施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

施工図と施工計画書のそれぞれの特徴とは?設計図との違いも併せて紹介

学ぶ
公開日時 2022.10.04 最終更新日時 2024.02.19

「施工図と施工計画書の違いってなに?」
「施工図と設計図は違うものなの?」

施工図と施工計画書、また設計図との違いについて、よく分からないという人もいるのではないでしょうか。これらは名称が似ていても内容は全く異なります。

そして、どれも工事を行う際に必要な資料のため、工事に携わる人はその違いや内容を知っておいた方が良いでしょう。

ここでは、施工図と施工計画書の違いやそれぞれの特徴を詳しく紹介します。

施工図と設計図の違いについても紹介していますので普段、作業員として施工に携わっている方やこれから現場監督を目指している方などは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

施工図と施工計画書の違いとは?


施工図とは、作業員の方が施工する際に必要な使用材料や細かい寸法などの詳細を、設計図を基に作成されています。

対して施工計画書は、請負者がそれぞれの工事において、下請業者を取りまとめて工事の工程調節、品質確保のために施工内容を具体的に記載したものです。

それでは、施工図と施工計画書の詳しい内容を紹介していきます。

施工図の特徴3つ


施工図とは、実際に現場で施工をする際に必要な、詳細な寸法や納まりを示した図面のことを指します。

その施工図を基に様々な職種の人が作業するため、施工に関わる全ての人が情報を共有するためにも、施工図は欠かせない大切な資料です。

1:作成の目的

施工図は、設計図には記載されていない詳細な情報が示されており、実際に現場で作業する人たちがスムーズに施工を行うために重要な図面です。

施工図にはいくつの種類がありますが、主に大きく分けると

  1. 躯体図
  2. 平面詳細図
  3. 総合図

の3種類に分かれています。

躯体図は、平面詳細図などからの情報を基にコンクリートの打設位置や寸法などを示し、コンクリートの施工をする際に必要な図面のことです。

平面詳細図は、平面図の縮尺を大きくして描いた図面です。平面図では分からないような、より詳細な寸法や材料が書かれています。平面図と似ていますが、情報量にかなりの違いがあります。

総合図は、簡単に言うと全ての情報をまとめた図面のことで、施工図を作成する前に意匠、構造、各設備の情報を一元化し調整することを目的とした図面のことです。深刻なミスを無くすための重要な役割があります。

2:作成する人

施工図の作成をするには特別な資格は必要ありませんが、施工管理技士や建築士の資格を取得しておくと役に立ちます。

基本的に施工図は設計図を基に、施工側の現場管理人が作成することが多いです。

3:作成時の注意点

施工図は、施工に関わる全ての人が見るものです。

全員がその施工図を見たときに理解できて、分かりやすい図面にすることで、施工ミスなどが起こらないように気を付けることが必要です。

施工計画書の特徴3つ


施工計画書は、建設業法により作成が義務づけられています。

施工計画書は工事を行う際に必要となるものです。施工計画書にはどのような目的があり、作成時にはどのようなところに注意したらよいのかを紹介します。

出典:建設業法 第二十六条の四|e-GOV法令検索

1:作成の目的

施工計画書の作成目的は、図面や仕様書などで定められた工事を完成するため、実際に施工する際に必要となる具体的な手順や工法などを定めたものです。

工事の施工・施工管理の基本となります。

2:作成する人

施工計画書の作成は主任技術者及び監理技術者が行う必要がありますが、元請の現場責任者が行う場合もあります。

しかし、工事中に事故が起きてしまった際は施工計画書の緊急時の体制及び対応の記載に沿って対処する必要があるため、現場責任者が作成した場合には主任技術者や監理技術者が内容を確認するようにしましょう。

3:作成時の注意点

施工計画書は、工事が着工される前に完成させておかなければなりません。

事前に交わしている契約書や設計図の内容に基づき、工事概要や計画工程表など各工事で必要な項目について記載します。

工事中にミスや事故などが起こらないために、工事の手順や工法などを詳しく明記する必要があります。

誰にでも分かりやすく、具体的な内容を記載するのが重要なポイントです。また、計画書に変更があればその都度施工計画書を修正し提出しなければなりません。

施工図と設計図の違いとは?


設計図と施工図はどちらも重要な役割がありますが、内容は全く異なります。

設計図は建物の間取りや高さ、仕上げ材料や外構など、建物を建設する際に必要な基本事項が描かれており、建築士やデザイナーなどの設計者が作成します。

一方、施工図は設計図には描かれていない実際に現場で使用される細かい寸法や使用材料などの詳細事項が描かれており、現場管理人などが作成します。

簡単に表現すると、施工図は実際に現場で作業する人のための図面で、設計図は施主や建物の概要を知るための図面と言えるでしょう。

施工図と施工計画書の違いを理解しよう


施工図と施工計画書の違いや、それぞれの役割について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

どちらも建物を施工する際に重要な資料ですが、使い方や作成の仕方は全く異なりますので、本記事を参考にその違いについて理解を深め活用できるようにしましょう。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

RECOMMEND

おすすめ求人

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら