建築業界は普段の業務で培ったスキルを活かして災害復興などの社会貢献をしています。
この記事では熊本で起きた震災に対する建築業界の社会貢献を紹介していきます。

熊本地震の概要

熊本地震の発端は、2016年4月14日に発生した震度7の大型地震でした。
その後も大きな地震が続き、トータルで震度7の地震が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回も発生し、熊本各地に甚大な被害をもたらしました。
被害総額は最大で4.6兆円とも言われており、具体的な被害は以下のようになっています。

人的被害

死者：267人（うち直接死：50人/震災関連死：212人）
負傷者：2,804 人
避難者数：約18万人

住宅被害

被害家屋数：約18万6,000棟（うち全壊8,657棟/半壊34,083棟/一部破損多数）
床上浸水：114棟
床下浸水：156棟

その他

熊本城天守閣を含む文化財が多数破損
5市町の本庁舎が半壊し倒壊のおそれ
病院、幼稚園、小中学校、高校の建物破損

熊本地震の概要

熊本地震の発端は、2016年4月14日に発生した震度7の大型地震でした。
その後も大きな地震が続き、トータルで震度7の地震が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回も発生し、熊本各地に甚大な被害をもたらしました。
被害総額は最大で4.6兆円とも言われており、具体的な被害は以下のようになっています。

人的被害

死者：267人（うち直接死：50人/震災関連死：212人）
負傷者：2,804 人
避難者数：約18万人

住宅被害

被害家屋数：約18万6,000棟（うち全壊8,657棟/半壊34,083棟/一部破損多数）
床上浸水：114棟
床下浸水：156棟

その他

熊本城天守閣を含む文化財が多数破損
5市町の本庁舎が半壊し倒壊のおそれ
病院、幼稚園、小中学校、高校の建物破損

熊本建設業協会の取り組み

この未曾有の震災に対して、熊本建築業協会では以下のような貢献を行いました。

活動規模

熊本建設業協会は熊本地震において、1万5,000件近い要請を受けて様々な活動を行いました。
活動した人員は延べ6万人近くにも及びます。
延べ約1万5,000台の重機と約1万8,000台の運搬車両が使用され、道路の応急復旧、ガレキの撤去、物資の運搬などで被災地の復興を支援しました。

主な活動内容

最も多い活動は道路や橋梁の復旧に関するものでした。
これには道を塞ぐガレキの撤去も含まれています。
被災地域の建設業協会支部長が発した「建設業が道を復旧させないことには自衛隊もレスキューも警察も被災現地に入ることはできない」という言葉のもとで、協会が一丸となって道路の復旧に尽力しました。
また、熊本地震後に発生した大雨による河川等の増水への対応も積極的に行いました。
さらに、重機を活用して災害ガレキの撤去などをして復興に貢献しました。

人命や生活に直接関わる活動も

熊本建築業協会が提供した重機や投光器は救助活動のために活用されました。
また、水の足りない被災地に設けられた給水所に給水タンクを運搬するなどして給水活動にも参加し、多くの被災者の生活を支援しました。
さらに、被災地に届いた支援物資の緊急輸送にも大きく寄与しました。

日常業務のノウハウを集約し、災害復興にも貢献しています

建設業界は熊本地震の被災者を一刻も早く救うため、様々な活動を行いました。
建設業は何かを作るだけでなく、災害時に人を救うことができるすばらしい仕事でもあるのです。

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