心理テクニックを使って現場のコミュニケーションを円滑にしよう!!初級編
現場を上手く回していくために必要なコミュニケーション力。他の仕事と比べても現場監督が関わる人や職種の数は多いのではないでしょうか?
そんな大切なコミュニケーション力ですが今風に、心理テクニックを駆使して一歩上の現場監督を目指しませんか?
この記事でわかること »
【1.返報性の原理】
返報性の原理という言葉を聞いたことはありませんか?これは相手にしてもらった分をお返ししなければならないという心理が働くことです。例えば挨拶をされたら挨拶を返す。相手にお土産をもらったらそのお返しをするといったように人はしてもらったことと同等のことを相手に返さなければという心理が働くのです。極端に言うと自分のことを好きな人を好きになってしまうのです。
この心理を現場で使いましょう。
■相手に興味をもつ・・・相手に興味を持つと、相手もこちらに興味を持ってもらえます。どこに住んでいるのか、趣味は何か、今何歳なのか、結婚しているのか等々いろいろ質問してみましょう。
また人の心理には自分のことを喋る=相手の事を好き、信頼しているという心理も起こります。ただあまりに露骨になると違和感があるかもしれないので注意が必要です。
【2.単純接触効果(ザイオンス効果)】
これはその名の通り単純に接触した回数が多い人を好きになってしまうということです。
わざとらしくない程度にちょこちょこ顔を出したり、電話したりして相手との距離を縮めましょう。そしてこの心理のポイントは「時間」ではなく「回数」なのです。どれだけ長くいるかより、回数が大事なのです。ただこのザイオンス効果には注意点があって、第一印象で嫌いだと思った相手には会えば会うほど嫌いになってしまいます。人のイメージはなかなか拭えないのです。
【3.第一印象(メラビアンの法則)】
第一印象は3秒で決まると言われています。そしてその印象の6割を決めるのが悲しいかな「見た目」だということです。そして第一印象はなかなか拭えません。またハロー効果という心理もありますが、これは見た目(第一印象)がいいとその後の印象もずっとよくなってしまうのです(逆に第一印象が悪いとその後の印象がずっと悪い)。やっぱりこれからの施工管理は身だしなみも綺麗にして清潔(オシャレ)にいきましょう。
筆者:藤田 宏輝
編集部
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