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公開日時 2018.11.13
最終更新日時 2022.04.06

【世界遺産の建築物⑥】オックスフォードのプレナム宮殿

プレナム宮殿は世界遺産にも登録されているイギリスの宮殿です。
規模だけでなく庭も含めた美しさはイギリス一ともいわれています。
その美しさから1987年には世界遺産にも登録されました。
そんなプレナム宮殿の魅力や建築の特徴などをご紹介します。

プレナム宮殿の歴史

プレナム宮殿は1987年に世界遺産に登録されたイギリスを代表する宮殿です。
1704年のスペイン継承戦争時代に、オックスフォード郊外のウッドストックに建てられました。
戦争で活躍した将軍ジョン・チャーチルの功績を讃えて贈られたとされています。
そのため戦場となったプレナム(プレンハイム)の名がつけられました。
その後は代々チャーチル家の居城になっています。
1873年にウィンストン・チャーチル首相が生まれた場所としても有名です。
チャーチル首相の生まれた部屋などは公開されており、その豪華な生活を見ることができます。
まるでヴェルサイユ宮殿を思わせるような美しい建築物は、英国で最も美しいカントリーハウスとも称されています。
現在でもマールボロ公が住んでいる地として知られています。

建築様式の特徴

プレナム宮殿はイギリス・バロック建築の傑作とされています。
バロック様式はルネサンス様式と比べると、とても装飾が華やかなことが特徴です。
特に絵画や彫刻などが装飾の一つとして扱われています。
イギリスではシンプルなジョージア様式が好まれていましたが、プレナム宮殿は曲線や豪華な装飾などが多く使われていることが見どころです。
外観はオックスフォード近辺でとれるライムストーンから作られています。
また宮殿の門も見どころの一つです。
入場ゲートとなっている東門は、至る所に彫刻が施されており、門扉にはマールボロ家の紋章が飾られています。
宮殿内部には200以上の部屋が作られています。
寝室、食堂、図書館などはツアーで一部が公開されています。
壁は大理石や漆喰で作られており、絵画やタペストリーなどが飾られ華やかな雰囲気を醸しだしているのが魅力です。
グレートホールと呼ばれる玄関の扉はオーク材で作られており、鍵は真鍮で作られています。
また高さ20mにもなるホールの天井にはプレナムの戦いを描いた天井画を見ることができます。
大広間は現在でも使用されており、入り口のアーチ部分には初代チャーチル公爵の紋章が描かれています。
テーブルはなんと40人が同時に座れるビクトリア王朝のものが使用されているのが見どころです。

イギリスを代表する宮殿

プレナム宮殿はイギリスを代表する美しい建築物です。
その豪華なたたずまいまいはヴェルサイユ宮殿をも連想とさせます。
ロンドンから車で約1時間半の場所にあり、入場料を支払えば見学も可能です。
イギリスを訪れた際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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