるかないか分からない方が心理的にハマってしまう法則です。物凄くわかりやすい例がギャンブルにハマってしまう人です。ギャンブルは毎回当たるよりも、当たるかどうか分からないからハマってしまうのです。これは恋愛でも、毎回連絡を取るよりもたまに連絡を取る、たまにプレゼントするなど報酬があるかないか分からない方があなたにハマってしまうということです。
仕事でも毎回褒めるのであれば、3回に1回ぐらいにしてみましょう。使い方を間違えると、怒られそうですが使いこなせるといい関係が築けそうです。
以上、心理テクニックを使って現場のコミュニケーションを円滑にしよう!!初級編から上級編でした。ここで紹介したのはほんの一部です。興味がある人はいろいろ調べてぜひ仕事やプライベートにも取り入れて下さい。
筆者:藤田 宏輝
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