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施工図の4つの重要性とは?施工図の8つの種類や注意点をご紹介!

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公開日時 2022.09.26 最終更新日時 2024.01.30

こちらの記事では、施工図の4つの重要性についてご紹介いたします。

 


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施工図とはなにか

施工図とは建物を建てる際に必要な実践的な図面です。施工図は現場の職人が利用するための図面となっているため、使用材料や細かい寸法など必要な情報がすべて書き込まれています。

また、施工図を作成するには施工管理技士もしくは建築士の資格が必要です。施工図は設計図を基準として、施工会社の現場担当者が作成することになります。

施工図が必要な理由とは?

施工図は施工情報を細かく記載した図面なので、建物のクオリティにも大きく影響する重要なものです。

建物を建築する場合には設計図も作成しますが、設計図だけでは情報が不十分です。そのため、施工ミスをなくすためにも施工に必要な詳細情報を記載した施工図が必要になります。

また、施工図は現場の作業員全員が共有するためにも使用され、施工図によって材料間違いなどのミスを防止できます。

施工図と設計図の違い

施工図は現場の作業員が施工時に使用する図面で、設計図は建主の意向を組んで設計事務所の建築士が作成する図面です。

前述のとおり、施工図は設計図を基本として作成される実践的な図面です。一方、設計図は建物の大きさや敷地に対する位置、内装や外装といった内容を盛り込んだ図面で、設計図を基にして工事の打ち合わせや方針などを決めます。

施工図の4つの重要性

施工図の重要性をご紹介します。施工図は施工の際に必要となるさまざまな情報を組み込んだ図面となっており、建設工事では必須とされるものです。それでは、施工図には具体的にどのような重要性があるのでしょうか。

ここでは施工図の4つの重要性をご紹介しますので、施工図の重要性について理解を深めてみてください。

施工図の重要性1:必要寸法が網羅されている

施工図は施工に必要な寸法を網羅している重要な図面です。設計図には建物のサイズや間取り、電気設備や水道、空調などの機械設備といった非常に多くの情報を組み込みますが、施工の際に必要となる部材などの寸法は記載されていません。

施工図は設計図をもとに、実際に施工する際に必要な情報を組み込んだものです。設計図だけでは不十分なため、施工図は非常に重要な図面だと言えます。

施工図の重要性2:施工ミスの防止

施工図は施工ミスを防止するためにも重要な図面です。前述のとおり、設計図には施工に必要な情報が含まれていないため、施工の際の材料違いやサイズ違いといったミスを防止するためにも施工図が重要です。

逆に言えば、建設現場で使用している図面が施工図ではない場合、予想外のトラブルが発生し、工事の遅延などを引き起こす可能性があると言えるでしょう。

施工図の重要性3:施工の無駄排除

施工図は施工における無駄を排除するためにも重要な図面です。施工図が現場にない場合、建設物の品質にも大きな影響を与えます。もちろん、施工図が無くても手戻りややり直しなどの作業を繰り返して、建物を完成させることはできるでしょう。

しかし完成する前に無駄な時間や手間がかかってしまいます。そういった無駄を排除するためにも正確な施工図が必要です。

施工図の重要性4:作業従事者間での情報共有

施工図は現場の作業員同士で情報共有するためにも重要な図面です。

施工図は建設現場で施工する際に、同じ図面をもとにしてそれぞれが作業を行うために作成されるものです。そのため、実際の現場でも作業員全員が同じ施工図で情報共有を行っており、誰かが使用するパネルなどを間違えた場合でもその場で気付けるようになっています。

施工図の8つの種類

施工図の種類をご紹介します。一言で施工図と言ってもその種類はさまざまで、建設する建物によって必要となる情報は異なります。また、施工図の種類によって記載されている情報は異なり、施工図が用いられる作業も異なります。

ここでは施工図の8つの種類をご紹介しますので、どのような種類の施工図が使用されているのか参考にしてみてください。

施工図の種類1:躯体図

躯体図とは建物の骨組みの図面で、鉄筋コンクリートなどの骨組みを構築するために用います。「躯体」とは骨組みを意味する言葉なので、躯体図には建物の主要構造部の部分が示されています。部屋を区切る間仕切りなどは骨組みではないため、躯体図には含まれていません。

