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現場でよく使う建設用語総合12選|建設用語を学ぶコツ3つも解説

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公開日時 2023.02.07 最終更新日時 2023.02.07

こちらの記事では、現場でよく使う建設用語についてご紹介いたします。

 


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建設用語とは


建設用語とは、建設現場だけで通用する専門用語です。

様々な業界で、独自の専門用語が使用されています。建設用語もそのひとつです。建設用語を使うと、短時間に目的の道具や作業方法を指示できます。道具や作業内容は業者やグループによって名称が異なり、かならず通じる「建設用語」が必要になることも背景です。

建設用語は専門性が高い反面、現場の基礎知識でもあります。

現場が混乱する場合もある

建設用語を施工管理者がわかっていないと、的確な指示が伝わらず現場の混乱を引き起こします。

建設現場では、タイミングとスピードが重要です。スピードを保ちながら的確な作業を進めるために、タイミングを見誤らないことも求められます。建設用語は円滑なコミュニケーションに役立ち、高品質の構造物を完成させます。

建設用語を理解していないとミスが生じ、現場の雰囲気の悪化や作業の停滞を招きます。

よく使う建設用語【道具編】4選


建設用語は、長い名前の省略や身近なものに置き換えて誕生した言葉もあります。

電子レンジでの加熱を「レンチン」というように、言葉の短縮は内容が伝わりやすく便利です。建設用語には、道具に身近な動物を当てはめた言葉も多く存在します。

紹介する言葉の他に黄色と黒の「虎ロープ」も有名です。また、「ウマ」は建設業以外に洋裁で使用する「仕上げ馬」などにも利用されます。

1:ねこ

建設用語の「ねこ」は一輪車または手押し車です。

ねこは「ねこ車」とも呼びます。土砂や資材、練り上げたコンクリート、廃棄物など建設現場で運搬に使用し、持ちにくいものや重いものを狭い場所でも効率良く運べます。荷台部分が浅いタイプと深いタイプがあり、農作業でも使用します。

建設用語の「ねこ」は、「根子」もあります。床下の通気を確保する目的で土台と基礎の間に入れる部材や工法です。

2:メガネ

「メガネ」は、「メガネレンチ」を指す建設用語です。

持ち手の両端に12角の穴を持つレンチで、ボルトやナットを締める時に使います。持ち手と締め付け部分がまっすぐなストレートタイプと、締め付け部分に角度がついたオフセットタイプがあり、長さの違いでロングとショートがあります。締め付け部分が1つは片口メガネです。

締め付けは6点で支え、スパナの2点よりもしっかりと締め付けます。

3:ウエス

「ウエス」とは、業務用雑巾で不定形の布です。建設現場の汚れのふき取りや機械の手入れに使用します。

ウエスは「バージンウエス」と「リサイクルウエス」があります。バージンウエスは、生地や寝具、衣類などの製造工場から出た布の切れ端を裁断したタイプです。リサイクルウエスは古着を原料にします。

一般的な雑巾のように四角形に整えてミシンがけせず、使いやすいサイズにカットしただけです。

4:ウマ

「ウマ」は建設現場で使用する4本脚の作業台です。

カンナ掛けや墨付けの台、建築資材の仮置場などに使用します。この他アルミ製の「馬脚立」をウマと呼ぶ現場もあります。脚立の天板部分が足場として使え、「立ち馬脚立」の名称でも呼ばれます。

進入禁止に設置する「バリケード」は「バリケードウマ」と呼びます。作業台のようなA型とパイプを併用する単管バリケードの2タイプです。

よく使う建設用語【場所編】3選


場所を示す建設用語は、日本家屋に多く使用します。

「鴨居」(かもい)は襖(ふすま)や障子を取り付けるための上枠です。下枠を敷居(しきい)と呼びます。鴨居の上の装飾的な横木は「長押」(なげし)です。この他、建物の地盤を高くした垣と溝の間を「犬走り」(いぬばしり)と呼びます。

日本家屋が減り、リノベーションやリフォームで和室を洋室に変わり、使われない建設用語やデザインも増えています。

1:入隅・出隅

入隅(いりずみ)・出隅(でずみ)は、建物の壁と壁、柱と壁が直角に交わってできる角です。

建物外部の場合は、内側に入ったほうが入隅、外側に出たほうが出隅になります。一方、室内の場合は、壁面側に引っ込んだほうが入隅、部屋のほうに出っ張ったほうが出隅です。同じ場所を外部からは入隅と呼び、内部からは出隅と呼びます。

それぞれ「いりすみ」「ですみ」と濁らない言い方も使います。

2:見込み

「見込み」(みこみ)とは、窓枠などの部材を取り付けた時、正面から見た奥行です。

見込みは「見込み寸法」を略したもので窓枠の他、障子にも利用します。正面から見た窓枠の幅を見付け(みつけ)と呼び、セットでおぼえます。

一般に「見込み」というと、「見通し」や「予測」などの意味です。建設用語では「見積もり」を使用するので、間違えないように注意が必要です。

3:雑巾摺

雑巾摺(ぞうきんずり)は、押入れの壁と中段や床との間に取り付ける部材です。

由来は、掃除で雑巾が擦れる場所と言われます。昔は塗り壁で雑巾が当たると壁が汚れてしまうため当たらないように掃除しました。押入れ以外の壁にも設置し目隠しの役割も果たします。

