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公開日時 2018.11.30
最終更新日時 2022.04.06

現場監督は知っておこう!現場管理に必要な費用の現場管理費とは?

現場監督はお金に強くなければなりません。どれだけ良い工事をしても、利益が出なければ現場監督としては一人前とはいえないのです。
建設現場にかかわる費用の項目は膨大な数になるので、一つひとつ覚えていきましょう。
今回は、現場の管理に関係する「現場管理費」についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

工事の費用は積み重ねていく

建設工事の費用は1項目ずつ積み重ねて算出していきます。したがって、現場管理費も工事費という大きなかたまりの1つのブロックに過ぎません。

工事費は「工事価格」と「消費税等相当額」に分かれます。
工事価格は「工事原価」と「一般管理費等」に分かれます。
工事原価は「純工事費」と「現場管理費」に分かれます。
ここで現場管理費が登場しましたが、もう少し先があるので紹介します。
純工事費は「直接工事費」と「共通仮設費」に分かれます。
以上の内容を図説すると、以下のようになります。

工事費
消費税等相当額 工事価格
一般管理費等 工事原価
現場管理費 純工事費
共通仮設費 直接工事費

現場管理費は17項目ある

現場管理費は、「工事現場を管理運営するために必要な費用」と定義されています。
現場管理費は具体的に次の17項目あります。

1:労務管理費:賃金以外の作業員に関わる費用、募集費や食事代など
2:安全訓練等に要する費用
3:租税公課:固定資産税や自動車税など
4:保険料:自動車保険や工事保険など
5:作業員の給料手当:給料や賞与や危険手当など
6:退職金
7:法定福利費:労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険の会社負担分
8:福利厚生費
9:事務用品費
10:通信交通費
11:交際費:来客者への対応費用
12:補償費:騒音や振動などへの対策費など
13:外注経費
14:工事登録等に要する費用
15:動力、用水光熱費:現場事務所や作業員宿舎、倉庫の水道光熱費など
16:公共事業労務費調査に要する費用
17:雑費:1~16までに属さない諸費用

現場監督はこの17項目をすべて覚えておかなければなりませんので、「費用の勉強」には時間をかけて取り組むことをおすすめします。

なぜ現場監督は17項目すべてを覚えておかなければならないのか

なぜ現場監督は、多くの費用を覚えなければならないのでしょうか。
それは、現場管理費の17項目を覚えておかないと、工事原価が狂ってしまうからです。
工事原価が狂ってしまうと、工事価格が狂ってしまいます。そして最終的に工事費が狂ってしまいます。
工事費の誤差が高く出ると、入札金額が高くなってしまい、工事を受注できなくなります。
工事費の誤差が低く出ると、入札で「ダントツで」勝ってしまい、工事を終えたら赤字になるでしょう。

まとめ

現場監督が現場管理費17項目を含む工事費のすべての項目を覚えておかなければ、仕事を確保できないか、または赤字仕事が続くことになり、いずれにしても会社の経営に打撃を与えてしまいます。
現場監督を目指す人は、作業の流れを覚えたら、次はお金の流れを観察していきましょう。

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