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ゼネコンの年収が高い理由5選|ゼネコンの年収を上げる方法3選なども紹介

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公開日時 2022.08.04 最終更新日時 2024.04.09

こちらの記事では、ゼネコンの年収が高い理由についてご紹介いたします。

 


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ゼネコンの平均年収

ゼネコンは建設業界の中でも大手に分類される企業です。
このゼネコンに分類される会社の平均年収は高いことで知られています。
一般的な総合建設業に該当する会社よりも、ゼネコンに勤めたほうが収入が高くなると言われています。
それでは、なぜゼネコンの平均年収は同じ業界の企業と比べても高くなるのでしょうか。
本記事では、ゼネコンの年収が高くなる仕組みについて紹介します。

ゼネコンとは

ゼネコンとは「General Constructor(ゼネラル コンストラクター)」の略です。
建設業界では、建築一式工事・土木一式工事を受注している業者のことをゼネコンと呼びます。
日本の建設業界では大手5社に入る、「鹿島建設株式会社」、「株式会社大林組」、「清水建設株式会社」、「大成建設株式会社」、「株式会社竹中工務店」の5つの会社を指します。
一部上場企業が該当していることが多く、ゼネコンが仕事を一括で受注して、サブコンなどの下請けへ工事を依頼して建設工事を請け負っています。

ゼネコンの平均年収とは

ゼネコンの平均年収は、約900万円前後と言われています。
これは、一部上場企業の平均年収598万円と比べて約1.5倍ということで、かなり高い部類に入るといえるでしょう。
では、なぜゼネコンの年収はこれ程までに高いのか、理由が気になるところです。
そこで今回は、ゼネコンの給料がなぜ高いのかを解説します。
さらに、ゼネコンは、残業代や家賃補助といった各種手当が平均70,000円程度プラスされることと、30歳までの昇給率が他の業界と比べて非常に高いという点もポイントです。
もちろん、年収だけで見れば、ゼネコンよりも高い業界は他にもありますが、前述したような理由も含めて総合的に判断されるとよいでしょう。

ゼネコンの年収が高い理由5選

ゼネコンは平均年収が高くなっているということが一般的に言われています。
それはゼネコンの所属している総合建設業・建築工事業という業界と、仕事内容に伴って高くなっています。
それでは、ゼネコンの平均年収がここまで高くなっている理由にはどんなものがあるのでしょうか。
そこで、ゼネコンにはどんな特徴があって、年収が高くなっているのかを5つの理由に分けて解説します。

ゼネコンの年収が高い理由1:大卒の総合職が多い

ゼネコンのビジネスモデルは、クライアントから請け負った建設内容をそれに適した下請け業者に割り振ることで工事を進め、その中間マージンを受け取るのが一般的です。
一見すると商社と似たビジネス構造ですが、そこに研究や建築デザイン、現場監督などの機能が付加されたものと考えればよいでしょう。
したがって、自ずと社内には大卒の総合職のスタッフが増えることとなり、平均年収が上がるというわけです。
ただし、現場監督などの地域総合職の場合には、高卒というケースもあります。

ゼネコンの年収が高い理由2:残業と手当が多い

ゼネコンの仕事は、非常にハードなことに加え、残業も多いです。
特に、現場寄りの工事監督責任者や設計、デザイナーなどの職種は、常に多忙です。
そのため、現場状況により月の残業時間は大きく変わりますが、繁忙期であれば月の残業時間が60時間を超えることもあります。
よって、年間の残業代だけでも、かなりの金額になってきます。
またそれに加え、早朝や深夜残業と休日出勤の手当も加算されます。
ちなみに、建設業界は、他の業界に比べて残業代の払いは非常によいのも特徴です。

さらに、一般的な企業にある通勤手当や、住宅手当、役職手当といったものとは別に、ゼネコン特有の手当もあります。例えば、現場に近い従業員に対しては、現場手当のようなものも加算されることがあります。
現場での仕事は、危険と隣り合わせであることから、このような手当があるのでしょう。したがって、給与に加え残業と各種手当を加えると、年収が1.5~2倍程度になることも珍しくはないのです。

ゼネコンの年収が高い理由3:平均年齢が高い

日系企業のゼネコンにおいては、まだまだ年功序列制を採用している企業も多いです。そのため、ゼネコンの平均年齢は、一般の上場企業より高めです。
したがって、平均年齢の高さに比例して、平均年収も上がることとなります。
特に、ゼネコン大手5社はバブル期の大量採用の影響もあり平均年齢が高く、50歳代の社員が多いものと推測されます。
さらに、その後の不況の影響によって、逆に20代~40代前半の社員数は少なめです。

ゼネコンの年収が高い理由4:休日出勤が多い

ゼネコンに限った話ではありませんが、建築現場の仕事は日夜行われています。
そのため、ゼネコンで働いていると勤務時間は自ずと長くなっていきます。
現場の仕事自体は土曜日などでも進んでいくため、ゼネコンに勤める限りは監督業務も付随して発生します。
特に、繁忙期であれば月に2~3回は土曜日出勤なども発生し、その分が休日出勤手当といった形で支給されます。
そのため割増賃金が支払われるケースが多くなるのです。

ゼネコンの年収が高い理由5:各種手当が充実している

ゼネコンは大企業であるため、一般的な企業の福利厚生面が充実している企業が多くあります。
一般的な企業にある住宅手当といった手当はゼネコンでも支給されています。
扶養手当や保育手当など、家族がいる家庭には嬉しい手当というのも一般企業と同じように完備しているケースが多いです。
その他には現場で仕事をしていると危険な仕事をしている関係で、現場手当が支給されます。
したがって、多くの手当が年収の上昇につながっているのです。

