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公開日時 2019.04.17
最終更新日時 2022.04.06

現場作業、現場工事と「四季」の関わりについて。注意点などをまとめました

夏は猛暑に注意!暑さ対策をご紹介します


夏に気を付けなければいけないものの一つに熱中症があります。
猛暑が続く夏は体内から水分と塩分が失われやすく、熱中症になる危険性が高まります。
屋外で働く現場監督や作業員にとっては、暑さ対策はとても重要です。
そこで夏の注意点と熱さ対策についてご紹介します。

夏は熱中症に注意

近年は記録的な猛暑となることが多く、熱中症対策にはますます力を入れなくてはいけません。
熱中症になるとさまざまな症状が起こります。
1度(軽度)の場合は、めまい、筋肉痛、筋肉の硬直が起こります。この時には意識は、はっきりしていることが多いです。
2度(中程度)になるとさらに、頭痛、吐き気、嘔吐、失神、倦怠感、判断力の低下などの症状が重なります。この時には皮膚は冷たいのに体温は高いといった症状が出ています。
3度(重度)になると、意識障害、けいれん、過呼吸、おかしな言動や行動などが起こり、意識はもうろうとしています。呼びかけに答えられなかったり、まっすぐ歩くことが出来なかったりした場合はすでに重度の可能性があります。
「今まで大丈夫だったから」と思っていても、当日の体調や気温などで急激に症状が悪化する場合があります。
そのため現場単位での対策はもちろん、作業員全体が熱中症への知識と意識を持つことが大切なのです。

熱中症の対策

屋外で作業することが多い建設業界にとって、熱中症対策は必須です。
まずは水分や塩分をこまめに補給しましょう。
普段は麦茶や水で水分を補給し、重労働の時やたくさん汗をかいた時はスポーツドリンクなどを飲みます。
スポーツドリンクは塩分と糖分、水分を同時に摂取できるので熱中症対策におすすめです。
ただし、スポーツドリンクは糖分が多いため、飲み過ぎないように注意しましょう。
少し気だるく感じた時や、より予防したい時には「経口補水液」を飲むことをおすすめします。
経口補水液は塩分や糖分のほか、ナトリウムやカリウムなどの電解質が多く含まれています。
これまで電解質は点滴からでしか補給することができませんでした。しかし経口補水液であれば、手軽に水分と電解質を補給することが可能です。
また、さらに塩分を摂りたい時は塩飴や塩タブレットなどが定番です。
作業中でも素早く取り出して補給できるため、作業員の必需品といえるでしょう。

冷却グッズを使うのも効果的

また現場で働く人のために、さまざまな冷却グッズも販売されています。
作業員は安全のために長袖長ズボン、ヘルメットを着用しなければならず、どうしても体温が上がってしまいがちです。
そこで冷却グッズを取り入れて効果的に体温を下げましょう。
代表的な冷却グッズには以下のようなものがあります。

・冷却タオル
冷却タオルは手軽な冷却グッズとして人気があります。
水に濡らすことで、冷たさが持続する特殊な繊維から作られており、作業中の首元をひんやりとさせてくれます。

・冷却スプレー
冷却スプレーは暑いと思ったらすぐに体を冷やせる便利なグッズです。
服の上からでも使用できる商品が多いため、一本持っておくととても便利です。

・空調服
空調服とは、ファンが付いた作業服です。
扇風機のような役割を果たすので、いつでも、どこでもこもった熱気を外に放出してくれます。
またファンは後からでも設置することが出来るため、手持ちの作業服に付けることもおすすめです。

現場監督は作業員の体調に目を配る

作業員の現場での体調管理も現場監督の仕事です。
つい仕事に熱中して水分や塩分補給を忘れてしまいがちな時は、現場監督が声をかけてまわりましょう。
また定期的に水分や塩分を摂ったか確認する表などを作る会社もあります。
気温が特に上がる日にはこまめに休憩を取るようにしたり、気温の一番高い時間帯に休憩を取ることができるように時間を調節したりしましょう。
また冷えた室内から急に暑い屋外に出ることで体調不良になることもあります。
作業員へ対策の周知や徹底を行いましょう。

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