押入れの中ほどの高さの棚が中段(ちゅうだん)、クローゼット内部の上部の棚は枕棚(まくらたな)です。奥行と同じ幅を段、少ない場合を棚と呼びます。

よく使う建設用語【作業編】5選

よく使う建設用語【作業編】5選


作業を指す建設用語は素人にはわかりにくいですが、知らないと困る言葉です。

道具や場所を示す建設用語は、道具のサイトやカタログで接することもできますが、建設現場以外で使われるシーンが少なく、初めて聞くと意味不明です。名詞と異なり語尾が変化するため、自分で調べようと思っても探せないこともあります。

施工管理に欠かせない言葉も多く、なるべく早く身に着けることが必要です。

1:はめ殺し

はめ殺し(はめごろし)とは、開閉できないガラスがはめ込んである窓です。

建材部品のカテゴリーで使用し、「FIX窓」とも言います。細長い場合は「スリット窓」、大型は絵画のように外が見えるため「ピクチャーウインドウ」と呼ばれます。主な目的は採光で、階段ホールや天窓、玄関のドア枠に設置します。

配管や配線を使えないように処理する時も「殺す」「殺した」と言います。

2:養生

養生(ようじょう)とは、完成した部分を汚れやキズから守るために保護する作業を指します。

作業自体を指す言葉ですが、「養生シート」「養生テープ」のように道具にも使います。内装工事やペイント作業を始める前に「養生して」保護します。コンクリート打設の場合は、急激な温度や天候の変化、衝撃から保護する役割もあります。

家具の運搬の際は建物と家具の両方に養生を行います。

3:ふかし

「ふかし」とは、決まった寸法以上に厚くして前面に出すことです。

構造に影響を与えたくない時に、見栄えを良くするために行います。前に出す以外に高さを変えて、仕上がり面を揃える場合も施工し、施工する行為を「ふかす」と言います。設備の配管を通す際にも行いますが、設計図書の指定寸法を超える時は、監理者の承認が必要です。

ジャッキで建物を持ち上げる時も使用します。

4:しまい

「しまい」とは、建設用語では仕上げの処理の意味と、仕事を終えて片付けることです。

仕上げの処理で使う時は、「納まり」(おさまり)とも言います。「納まり」は異なる素材の建築部材の接合部分を指し、キレイに接合できると「納まりが良い」と表現します。

仕事を終えて片付ける時「今日はしまいにする」と言い、漢字の表記は「仕舞」です。話の終わりを「これで、おしまい」と使うのと同じ使い方です。

5:はつり

「はつり」は建設現場で、コンクリート製の土間や壁などの構造物を壊す時や、意匠として表面を削る作業を指します。

作業は「はつる」と言い、壊す作業は電動ハンマーなどを使い、表面を削る場合はノミなどで、コンクリートの打ち放しや石材の仕上げに施工します。壊す場合は手作業が該当し、重機を使う場合は「解体作業」です。

漢字は「斫り」を当て、電動ハンマーのカタログでは「破つり」表記もあります。

建設用語を学ぶコツ3つ


建設用語を学ぶコツは、わからない用語に出会ったらすぐに解決することです。

施工管理者が専門用語がわからなければ、建築士や作業員の話を理解できません。メモを取って業務と並行しておぼえます。専門の用語集を購入すると役立ちます。

未経験や新人の間は、知らなくて当然と周囲から思われているので、積極的に質問しておぼえる態度も大切です。

1:図やイラストの多い用語集を選ぶ

建設用語の専門書を購入する時は、図やイラスト、写真が多いポケットサイズを選びます。

建設にこだわらず、「建築」「現場」などをキーワードに選びます。ポケットサイズは携帯が可能で、休憩時間でもすぐに確認できます。資機材のメーカーのカタログなどは、道具をおぼえる際に役立ち、建設用語とリンクさせます。

できるだけ新しい版を購入して、新しい法律や使用する材料、工法に即した用語集を使用します。

2:実務向けの用語集を選ぶ

建設用語集を選ぶ場合は、学生向けよりも実務向けを選びます。

基礎的な用語集もありますが、現場の施工管理者に必要なのは実務に役立つ本です。「実務用」「現場で役立つ」などのキーワードも検索します。本によっては厚くて重い事典もあります。現場作業中に使えませんが、夜間や休日に集中的に利用して知識を蓄えます。

作業中の会話や自分の得意な分野から読み始めると、効果的です。

3:「新人」のうちに聞く

新人のうちに聞くと周囲も好意的に対応してくれますが、年月が経過すると初歩的な質問がしにくい状態になってしまいます。

建設用語は現場の常識です。経験を重ねるごとに「わかっているもの」として話を進められ、聞くタイミングを逃します。年数を重ねた施工管理者が「知らない」では、周囲に受け入れられません。

「わからない」は恥ずかしいことではありません。聞ける間に質問して身に着けます。

建設用語を学んで現場で活かそう!


建設用語は、建設現場で使用する専門用語で、作業をスムーズに進めるために役立ちます。

建設用語は、建設現場で仕事をするまで聞いたことがない言葉も多くあります。地域によって違いもありますが、施工管理者はできるだけ早く身に着け、現場での仕事に支障をきたさないようにします。

本の活用や、現場で質問して建設用語を学び、施工管理者として現場の業務に活用しましょう。

 


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