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公開日時 2018.10.24
最終更新日時 2022.04.06

世界遺産の建築シリーズヨーロッパ編 イタリアのヴェネチアとスペインのバルセロナ

ヨーロッパは世界遺産がたくさんあり、どれも珍しい建築物です。
建設業に携わっている人なら、ヨーロッパの世界遺産の建築方式や特徴などが気になるでしょう。
ここでは、ヨーロッパの世界遺産のうちイタリアのヴェネチアと、スペインのバルセロナにある世界遺産を紹介していきます。

ヴェネチアとその潟

ヴェネチアは、多くの運河と橋があり「水の都」と呼ばれています。
イタリアの都市の中で、フィレンツェと並んで観光地として人気の高い都市です。
ヴェネチアの街並みは非常に美しく文化的価値が高いことから、ヴェネチアの都市全体がユネスコの世界遺産に登録されています。
「ヴェネチアとその潟」というのは、世界遺産の登録名です。
ヴェネチアの美しい街の中で、特に有名な建築物は「カナル・グランデ」や「リアルト橋」、「サン・マルコ大聖堂」、「サン・マルコ広場」、「ドゥカーレ宮殿」などが挙げられます。
「カナル・グランデ」非常に大きな運河で、数多くあるヴェネチアの運河の中でも中心的な存在です。
周囲にはロマネスクやゴシック、バロックなどさまざまな建築様式の建物があります。
「リアルト橋」は「カナル・グランデ」に架けられている大きな橋で、「へ」のような形状をしているのが特徴です。
そして「カナル・グランデ」を下っていくとアドリア海に出ますが、その少し手前の方に「サン・マルコ広場」があります。
ヴェネチアの玄関口と位置づけられている非常に美しい広場です。
その「サン・マルコ広場」に面して「サンマルコ大聖堂」があります。
ビザンティン建築の有名な建物です。

バルセロナの世界遺産

アントニ・ガウディの作品群

アントニ・ガウディは19世紀後半から20世紀初期にかけての、スペインを代表する建築家です。
グエル公園やグエル邸の設計を行ったことをきっかけに、バルセロナの多くの建築物の設計を行うようになりました。
いずれも世界遺産に登録されている建築物です。
他に「サグラダ・ファミリア」、「カサ・ミラ、カサ・ビセンス」、「カサ・バトリョ」、「コロニア・グエル教会」の5つも世界遺産に登録されています。

バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院

2つで1つの世界遺産として登録されているムダルニズマという建築様式の建物です。
いずれもリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーという建築家が設計し、20世紀初期に建てられました。
ムダルニズマはモデルニスモとも呼ばれ、産業革命後のバルセロナで流行した建築様式で、華やかな装飾と曲線をよく用いているのが特徴です。
いずれの建物にも、このムダルニズマの特徴がよく顕れています。
外観だけでなく内装も非常に華やかです。

一度は実物を見ておきたいヨーロッパの世界遺産

ヴェネチアの街並みやカターニャ音楽堂、サン・パウ病院は非常に美しく、いつかぜひ実物を見ておきたい世界遺産です。
建設の仕事に携わっている人なら、建物の構造などもじっくりと見てみるといいでしょう。
ヨーロッパには、ここで紹介した建築物の他にもフランスのモン-サン-ミシェルなど、美しい世界遺産がたくさんあります。

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