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公開日時 2018.09.25
最終更新日時 2022.04.06

現場監督が仕事の事で上司に聞くべきこと②「道具の管理」

建設現場にとってなくてはならないのは道具ですが、様々な人が使ったり戻したりするので管理が大変なものでもあります。
道具の管理は現場監督にとっても現場を統括する上で大切な仕事の一つです。
今回は、現場監督が上司に聞くべきこととして、道具の管理に関する質問項目をご紹介します。

道具の管理は様々な意味で大切

建設現場では多くの作業員が様々な種類の道具を使います。
一度にいろいろな種類を使うことがあるため、作業員の周りに散らばっていたり、うっかり戻し忘れたりしてしまうことがあります。
しかし建設現場で使う道具の管理は、実は様々な意味で重要だということを忘れてはいけません。

まず、道具を紛失したり破損したりすることによる費用的な損失が挙げられます。
不注意な道具の管理による買い直しは、管理を徹底すれば予防が可能なのでもったいないものです。
次に、道具の管理不備によって安全面でも被害がもたらされる恐れがあります。
あってはいけない場所に道具があることで作業員の怪我に繋がったり、建設途中に事故を引き起こしたりする可能性があります。
他にも道具の管理が滞ることによって作業の効率を下げることにも繋がります。
作業員がいちいち道具を探さないといけなかったり、使いたい時に見つからなかったりすると、作業効率はマイナスに働きます。

道具の管理で上司に聞くべきこと

建設現場での道具の管理は、費用面・安全面・作業効率面での損失や被害を防ぐためにも重要であることが分かりました。
そして、道具の管理を行うのは作業員たちだけではなく、現場を統括する現場監督の役割でもあります。

しかし作業経験が少ない若手の現場監督の場合、道具の管理方法に迷うこともあります。
勝手に道具の管理を決定すると、現場で実際には使いづらかったり、面倒な作業が増えたりすることもあるので、経験豊かな上司に道具の管理方法を伺うことも大切です。

具体的な筆問項目としては、故障しないような道具の扱い方や長持ちするような使い方、道具の持ち出し管理の方法、道具のチェック方法などを聞いておくと良いでしょう。
例えば、自分では道具の持ち出しをエクセルで管理しようとしていても、実際には手間がかかって現場の作業員の負担になってしまうこともあります。
自分だけで考えずに、経験豊かな上司の意見を伺うのも大切です。

道具の管理は現場監督の裁量にも関わる

現場監督には現場の統括に関わる様々な業務がありますが、道具の管理は後回しにされがちです。
しかし実際には道具の管理をしっかりと徹底することで、安全性を高めたり作業効率をアップさせたりすることができます。
道具の管理方法を知るには、上司の豊富な経験や知識も参考にしてみましょう。

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