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公開日時 2019.02.12
最終更新日時 2022.04.06

市場規模や働き方、海外進出など、世界の建築事情を総まとめ!

海外勤務を希望する場合には

会社から海外勤務を命じられてから、英会話を勉強するなど慌てて準備をする人がいる一方で、自ら海外勤務を望んでいる人もいると思います。

しかし海外勤務を希望しているにも関わらず、なかなか海外に転勤にならないという人も少なくありません。
ここでは、海外勤務を希望している場合に何をすべきなのかを解説していきます。

上司に希望を伝える

建設業では今後、海外出張が増える可能性が高いですが、それでも国内で仕事をする人が圧倒的多数です。
海外に転勤になるのはほんの一部の人たちでしょう。

海外で働きたいのであれば、その一部の中に入らなければならず、かなり競争率が高いと言えます。

しかし、海外に転勤になる人の全てが海外勤務を望んでいるわけではありません。
国内だけで仕事をしたいと考えている人も多いです。

そのため海外勤務を希望するのであれば、そのことを上司に伝えておきましょう。

海外勤務を希望している人がいるというのであれば、人事の人たちもそれを尊重する形で検討してくれるかもしれません。
人事異動希望はなかなか通らないとよく言われるため、正式な希望は出さずに海外で働きたいことを上司に相談するのもいいでしょう。

数年後に希望が叶うこともあるかもしれません。
海外勤務は敬遠する人も多いため、やる気や熱意をアピールすることにも繋がります。

海外勤務がある建設会社に転職を検討する

スーパーゼネコンや準大手ゼネコンであれば、既に海外に拠点を設けているところも多いです。
以前から海外の仕事を請け負っているところもあります。

しかし、地方の地場ゼネコンや中小規模の建設会社では、まだ海外に拠点を設けていないところも多いです。
現在のところ海外の仕事を請け負う予定がない建設会社もあるでしょう。

地方で行われる工事を中心に請け負っている建設会社だと、海外進出にあまり積極的でないところもあります。
勤務先で海外の仕事を請け負わないことには、上司に相談してやる気をアピールしても海外勤務を実現するのは難しいです。

今後のキャリアアップなどを考えて、海外勤務を希望する意志が強いのであれば海外進出に積極的な建設会社への転職を検討してみましょう。

中には入社1年目から海外勤務になったという例もあります。
通常、海外勤務は、国内である程度の経験を積んだ人が命じられるケースが多いです。

しかし、海外進出が盛んな建設会社では、早い段階で海外経験を積ませるために、あえて若手のうちから海外の拠点に転勤させています。

ただ、会社の規模が大きければ海外進出に積極的とは限りません。
海外勤務を希望して転職したいのであれば、応募前に海外進出にどの程度積極的な企業なのかよく調べておくといいでしょう。

国内で現場監督としての十分なキャリアを積む

社員に若手のうちから海外経験を積ませようという方針の企業なら、現場監督としての経験が浅い状態で海外勤務を命じられることも多いです。

その場合には、現場監督として必要な基本的な経験も海外で積むことになります。

しかし多くの場合、国内で現場監督としての役割を十分に果たせる経験と能力のある人でないと海外勤務は厳しいです。
若手で海外勤務になるのは例外的なケースと考えていいでしょう。

そのため、海外の現場で現場監督として活躍したいのであれば、まずは国内で現場監督として十分なキャリアを積まなければなりません。
国内の現場で現場監督としての仕事がまだ十分にできていないと、海外で活躍するのは難しいでしょう。

英会話の勉強をしておく

海外勤務になることが分かってから英会話の勉強を始める人は多いです。

英語そのものは中学や高校で学習しているため、短期間で集中して勉強すれば、ある程度は英会話を話せるようになります。

しかし、自ら海外勤務を希望している場合には、いつ海外勤務を命じられても大丈夫なように、普段から英会話を勉強しておくといいでしょう。

現場監督の仕事は忙しいため、なかなか時間が取れないかもしれませんが、最近ではオンラインで英会話を学習できるサービスもあります。

そのため、少し空いた時間を上手に利用して英会話を学ぶことも可能です。
また、海外進出に積極的な建設会社への転職を検討しているのであれば、英語の資格を取得するのも有用です。資格を取ることで、自分の英語力を客観的に把握することもでき、海外勤務を希望する意志が強いということも伝わるでしょう。

これからの建設業は海外に目を向けなければならない

一昔前までは建設業で働く人にとって海外のことはあまり気にしなくて済んでいました。
しかし最近では、主にアジアの地域で建設需要が増えていることから、大手ゼネコンを中心に海外進出が盛んです。

今後は、現場監督としてのキャリアを積む上で海外勤務も経験するかもしれません。

海外では建物の主な建築様式や工事の方法なども異なります。
そのような海外の現場での仕事を経験すると、日本に帰国してからも活かせることがたくさんあるでしょう

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