ゼネコンの仕事内容と年収5選

ゼネコンは会社内の仕事・職種によって収入が大きく異なります。
建設業界に在籍しているため、現場監督といった仕事が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが会社組織として運営するため他にも複数の仕事があります。
それでは、ゼネコンの会社内にある職種にはどのような種類があり、それぞれの仕事によって年収にはどれほどの差があるのでしょうか。
その仕事内容と年収の違いについて5つの職種に分けて紹介します。

ゼネコンの仕事内容と年収1:建設職

ゼネコンの仕事の中で一番現場と深く関わっているのが、建設職です。
建設職は、現場で直接身体を動かし建築を行う業務です。
主には、建設作業員、電気工事作業員、土木作業員の業務内容があります。
建設現場で建造中の建物の外壁作業を行う外装業や、建物内の内装業を行います。
電気工事業では配線関係の作業を行います。
土木作業員であれば、土木造成に関わる仕事を行います。
下請けの建設業者と同様の業務となるため、平均年収は380万円程度となります。

ゼネコンの仕事内容と年収2:技術職

ゼネコンの仕事の中で技術職の仕事を行う人は、建築に関する技術を活かして業務を行います。
建設業で仕事を行うための資格や知識を持った業務に携わります。
主な仕事内容としては、建築士、測量士などがあり、それぞれ士業としての資格を取得している方が業務に従事することができます。
建築士であれば、ビルやマンション、商業施設といった大型建造物などの設計を行い、平均年収は差がありますが、約600~700万円になります。
測量士は建設現場で面積などの測量を行い測量図面を作成し、平均年収は400万円ほどになります。

ゼネコンの仕事内容と年収3:事務職

ゼネコンでは、事務職の仕事を行う人がいます。
他の業界のように、書類作成といった事務での業務があります。
具体的には、営業事務としての書類の管理や契約書類の作成、建設事務や経理の業務もあります。
パソコンを使用しての業務が中心で、総務的な仕事もこなします。
社内向けの仕事を行うので、実際の建設現場での作業は行わないことが一般的です。
ゼネコンにおける事務職の平均年収は約420万円ほどになります。

ゼネコンの仕事内容と年収4:営業職

ゼネコンの仕事にも、営業職があります。
他の業界と同じように、仕事を受注までつなげることが主な業務になります。
建設業界での営業職の仕事は取引で動く金額が大きく、契約を受注できた企業とは取引が長期的に続きます。
そのため、仕事量と平均給料が連動しやすい職種となっています。
また建築士であったり、宅地建物取引士といった資格を取得していた場合には、営業の際に交渉力が上がります。
ゼネコンにおける営業職の平均年収は約700万円以上と言われています。

ゼネコンの仕事内容と年収5:管理職

ゼネコンにおける管理職とは一般的に施工監理技術者のことを指します。
建設現場での計画作成や監督者としての業務を任される仕事です。
具体的な仕事内容としては、建設現場での各種工程の管理や安全管理といった業務があります。
実際に現場で働いていますが、多くの職人や技術者の管理監督を中心として行っていきます。
ゼネコンにおける管理職は年収の幅が広く、平均年収は約580万円から1,000万円程度になります。

ゼネコンの年収を上げる方法3選

建設業界のゼネコンと一口にいっても、その職種は多種多様です。
さらに、その職種ごとに年収の増減というのは多岐に渡っています。
それでは、それぞれの職種における平均年収はこれ以上あがらないのでしょうか。
そのようなことはなく、自身の能力やスキルを上げていけば、平均年収もそれに比例して上昇していきます。
では、年収を上げるためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
ここではゼネコンの年収を上げる方法を3つ紹介します。

ゼネコンの年収を上げる方法1:経験を重ねる

日本にあるゼネコン業者や総合建設業の業界では、年功序列制度によって収入が上がる企業が多めであることが特徴です。
そのため、ゼネコンで仕事を多くこなしていき、経験を重ねることでより収入を高めることができます。
例えば、20代の新卒入社の場合ですと、平均年収は400万円ほど、30代になると約500万円から600万円、さらに年数を重ねると1,000万円ほどになります。

ゼネコンの年収を上げる方法2:資格を取得する

建設業界では高い技術や専門性が求められるため、資格を取得しているかどうかについては、就職はもとより、年収の額として大きく影響してきます。
たとえば建築士に「一級」と「二級」があることは前にも説明している通りで、一級建築士の方が高年収です。
取得している級によって平均年収の差は変わり、およそ160万円ぐらいの差があるとされています。
よって、建設業界に関わる資格を取得して、さらにより上位の資格を取得することが年収上昇につながります。

ゼネコンの年収を上げる方法3:残業や手当で稼ぐ

ゼネコンに勤務する従業員は、それぞれの建設現場での仕事ペースに合わせて多くの業務を抱えています。
そのような業界であるため、建築の工程通りに業務が進むかが非常に重要となります。
工程が遅れるようなことがあっては費用面での金額の負担も大きなものとなるので、残業をしてでも工程を進めなければなりません。
そういったゼネコンという業界柄、残業や休日出勤といった手当を得られる勤務が多くなるので、そういった手当を増やすことで年収を上げることが可能です。

ゼネコンの年収が高い理由を理解しましょう

このように、ゼネコンの年収が高い理由は、さまざまな要素が重なった結果といえるのです。
しかし、ゼネコンの仕事はお金以外にも、やりがいや達成感といった魅力的な要素がたくさんあります。
仕事はハードかもしれませんが、それに対するさまざまな対価がある点が、ゼネコンの魅力といってよいでしょう。

 


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