また、躯体図には壁や柱、床、梁、屋根、階段などの情報が組み込まれており、躯体図の中にも「床伏図」「見上図」「躯体断面図」などの種類があります。

施工図の種類2:断面詳細図

断面詳細図とは建物の高さや基礎、天井裏など各部分の寸法などが記入されている図面です。「矩計図」とも呼ばれる図面で、建物のさまざまな部分の高さを示した図面です。建物を施工する際には、高さは非常に重要な情報です。

断面詳細図には基礎の深さや地面からの立ち上がり位置、1階部分の床の高さ、2階部分の床の高さ、軒桁の高さといった重要な情報が記載されているため、実際の現場では非常によく用いられる図面になります。

施工図の種類3:平面詳細図

平面詳細図とは間取りや窓や建具、家具、設備などの情報がすべて組み込まれている建物を真上から見た図面です。平面詳細図は他のすべての図面の中心になる図面で、工事におけるそれぞれの作業の元になりながら、工事全体も調整する図面となります。

平面詳細図を作成する場合は、建物のデザインや間取り、動線を検討し、さらに窓や建具、設備のサイズや位置も検討しながら設計していきます。

施工図の種類4:天井伏図

天井伏図とは天井の照明器具のレイアウトや設備などを示した図面です。部屋の天井を地面から見上げた場合の見取り図です。照明器具や空調機、防災機器、電話、コンセントといったさまざまな設備の設置位置を記号で表現します。

また、天井伏図は一般的に平面図と同じ縮尺で作成されます。

施工図の種類5:配管図

配管図とは設備配管を示した図面です。配管を必要とする建築設備や機器における配管の順序や構成要素などを示した図面で、平面詳細図のみでは表現できない情報を伝える役割を持つものです。

また、配管図では配管に使用される部品などの詳細を書きこむことが困難なため、簡略化した記号を使用して構成部品を記載します。

施工図の種類6:プロット図

プロット図とは構造や意匠、設備といった設計情報をまとめた図面です。プロット図は業者の作業内容を記入し、打ち合わせに使用する目的で作成されるものです。そのため、設計図が完成したらできるだけ早い段階で作成することになります。

また、プロット図はコンセントやスイッチなどの位置を決定するために使用されるものなので、具体的には空調設備や電源、照明、給排水などが記載されます。

施工図の種類7:割付図

割付図とは建築物のデザインや色調、配置などを記した図面です。割付とは、見た目の美しさを考慮してタイルや仕上げボード、床目地などの位置を正確に決めていくことです。

割付図は「レイアウト図」とも呼ばれる図面で、建築物の内装や外装の仕上がりを考えて、具体的なタイルなどの取り付け位置を決めていき、図面に組み込んだものです。

施工図の種類8:外構図

外構図とは建物以外の敷地内にある設置物などを示した図面です。外構図は「エクステリア図面」とも呼ばれるもので、建物を取り巻く敷地の設計図です。外構図を作成する際には、プライバシーなどの問題を考慮して植栽などを含めることもあります。

住宅を建設する場合は建物のみの設計だけでなく、駐車場や門から住宅へ伸びるアプローチ、塀や生垣などの設計も必要となります。そのため、住宅の設計と同時に行うのが一般的です。

施工図における注意点とは?

現場の作業員は自分が担当する作業で使用する施工図しか見ないため、わかりやすい施工図を作成する必要があります。

たとえ設計図の出来がどれだけ素晴らしくても、施工図の出来が悪ければ作業はスムーズに進みません。また、施工図に情報が正確に記載されていなければ、逆に現場に混乱を招く恐れがあります。

そのため、施工図には施工に必要な情報が漏れなく記載されていることが重要です。

施工図は現場での作業に不可欠なもの!

施工図は施工に必要なすべての情報が網羅された、現場の作業員が建築工事を行う際に使用する図面です。施工図は設計図よりも一般的には知られていませんが、工事の際には非常に重要なものとなります。

ぜひこの記事でご紹介した施工図と設計図の違いや施工図の重要性、施工図の8つの種類などを参考に、施工現場で必須の施工図について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

 


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施工図とは?

施工図とは建物を建てる際に必要な実践的な図面です。施工図は現場の職人が利用するための図面となっているため、使用材料や細かい寸法など必要な情報がすべて書き込まれています。

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