施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

基礎工事とは?施工の種類や内容について

学ぶ
公開日時 2023.04.16 最終更新日時 2023.04.16

建築物を作る際に重要なのが、「基礎工事」です。
基礎工事の質が、建物の耐久性能を左右するといっても過言ではありません。
そのため、建築施工管理技士の資格取得を目指す人にとっては、基礎工事の知識は必須といえるでしょう。
そこで今回は、基礎工事における施工の種類や内容について紹介します。


 

基礎工事とは

基礎工事とは


基礎工事とは、建築の土台となる部分を作る工事のことです。
基礎工事の種類は、大きく「杭(くい)基礎」と「直接基礎」の2種類に分かれます。
また、直接基礎から、「独立基礎」、「ベタ基礎」、「布基礎」に分かれています。

杭基礎

杭基礎とは、軟弱な地盤に採用する基礎のことです。
杭を地面に打ちこんで地盤を固めることで、基礎の安定性を高めます。
地盤が軟弱な場合には、建物の荷重が地面にかかるため、完成した建物全体が不安定になりがちです。
そのため、そのままでは建設工事を進めることができないため、杭基礎という手法を実施します。

杭基礎は、さらに「既成杭工法」と「場所打ち杭工法」の2種類に分かれます。
「既成杭工法」とは、既製品の杭を使用する手法です。
いっぽう、「場所打ち杭」とは、現場に穴を掘り、その中に鉄筋を挿入することで杭を作る手法です。

直接基礎

直接工事とは、地盤に直接基礎を作る基礎工事のことです。
したがって、杭基礎が杭を使う基礎工事なのに対して、直接工事は杭などの道具を使いません。
よって、地盤が比較的安定している土地で、かつ低層の建物の場合に採用される基礎工事となります。
そのため、地盤の状態が良好であることが条件となります。

直接基礎は、さらに「ベタ基礎」、「布基礎」、「フーチング基礎」、「独立基礎」といった種類に分類されます。
「ベタ基礎」とは、建物の底面全てに対して、基礎スラブを構築する基礎工事です。
「布基礎」は、鉄筋コンクリートが連続する基礎のことです。
「フーチング基礎」とは、建物の荷重を直接地盤に伝える仕組みを使用する基礎工事です。
そして、「独立基礎」とは、基礎自体が独立している形をとる基礎工事です。
これらを、地盤や建物の種類に応じて、使い分けることになります。

まとめ

基礎工事とは、文字通り建設工事の基礎となる非常に重要な工事です。
そのため、土地や建物の種類に合わせ、適切な工事をすることが必須です。
建築業に携わる人は、基礎工事の詳細について、しっかり把握しておきましょう。


 

関連記事:
現場監督なら知っていて当然?型枠工事の注意点を詳細解説
今更聞けない基礎工事の種類と工法!工程・安全管理は十分ですか?
要チェック!基礎工事が正しく行われているかチェックするポイント3選!


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら