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1級施工管理技士の取得による転職へのメリットは?需要が高い理由も紹介

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公開日時 2023.05.07 最終更新日時 2023.05.07

こちらの記事では、1級施工管理技士の取得による転職へのメリットについてご紹介いたします。


 

1級施工管理技士の資格とは


1級施工管理技士は、施工計画の立案から工程管理、品質・安全・原価管理など、建設工事における全ての施工管理を行うための国家資格です。

施工管理職では上位に位置しており、担当できる業務に制限がないため、大規模な工事を担当することも可能です。活躍できる現場が多く、実務面においてもプロフェッショナルとしての証明になるため、キャリアアップや給与アップが期待できるでしょう。

出展:1級 建築施工管理技術検定のご案内|一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部

1級施工管理技士が転職市場で需要が高い理由4つ


建設現場に欠かせない施工管理技士は、1級と2級の級別となっており、それぞれ対応できる工事規模や企業における技術力評価などに大きく関わります。特に、企業の即戦力となる1級施工管理技士は、転職の際に大きな力となるでしょう。

ここからは、1級施工管理技士が転職市場で需要が高い理由を4つ紹介していきます。

1:会社審査で加点されるため

企業に1級施工管理技士が在籍していると、会社審査で加点されます。

国や地方公共団体から発注された公共工事を請け負う際、企業は会社審査を受ける必要があります。1級施工管理技士の在籍は、会社審査の技術力評価において得点として加算されるため、企業の評価に大きく貢献することとなります。

有資格者がいるほど評価が高まるため、1級施工管理技士は企業にとって需要の高い人材なのです。

2:1級施工管理技士資格の保有者が少ないため

1級施工管理技士資格は実務経験が必要なため、保有者が少ない傾向にあります。この場合の実務経験とは、現場代理人・主任技術者・工事主任・設計監理者・施工監督などの立場で、工事の技術面を総合的に指導監督する「指導監督的実務経験」を指します。

この「指導監督的実務経験」を、実務経験年数に1年以上含むことを受験資格としていることから、資格保有者が不足傾向にあるため、1級施工管理技士は転職市場においてとても貴重な人材なのです。

出展:1級 建築施工管理技術検定のご案内|一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部

3:大規模な工事で必ず必要になるため

1級施工管理技士資格は、大規模な工事で必ず必要になります。施工管理技士は1級が「監理技術者」、2級が「主任技術者」の資格要件として認められ、それぞれ扱える工事の規模が異なります。

元請工事における下請合計金額が4,000万円未満の場合(建築一式工事は6,000万円未満)は、2級である「主任技術者」が必要となりますが、それ以上の大規模な工事では1級である「監理技術者」の配置が必要となります。

また、一般的な戸建てでも4,000万円を超える工事があることから、請け負い体制を維持するためにも1級保有者は企業にとって必要な人材なのです。

出展:専任技術者|国土交通省

4:様々な工事規模にも対応できるため

1級施工管理技士資格を保有している場合、様々な工事規模に対応できます。施工管理技士資格は、1級と2級で専任技術者として対応できる工事の規模が異なります。また、建設業は規模により「一般建設業」と「特定建設業」の2つに分けられます。

2級は建築・躯体・仕上げの3つの資格種別に分かれており、それぞれ一般建設業において対応できる工事業種が異なります。

それに対し、1級は特定建設業において、建設工事の施工管理を1人で網羅的に対応することが可能なため、企業におけるキーマンとして高い人気を誇っているのです。

1級施工管理技士保有者が転職できる企業の種類3つ

1級施工管理技士保有者が転職できる企業の種類3つ


1級施工管理技士保有者は、施工管理のスペシャリストとして認識されており、現場のみならず活躍できる場が多くあります。

ここからは、1級施工管理技士保有者が転職できる企業の種類を3つ紹介していきます。ぜひ、自身の特性と照らし合わせて参考にしてみてください。

1:積算業務がある企業

積算業務とは、工事にかかる費用の算出・見積もりなど、建物の完成までに必要な金額を明確にする仕事を指します。設計図の読み込みや仕様書の解読、図面の作成を主な業務としており、専門用語や工事過程、工法における深い理解が必要です。

現場に立つ作業者と異なり、デスクワークを中心としており、残業や休日出勤の対応を必要としない企業も少なくありません。建設業特有の職種で専門性が高いため、数字に強い方や、ワーク・ライフ・バランスを重視したい方におすすめです。

2:リフォーム営業がある企業

リフォーム営業は、顧客開拓や顧客との打ち合わせ、見積もりと契約、施工後のアフターフォローなど、業務内容が多岐にわたります。

広告での集客のほか、1軒1軒訪問しながら営業することも多く、建物の劣化状況に応じた提案力や工事の進捗状況の確認も必要なため、施工管理の経験が役立つでしょう。

施工完了後も新しくリフォーム工事が必要となることもあり、継続的な付き合いが求められるため、顧客と深く向き合う仕事をしたい方におすすめです。

3:施工管理業務がある企業

施工管理業務は、工程・安全・品質・原価の4つの管理を主な仕事としています。現場管理だけでなく、人件費や材料費の原価計算や書類作成などのデスクワークも行い、工事に関わる全ての管理を担います。

様々な分野の業種が関わる建設現場では、現場の作業者を指揮することはもちろん、円滑にやり取りを行うために専門知識が不可欠です。また、全体をまとめるリーダーシップや責任感、コミュニケーション能力も求められるでしょう。

難しい仕事であるぶん、大きな達成感ややりがいが得られる仕事をしたい方におすすめです。

1級施工管理技士の取得による転職へのメリット6つ


施工管理技士の中でも上位である1級施工管理技士は、専門的かつ高度な施工技術を持つ、プロフェッショナルとしての証明になります。そのため、取得することにより多くのメリットが得られるでしょう。

ここからは、1級施工管理技士の取得による転職へのメリットを6つ紹介していきます。転職後のイメージを具体的にできるよう、ぜひ参考にしてみてください。

1:建築関連の営業として活躍できる

住宅メーカーで営業を行う方の中には、1級施工管理技士を保有している方もいます。営業を行う際は、顧客への対応やフォローが必要になるため、営業力だけでなく施工管理についての深い知識や経験が役立ちます。

そのため、施工管理技士の取得は、安心感だけでなく説得力や信頼感にも繋がっています。また、営業は成績も加味されるため、転職の際は施工管理以上の待遇も目指せるでしょう。

2:独立行政法人の役割がある企業へ転職できる

1級施工管理技士は、建設業界の独立行政法人でも需要の高い資格です。独立行政法人は、建設業界にも様々な業種があります。

市街地の整備や賃貸住宅の供給・支援を主な業務としており、住宅の建築や整備だけでなく災害復興にも携われます。建築や都市計画の研究開発など、一般的な企業とは異なる事業に携わりたい方は視野に入れておくと良いでしょう。

出展:独立行政法人一覧(令和3年4月1日現在)|総務省

3:設計士として活躍できる

1級施工管理技士の取得後、さらに学習を積むことで設計士の資格を取得できます。1級施工管理技士と設計士では資格の種類や業務は異なりますが、施工管理の業務では図面を見る場面が多くあり、知識として重なる部分があります。

設計士の資格を取得することにより、施工管理の知識・経験に加え、設計内容や設計士の意図を深く理解できるため、設計士としてはもちろん建築のスペシャリストとしても活躍できるでしょう。

4:不動産業界でも活躍できる

1級施工管理技士は、建設業界だけでなく不動産業界でも活躍できます。建築物の良し悪しの判断など、不動産の評価を下すうえで、建築施工管理技士の知識と経験はとても役立ちます。

特に営業ではインセンティブも入るため、選択する企業や自分次第で大幅な年収アップが期待できるでしょう。

5:待遇が良い企業へ転職しやすくなる

1級施工管理技士を取得することで転職の幅が広がるため、待遇が良い企業へ転職しやすくなります。1級施工管理技士は、建設会社だけでなく、ハウスメーカーや不動産会社などでも役立つ資格です。

また、建築物の企画や開発にも携わりたい場合は、ディベロッパーへも転職できるでしょう。特に、待遇面は業種だけでなく企業によっても大きく異なりますが、資格保有者は転職の幅が広いことから、自分に合った条件で転職活動を行えます。

6:多くの業者と関わることができる

施工管理では、現場の作業者だけでなく、多くの業者と関わりを持ちます。1級施工管理技士は、現場管理だけでなく工事における全ての管理を担うため、電気・配管・左官・塗装など、建設工事に関わる様々な業者とコミュニケーションを進め、統率していく必要があります。

大規模な工事であるほど、このようなリーダーシップの経験は大きなやりがいに繋がるでしょう。

1級施工管理技士保有者が転職を成功させるポイント5つ

1級施工管理技士保有者が転職を成功させるポイント5つ


転職市場において需要の高い1級施工管理技士ですが、転職するならば少しでも好条件で働きたいと考える方も多いのではないでしょうか。そのためには、転職方法や環境など、いくつかポイントを押さえておく必要があります。

ここからは、1級施工管理技士保有者が転職を成功させるポイントを5つ紹介していきます。

1:関連資格の取得を考える

関連資格の取得は、転職の際に重要な評価に繋がります。施工管理を行う場合は、建築士や測量士など、直接関係がない資格であっても、取得することにより仕事の幅が広がります。

例えば、建築士は設計だけでなく工事の進み具合についても確認する必要があるため、施工管理技士と合わせて取得することにより、業務を遂行しやすくなるでしょう。

測量士は工事予定地の測量を行い、正確に工事を行うための基礎となるため、施工管理技士とも深く関連しています。特に施工管理は工事全体の管理を担うため、関連資格の取得は大きな戦力となるでしょう。

2:実務の経験を積んでおく

実務の経験は、施工管理技士保有者であることに加え、転職の際に評価ポイントとなります。1級施工管理技士は、大規模な工事を担当することも多いため、実務経験は即戦力として評価されます。

そのため、施工管理の技術に加え、コミュニケーションやマネジメントなど、業務とどのように向き合い、実務の中でどのような経験を積んだのかが重要となります。

3:転職エージェントの利用を考える

自分に合った転職先を見つけるには、転職エージェントの利用を考えると良いでしょう。転職エージェントはそれぞれ得意分野が異なります。施工管理技士は専門性が高いため、担当者が現場を理解していない場合もあります。

そのようなミスマッチを防ぐためにも、転職時は専門の転職エージェントを利用すると良いでしょう。業界に詳しい転職エージェントであれば、最適な求人を提案してくれます。

4:転職サイトの利用を考える

転職サイトを活用することでも、条件に合う求人を見つけることが可能です。前述した転職エージェント同様、専門の転職サイトを利用することで、総合型に比べ最適な求人を数多く見つけられます。

業種はもちろん、1級施工管理技士に限定して検索もできるため、条件に合う求人をより詳細に比較検討できるでしょう。

5:ヘッドハンティングやスカウトは条件を確認する

ヘッドハンティングやスカウトを受けた場合、年収は交渉できる可能性があるため、条件はしっかりと確認しておくと良いでしょう。

1級施工管理技士はあらゆる企業が求める人材であるため、過去の実績によっては、ヘッドハンティングやスカウトでさらに条件の良い企業に入社することも可能です。

さらに、作業者や関係者と円滑なコミュニケーションを取れる人材は、年収も比例して高くなることも少なくありません。

また、ヘッドハンティングやスカウトを受けた場合でも、条件を確認するためにはコミュニケーション能力が必要になります。

1級施工管理技士保有者が求人を探すときの注意点


1級施工管理技士保有者が求人を探すときは、企業の業務内容について注意が必要です。1級施工管理技士は、工事における全ての管理を担う必要があるため、オールマイティに活躍できる人材が求められます。

しかし、企業によっては業務が細分化されており、施工管理技士に求めるものも異なる場合があります。そのため、自身の得意な業務や活かしたいスキルがある場合は、しっかりと活用できるよう、仕事内容を予め確認しておくことが重要です。

1級施工管理技士の取得による転職へのメリットを理解しよう


本記事では、1級施工管理技士の取得による転職へのメリットや、転職市場で需要が高い理由などを紹介してきました。

1級施工管理技士は、施工管理のプロフェッショナルとして多くの企業が求める人材です。活躍の場も多くあるため、自身に最適な転職先を見つけやすくなるでしょう。

また、転職先を探す際に建設派遣を利用することで、広い視野であなたの望む現場を見つけ出すことができるでしょう。

ぜひこの記事で紹介した転職へのメリットを参考に、転職活動に役立ててみてはいかがでしょうか。


 


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