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【意外と知らない?】建設業界で働く上でこれだけは押さえたいろいろな建築設備の基礎

知る
公開日時 2023.05.07 最終更新日時 2023.05.07

建物が機能していく中で欠かせない設備ですが、建設業界で働く上でこれは押さえておきたいという設備や用語をご紹介します。
まず建築設備といってもいろいろな設備がありますが大きく分けると

「電気」
「空調」
「給排水」

と分けることができます。それぞれ個別に見ていきましょう。現場に行く前にここだけは押さえて欲しい建築設備のいろはです。

【電気設備】

【電気設備】


工事現場で花形と言われている電気工事ですがどのような設備や用語があるのでしょうか?

▪分電盤

電気の見張り番とも言える設備ですが次のような働きがあります。

1. 様々な配線へと電気を供給する
2. “漏電”を検出してすぐに電気を止める(漏電用遮断器)
3. 電気の使い過ぎを監視し、限界を超えた場合は素早く電気を止める(配線用遮断器)

▪空配管

配線を天井裏や壁の中、あるいは地中の中をそのまま這わせるのは危ないので空配管と呼ばれる管を通すことになります。CD管やPF管等々。写真のオレンジの配管内を通します。

▪メガチェック

絶縁抵抗計(メガテスター)を使って電気製品や配線(屋内配線)の絶縁抵抗を測定することです。

▪デジタルサイネージ

デジタルサイネージは表示内容を簡易に変更できるため、公共交通機関や、商業施設などでの採用実績が多い。朝・昼・夜といった時間帯に応じて表示内容を変化させ、食事の時間帯や提供メニューに合わせた表示内容の変更などにも用いられている。

▪新エネルギー

バイオマス、太陽熱利用、雪氷熱利用、地熱発電、風力発電、太陽光発電などであり、すべて再生可能エネルギーである。ほぼ日本だけで用いられる用語(分類)である。海外では代替エネルギー(alternative energy)と呼ばれる分野と重なる。

【空調設備】

知っていましたか?電気代の中で最も多くの割合を占めるのは空調です。

▪CAV方式とVAV方式

対象空間の熱不可の変動に対して、一定風量で温度を変えて対応する定風量方式と、送風温度を一定にしたままで風量を変えて対応する変風量方式があります。

▪ファンコイルユニット

室内から空気を取り入れエアフィルタで塵埃を取り除き、水熱源の熱交換器で温度・湿度を調整し、送風機で空調する部屋や場所へ送風する比較的小型で簡易な空気調和機です。

▪ダクト

気体を運ぶ管。空調、換気、排煙設備で使用。角ダクトや丸ダクトがある。

▪ダンパ

ダクトの中間に取り付け、風量の調整、切換や逆流防止を目的とした装置

▪冷媒配管

システム内を循環しながら熱エネルギー移動の役割を受け持つ作動流体を冷媒と呼びます。

▪換気方式

① 第一種換気。給排気とも機械換気設備で行う。
② 第二種換気。給気は機械換気設備で行い、排気は自然排気口または隙間から行う。
③ 第三種換気。給気は自然におこない、排気は機械換気設備で行う。

▪必要換気量

室内の空気環境を良好な状態に保つために必要とされる最小限の取入外気量を必要換気量という。

▪排煙設備

火災が発生した際の死亡者のほとんどが、煙による中毒死です。その煙を取り除くための設備を排煙設備といいます。

▪ゾーニング計画

空調ゾーニングとは、範囲ごとに空調系統を区分し、その区分ごとに空調方式を定めることをいいます。
主に、方位別ゾーニング、使用時間別ゾーニング、空調条件別ゾーニング、負荷傾向別ゾーニングがあり、空調計画においては最も重要になります。

【給排水】

【給排水】

奇跡とは何か?蛇口をひねれば水が出る。それが奇跡だ。

▪クロスコネクション

施工ミスの一つ。これは上水配管と上水配管以外の配管とが接続されることをいいます。上水以外の配管として井水、中水、空調用配管、消火設備配管、排水管などがあります。

▪トラップ

排水管や公共下水道などから、不快な臭気や小虫などが室内に侵入するのを防ぐ機能です。

▪ヒートポンプ

ヒートポンプによる給湯設備も開発されています。建物からの排気、排水の熱を回収するヒートポンプは熱の有効利用の一方法で将来性に富んでいます。ヒートポンプはエアコン(空調)やエコキュート(給湯)だけではなく、冷蔵・冷凍庫、洗濯機の乾燥機能などさまざまなものに使われています。
実はわたしたちの生活に身近なエコ技術なのです。

▪ユニットバス

工場であらかじめ天井・浴室・床・壁などを成型しておき、現場に搬入した後にそれらを組み立てる浴室のことです。従来の工法と比べ、短時間での施工が可能なうえに階下への水漏れのリスクが少ないことから、戸健住宅やマンション、アパート、ホテルなどさまざまな建築物に用いられています。
最近では、サイズや機器機能が充実した「システムバス」と呼ばれているものもあります。

筆者:藤田 宏輝

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