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公開日時 2019.04.17
最終更新日時 2022.04.06

現場作業、現場工事と「四季」の関わりについて。注意点などをまとめました

春は新人が入社する季節。部下、後輩指導のポイントとは


新入社員が入社する季節といえば春です。
多くの社会人2年目の人には、初めて部下や後輩ができます。
しかし、初めて後輩の指導をするという人も多く、どんな指導をすれば良いのか、どんなアドバイスをすれば良いのか悩む人もいるでしょう。
そこで部下や後輩である新人現場監督を指導するポイントをご紹介します。

目的を明確にする

現場に出る日は、「何を目的にして現場に出るのか」を明確にしておくことが重要です。
つい「あれとあれと、これも教えておこう」と複数の仕事をまとめて教えてしまう方もいます。ただ、一度にたくさんのことを詰め込んでしまうと、仕事に慣れていない新人は混乱してしまう可能性があります。
そうすると、結局すべての仕事をどれも終わらせることができず、中途半端になってしまう場合もあるのです。
まずは新人に身に付けてほしいことを先輩社員が順序立てて教え、覚えたことを確認したら次のステップに進むように心がけるようにしましょう。
例えば、現場の「この部分のチェックをする」、「〇〇の写真を撮ってくる」など目的が分かりやすい仕事を指示することが大切です。
慣れてきて、これらの作業がスムーズにこなせるようになってから、複数の仕事を同時に進行させるようにしましょう。
ひとつずつ教えることで新入社員も質問しやすくなります。

事務所内での作業も教える

現場監督といえば、現場での確認や指示などが主な仕事ですが、実は多くの事務仕事も抱えています。
図面や工程表の作成、請求書の整理など、デスクワークもたくさんあるのです。
通常、一年目の新人現場監督は自分の仕事を持っていません。
そのため、まずは事務所内でその日にすべきことを教えておきましょう。
事務所での作業といっても、新人にとっては複雑なものばかりです。
例えば、検査表に添付する写真についても、どの部分の写真を添付すればよいのか、どの部分を撮影すればよいのか、チェックする手段は何かなど注意するべき点が数多くあります。そのため、先輩社員はひとつひとつ教えていく必要があります。
チェックシートを利用すると分かりやすいです。もしチェックシートがない場合は作成するように指示することもおすすめです。

悩みはしっかりフォローする

新入社員は悩みを抱えることが多くあります。
先輩や上司が上手くフォローできないと、新人は悩みを誰にも相談できず、間違ったまま仕事を覚えてしまいミスを連発してしまう恐れがあるのです。
それによって、新人はさらに上司に怒られる・悩むといった負のスパイラルに突入してしまうのです。
そのため新人の指導係は、分からないことはないか、何か悩んでいることはないかなど定期的にフォローしてあげましょう。
大事なポイントは意見を押し付けないことです。
頭から「これが正しいのだから」と押し付けていては、いざというときに「先輩が言っていたから」と行動するだけで終わってしまいます。
最終的には新人が自分で解決できるように導いていきます。
そうすることで、自分で考える力も育ち、立派な現場監督となっていくでしょう。

言葉遣いには注意する

先輩社員は指導の際に、つい熱が入るあまり言葉遣いが乱暴になってしまうことがあります。
しかし中には新人を委縮させてしまい、仕事への意欲を失わせてしまうような「言ってはいけない言葉」もあるのです。
例えば、新人に「自分はなんてダメな人間なんだ」と思わせてしまうような言葉はNGです。
「前にも教えたよね」「やる気あるの?」などの言葉は、新人から質問や相談する気力を奪い、本当にやる気まで奪ってしまいます。
教育係はこのように新人を否定するような言葉はできるだけ使わず、相談に乗りながら新人のやる気を伸ばしてあげましょう。
また「言われた通りに何でやらないの」や「もういいよ」など自主性を奪う言葉にも気を付けましょう。
仕事が忙しいとつい発言してしまいがちですが、誰もが最初から完璧にできるわけではありません。
「なぜ、どうしてこの仕事が必要なのか」を理解させなければ、新人はいつまでたっても自力で仕事をこなせるようにはなりません。
その仕事が必要な理由も説明しながら教えていくようにしましょう。

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