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公開日時 2019.12.25
最終更新日時 2022.04.06

施工管理の豆知識!国や文化で変わる建具の形状や種類:和風建具

現在、洋風建築が一般的ですが、落ち着いた和のテイストや居心地のよさが見直され、洋風建築にも和を取り入れることが多くなっています。
今回は今後、施工管理者が触れることが増えるかもしれない和風建具の特徴と、洋風建築に取り入れられている和風建具の活用例を見ていきましょう。

和風建具の種類と特徴

襖(ふすま)

昔から、部屋と部屋を仕切る間仕切り建具として活用されてきたのがふすまです。最近では間仕切りが壁になっている家が増えたため、ふすまの数も減っています。素材自体が軽く、表紙を張り替えれば部屋の雰囲気を簡単に変えられるのが大きなメリットです。

障子

日光を遮り、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのが障子です。昔ながらの腰付障子戸以外にも、全面が障子紙になっている水腰障子戸や、外の景色を楽しめる障子の一部にガラスがはめ込まれた雪見障子戸などさまざまなものがあります。

押入れ襖

古い日本の住宅にある収納といえば押入れです。収納スペースが狭いときには開き戸を、1間以上の幅があれば引違い戸が適しています。

玄関

和風建築の玄関は引き戸が定番です。ドアよりも引き戸はスペースがいらないので、狭い場所や人がよく通るところでは引き戸の方が安心感があります。

和風建具の活用例

襖(ふすま)

洋風建築の一部にふすまを取り入れるときは、和洋が表裏一体になった戸襖の活用が考えられます。和室側から見るとふすま、洋室側から見ると洋風の扉になっているので、どちらのイメージも大切にします。

和洋折衷の家に障子を設置するときは、モダンなデザインのものが適しているでしょう。いまどきの障子にはアルミ製のかまちと格子が採用されており、シルバーカラーやダークカラーなど洋室の雰囲気にも合うものがあります。和障子のような内窓をつけて、断熱性や強度を高めた窓もあります。

間仕切り

和洋の空間を分けながら、ほどよいつながりを作りだせるのが間仕切りです。間仕切りを活用すれば、洋室の一部に畳を敷いた、和洋室の空間も簡単に演出できます。

玄関

最近では、洋風にも和風のどちらにも合うモダンなテイストを持ち合わせた引き戸玄関もあります。

和風建具についての知識を

現代では洋風な住宅が一般的ですが、和のテイストが見直されています。
洋風と和風はまったくテイストの違うものですが、モダンなデザインの建具を採用することで気軽に和と洋のいいところ取りができるのです。

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