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現場監督なら知っておきたい!詳細平面図の書き方手順7個や書き方のポイント解説

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公開日時 2022.08.15 最終更新日時 2024.01.29

こちらの記事では、詳細平面図の書き方手順についてご紹介いたします。

 


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平面詳細図とは

平面詳細図とは、平面図よりも大きな縮尺で詳細に描いた図面で、施行現場でも重視される図面です。

平面詳細図は建物の間取りを表現するために重要な図面で、建具寸法はもちろん、壁厚や躯体寸法も明記します。また、平面だけではなく断面の状況なども判断して、屋内の高さやフローリングの方向、納まりや仕上げなども詳しく描かれます。

ここでは、この平面詳細図の書き方の手順やポイントについてご紹介します。

平面詳細図のチェック業務とは

平面詳細図のチェック業務は、平面図のチェックに比べて難しいと言われています。その理由は、平面詳細図の情報の多さにあります。

例えば、コンクリートの打設位置や寸法を示す躯体図の仕上がりであれば、コンクリートをつくるための鉄筋と型枠を考慮すれば大丈夫です。指示された納まりの中で躯体部分だけを躯体図へと正確に反映させることで完成します。

しかし、平面詳細図の場合、建具・パネル・家具や什器・法的に要求される有効寸法など、多くの種類の納まりを検討しなければいけません。平面詳細図をチェックする際には、それらすべてを考慮する必要があります。

詳細平面図の書き方手順7個

平面詳細図は、どの場所にどのようなものを取り付けるのか、どのようなことに注意しなければならないかを表しているとても大切な図面のひとつです。

次に、平面詳細図の書き方の手順についてご紹介します。書き方の基本を覚え、正しく平面詳細図が描けるようにしましょう。

詳細平面図の書き方手順1:壁芯・柱の中心線を引く

平面詳細図の書き方手順について、最初に壁芯と柱の中心線を引きます。

壁芯とは、外壁の中心線を表しています。柱の中心線は、柱芯とも呼ばれます。壁芯に囲まれた面積が床面積となるため、この線はとても重要な線となります。

まずはXとY基準線のレイアウトを書いて、壁芯と柱の中心線を引きましょう。この時、図の縮尺に注意して描きます。この時点では、まだ下書き線(薄く細い線)で描きましょう。

詳細平面図の書き方手順2:壁と柱の下書き線を引く

次に、壁と柱の下書き線を引きます。

壁芯から、壁の厚さを振り分けていきます。柱も同様に、中心線から柱の太さの分を振り分けていきます。例えば壁の厚さが150の場合は、壁芯から75ずつ振り分けていきましょう。

この線はまだ下書きなので、薄く細い線で描きます。また、通し柱が上下の階で違う位置になっていないか、確認しておくことが重要です。

詳細平面図の書き方手順3:壁・柱の仕上げ線を引く

壁と柱の下書き線が引けたら、今度は仕上げ線を描きます。壁と柱の下書き線に沿って、太くハッキリとした仕上げ線で描きましょう。

大壁、真壁、半壁と、壁の種類によってそれぞれ書き方が違います。壁の種類を必ず確認して、間違いのないように描きましょう。

詳細平面図の書き方手順4:開口部を書き入れる

壁や柱ができたら、次は開口部を記入します。

開口部とは窓やドアのことです。開口部には引違い窓、片引戸、折りたたみ扉、片開き扉、両開き扉など様々な種類があります。また、外に面している開口部には雨戸や格子がついていることもあります。

それぞれ開口部の種類によって形が違います。描く際には線の太さ(太線・細線)にも注意しましょう。

詳細平面図の書き方手順5:設備機器・床仕上げを書き入れる

次に、設備機器や床仕上げを書き入れましょう。

設備機器とは、便器や洗面台、流し台、換気扇などの機器のことです。テンプレート等があるのでそれを利用しましょう。

床仕上げとは、畳やタイルなどの種類のことです。床仕上げは細い線で描き、冷蔵庫や洗濯機は点線で描きましょう。

詳細平面図の書き方手順6:基準線・寸法・室名・方位を書き入れる

建物や設備を描いたら、基準線・寸法・室名・方位を書き入れましょう。

基準線は一点鎖線で記入します。〇はテンプレートを使用しましょう。

寸法(寸法補助線)を描く際、案内線(下書き線)を必ず引きましょう。室名にも案内線(下書き線)を必ず引きましょう。文字幅はどちらも3.5mmです。

詳細平面図の書き方手順7:仕上げ・最終チェック

一通り図面を描いたら、平面詳細図の書き方手順の最後として仕上げと最終チェックを行います。

図面に誤りがあると、トラブルやクレームにも発展します。寸法に謝りは無いか、設備機器や家具、室名の書き間違いや書き忘れは無いか、建具の数や場所は正しいか、壁はきちんと抜けているかなど、もう一度図面を見て入念にチェックを行いましょう。

平面詳細図の書き方のポイント4つ

平面詳細図は大きな縮尺で描くので、建具の寸法や家具の寸法など、細かな寸法を記載することができます。

次に、平面詳細図を書き方についていくつかのポイントをご紹介します。大きな縮尺で詳しく描く故に注意すべきポイントがいくつかありますので、確認しておきましょう。

平面詳細図の書き方のポイント1:平面詳細図と平面図の違いを理解する

平面図は、建物の真上から見たような各階の図面のことです。間取りの把握ができる基本的な図面のひとつで、各部屋の長さや奥行きなどの主な寸法が記載されています。

一方、平面詳細図は平面図より詳しく書かれたものです。平面図と違い建具寸法や壁厚、躯体寸法、出入口や窓などの細かな寸法も明記されています。

平面図は建物の基本的な情報を表しているものです。しかし、基本的な情報だけでは情報が不足する部分があります。平面詳細図は平面図だけでは表現しきれない部分について、詳しく表現するために作図されているのです。

平面詳細図の書き方のポイント2:平面詳細図の縮尺を把握する

平面詳細図とは、平面図を1/30~1/50のような大きな縮尺で描いた図面です。

平面詳細図は縮尺が大きいので平面図と違い全体を描くことは難しいですが、平面の一部分について詳細な寸法や各部の納まりを表現することができます。

平面詳細図を描く際には、詳細を描けるよう、縮尺に注意しましょう。

平面詳細図の書き方のポイント3:平面詳細図の寸法を把握する

平面詳細図は平面図よりも縮尺が大きいので、平面図では縮尺が小さすぎて記載できない色々な寸法を明記することができます。

まずは平面図に記載している寸法を明記した上で、追加情報として法律上必要な有効寸法や建具の寸法、躯体と仕上げの納まりがわかる寸法、躯体の厚みなどの寸法をそれぞれ記載しましょう。

縮尺が大きいので建物全体の表現は難しいですが、フロアの細かな情報を載せることができます。

平面詳細図の書き方のポイント4:平面詳細図を立体的に捉える

平面詳細図を描く際には、立体的に捉えながら進めることがポイントです。

図面は平面ですが、建物は立体物です。そのため、平面図では間違っていないように思えても、実際建物の形になった時に失敗することもあります。

そのような失敗を防ぐには、図面を描きながらも建物を三次元で考えなければいけません。三次元で考えながら図面を描くのに必要なのが展開図です。

平面詳細図を描く際には常に展開図を確認しつつ、高さの関係や見栄えなども気にして進めていくことが大切です。

平面詳細図の書き方をマスターしよう

平面詳細図とは、どこにどのようなものを取り付けるのか、どのような点に注意すべきかなどを詳しく記載した大切な図面のひとつです。

平面図とは違い大きな縮尺で描くので、柱や壁だけでなく、建具や開口部、設備機器、室名など、細かな寸法や詳しい情報を記載することができます。

平面詳細図の書き方についての手順やポイントをしっかりおさえ、平面詳細図をマスターしましょう。

 


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平面詳細図とは?

平面詳細図とは、平面図よりも大きな縮尺で詳細に描いた図面で、施行現場でも重視される図面です。
平面詳細図は建物の間取りを表現するために重要な図面で、建具寸法はもちろん、壁厚や躯体寸法も明記します。また、平面だけではなく断面の状況なども判断して、屋内の高さやフローリングの方向、納まりや仕上げなども詳しく描かれます。

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