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ストレッチルーフィングの特徴とは?他のルーフィングの種類5つもあわせて紹介

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公開日時 2022.08.15 最終更新日時 2022.08.15

ストレッチルーフィングとは

ストレッチルーフィングとは、有機合成繊維を主な原料とした不織布に、防水工事用のアスファルトを3種類もしくは4種類浸透させたうえで、表裏両面に鉱物質の粉末を付着させたタイプのルーフィングです。

ストレッチルーフィングは強度が高く、耐久性もあるので、ルーフィングの主力の1つとして扱われています。

そもそもルーフィングとは

そもそもルーフィングとは何かというと屋根材の下に敷く防水シートのことで、二次防水の機能を果たしています。戸建て住宅は、屋根本体や板金などによる一次防水と、ルーフィングによる二次防水の二重構造で雨仕舞いをする構造です。

一次防水で建物内部に雨が侵入しないように対策がされますが、屋根の劣化や予想しない方向から降る雨によって室内に雨が侵入することがあります。それを防ぐのがルーフィングによる二次防水です。

ストレッチルーフィングの特徴とは?

ストレッチルーフィングには、強度が高いなどの特徴があります。ルーフィングシートは二次防水の役割を持つ大切な素材なので、きちんと選ばなければ雨漏りの原因になる場合もあります。

ルーフィングシートにはいくつか種類があるので、それぞれの特徴を理解して屋根の状況に合わせて選ぶことが重要です。

では、ストレッチルーフィングにはどのような特徴があるのか、具体的に見ていきましょう。

耐久性に優れている

ゴムアスファルトルーフィングとも呼ばれるストレッチルーフィングは、引き伸ばしても破れにくく、耐久性に優れているルーフィングです。

機械的性質に優れているストレッチルーフィングは、引っ張り・疲労・衝撃など外部から加わる力に強いと言えます。合わせて化学的性質にも優れているので、腐食や溶解などが起こりにくい点でも強い素材です。どちらにも強いことから、使いやすく便利です。

施工性がよい

ストレッチルーフィングには、下地とのなじみが良いという特徴もあります。耐久性も高く下地となじみやすいために施工性がよく、さまざまな現場で用いられています。

費用がやや高めになるデメリットはありますが、耐久性の高さなどを考えると利用する価値のあるルーフィングです。一般的には、二十年程度持つと言われています。

ストレッチルーフィング以外のルーフィングの種類5つ

二次防水の役割を果たすルーフィングには、ストレッチルーフィング以外にもいくつか種類があります。

ルーフィングは目に見えない部分に使われるものなので、あまり注目されていないという現状があります。ですが、最終的に雨漏りを防ぐ機能を持っているので、種類別の特徴を知ってきちんと選ぶ必要があります。

では、ストレッチルーフィング以外にどのようなルーフィングがあるのか、主な種類5つについてご紹介します。

ストレッチルーフィング以外の種類1:砂付ストレッチリーフィング

砂付ストレッチルーフィングは、アスファルトを両面に浸透させた後、片面の一部を除いた部分に1mから3mmと粒度が整った砂粒を高い密度で付着させたルーフィングです。

それ以外の部分には、鉱物質の粉末が付けられています。ストレッチルーフィングの場合、両面に鉱物質の粉末が使われています。

耐候性に優れているので太陽光・湿度・温度・雨などに強く、美観性も高いことから、防水層の最上層に用いられるのが一般的です。

ストレッチルーフィング以外の種類2:アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングは、有機天然繊維でできている紙に、アスファルトを染み込ませて覆ったうえで、表裏両面に鉱物質の粉末を付ける方法で作られたルーフィングです。

混ぜ物をせずにストレートアスファルトを染み込ませてあり、原料も紙なので、そこまで耐久性は高くありません。10年程度で交換が必要になるケースが多く見られます。

特に指定がない場合、グレードが低い「アスファルトルーフィング940」が使われます。

ストレッチルーフィング以外の種類3:綱状アスファルトルーフィング

網状アスファルトルーフィングとは、合成繊維・麻布・綿布などからできた目が大きい布に、ストレートアスファルトを浸透させたルーフィングです。

引っ張りや引き裂きに対する強度が高く、他の種類のルーフィングよりもなじみがいいという特徴があります。そのため、入隅・出隅・パイプ回り・排水溝周りなど、主に防水層の部分的な補強に用いられています。

ストレッチルーフィング以外の種類4:改質アスファルトルーフィング

改質アスファルトルーフィングとは、アスファルトルーフィングを改良したものです。劣化しやすいアスファルトの欠点を補うためにアスファルトに合成樹脂・プラスチック・ポリマーなどを混ぜ、耐久性を高めた改質アスファルトを材料に使用しています。

改質アスファルトを合成繊維が原料の不織布やプラスチックフィルムなどに染み込ませて、表面に鉱物質の粉末やプラスチックフィルムなどを付着しています。耐久性は20年以上です。

ストレッチルーフィング以外の種類5:砂付あなあきルーフィング

砂付あなあきルーフィングとは、防水層の破裂やふくれを防止する目的で作られている、絶縁工法に用いるためのルーフィングのことです。

直径30mmよりも小さい穴をルーフィングに開けて、防水したい部分に並べて敷きます。その上に溶融アスファルトを流し込むことによって、穴からルーフィングの下にアスファルトが流れ込み下地が規則的に点のように仕上がります。それによって簡単に絶縁工法が行える仕組みです。

ストレッチルーフィングが用いられる防水層について

ストレッチルーフィングが用いられる防水層とは、屋根の雨漏りを防ぐ目的で施される設備です。屋根には2つの防水層があり、1つ目は瓦や金属屋根材などの屋根材で、一次防水層と呼ばれています。

一次防水層だけで雨水を完全に防ぐのは難しいので、2回目の防水の役割を持つ二次防水層が屋根材の下に設置されます。この時に用いられるのが、ストレッチルーフィングなどのルーフィングです。

ストレッチルーフィングについて理解しよう

ストレッチルーフィングはルーフィングの一種で、不織布にアスファルトを浸透させ、面に鉱物質の粉末を付着させたものです。耐久性や強度に優れ、施工性も高いことから、さまざまな現場で用いられています。

ルーフィングは屋根の上で雨水を防ぐ二次防水層としての役割を果たす重要なものなので、種類ごとの特徴を知った上で選ぶ必要があります。ストレッチルーフィングについて理解して、雨漏りを防ぐために役立てましょう。

 

ストレッチルーフィングとは?

ストレッチルーフィングとは、有機合成繊維を主な原料とした不織布に、防水工事用のアスファルトを3種類もしくは4種類浸透させたうえで、表裏両面に鉱物質の粉末を付着させたタイプのルーフィングです。

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