風邪予防・防塵にはどのマスクがいいの?マスクの種類と特徴をご紹介
工事現場では粉塵が多い現場や悪臭のある現場、寒冷時期の作業などさまざまな現場環境での仕事があり、自分の健康を守るためマスクを使用することも必要になります。
マスクは用途に応じて、産業用から医療用、家庭・一般用などに大きく分類されます。
今回は工事現場での防塵、風邪予防に効果的なマスクについてご紹介します。
この記事でわかること »
工事現場で使用するマスク
工事現場では呼吸器保護のため、厚生労働省の定める国家検定規格の厳しい基準に合格した防塵マスクが広く使用されます。
防塵マスクには立体型が広く使われ、使い捨て式とフィルター取り替え式の2つのタイプがあります。
さらに粒子捕集効率の高さや粉塵粒子の種類に応じて全12種類に区分し、3字の記号で表示しています。
防塵マスクは粉塵の量や危険度に応じた作業環境、作業のしやすい装着性などを考慮して選定します。
有害性のない粉塵や粉塵の少ない場所では使い捨て式マスクが多く使われるようです。
放射性物質やアスベストなど有害な粉塵の場合、使い捨て式マスクではなく粒子捕集効率が高い規格のフィルター取り替え式マスクを使用する規定があります。
装着性では密着性、通気性、排気弁の有無、大きさや重さなどがポイントになります。
特に排気弁付きの製品は、呼吸のしやすさや眼鏡装着時に曇らないという利点があります。
同じ商品でも装着したときの感想は人それぞれに異なるので、自分に必要な性能を考慮して選定するとよいでしょう。
風邪対策で使用するマスク
風邪対策としての目的では、医療用や一般・家庭用の不織布素材でプリーツ型や立体型の使い捨て式マスクが広く使われています。
特に医療用は感染防止の効果も高いので、インフルエンザなどのウイルス予防に有効でしょう。
長時間かけても不快感が少なく眼鏡が曇りにくいなど装着性や通気性に配慮した製品も多く販売されています。
また風邪のウイルスだけでなく花粉症や微細な粒子のPM2.5対策に効果的な製品もありますので、表示に注意して選ぶことがおすすめです。
近年、使い捨て式不織布マスクの人気が高まったためガーゼマスクの需要は激減しましたが、肌に優しくフィットする感触と保湿感から今も根強い人気があるようです。
洗ったり滅菌処理したりすれば繰り返し使えるという利点もあります。
形状も立体型、プリーツ型などがあるので睡眠時の喉のケアなど用途に応じて選ぶといいでしょう。
マスクを着用して健康維持
労働者の健康や安全衛生面からも、粉塵の出にくい作業環境づくりや防塵マスクの適正な選択、着用の指導などが大切な課題と考えられます。
自身の健康管理のためにもウイルスや花粉、PM2.5対策などを含め、目的に応じたマスクを上手に選び活用するようにしましょう。
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