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技術士補から技術士になる方法4選|技術士と技術士補の違いについてなどを紹介

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公開日時 2023.01.11 最終更新日時 2024.02.16

こちらの記事では、技術士補から技術士になる方法についてご紹介いたします。

 


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技術士と技術士補の違いについて


技術士とは科学技術分野におけるスペシャリストと言える資格で、技術的な専門知識とその応用能力を持ち豊富な実務経験を持った国家資格です。技術士の他に技術士補という資格もあります。

技術試験の一次試験と二次試験のうち、一次試験に合格した人および指定の大学で日本技術者教育認定機構が認定する課程を修了した人が技術士補という資格を得ることができます。そして、さらに実務経験を重ねた上で二次試験に合格すれば技術士になれます。

技術士の仕事内容

技術士の仕事として多いのが技術コンサルタントで、各部門に応じた専門知識を活かして活躍しています。例えば経営工学部門であれば、工場運営や生産管理、品質管理などについて技術改善コンサルタントの仕事を行ないます。

有資格者の半数ほどが建設部門の技術士で、技術革新によって日々高度化する技術の専門知識と応用力が会社の成長の鍵を握っていると言えるため技術士のニーズは高まっています。

技術士補の仕事内容

技術士補は、将来技術士となって活躍できる人材を育てることを目的とした国家資格です。そのため、技術士の指導を受けながら技術コンサルタントとしての仕事を補佐する業務を行なうケースがほとんどです。

専門的な知識を身に付けて技術士の一次試験に合格した人が多いため、知識として十分な専門性を持っており経験を積み重ねて独り立ちするイメージで考えると分かりやすいでしょう。

技術士の資格を取得すべき理由3選


技術士は5大国家試験の1つに数えられるほど信頼性が高く、会社でも有資格者は優遇される資格として人気が高い国家試験です。ここでは技術士の資格を取得すべき理由として3つに絞って紹介します。

キャリアアップするためには、技術士の資格は非常に魅力的です。技術士補の資格だけでは将来的に廃止になったり、できる仕事の範囲が限られたりする可能性もあるためエンジニアとして長く働きたい人は技術士を目指していくことをおすすめします。

技術士の資格を取得すべき理由1:技術士補の資格が廃止の可能性

技術士の資格を取得すべき理由の1つ目は、近い将来に技術士補の資格廃止が検討されていることです。これまでは技術士補に登録して技術士の元で補助業務を行なえば二次試験の受験資格を4年に短縮できるメリットを活用する人が多くいました。

一次試験を受ける段階で7年以上の実務経験がある人が95%を締めており、期間短縮のメリットの必要性が減っています。加えて他の国家資格でも○○補という制度が廃止されているからです。

技術士の資格を取得すべき理由2:理系で権威のある資格

技術士の資格を取得すべき理由の2つ目は、理系の分野では非常に権威のある資格なので転職や独立に有利で将来性が見込める点です。年功序列や長期雇用の保証がない近年の社会で、即戦力としてアピールするには技術士の国家資格は非常に有効です。

技術士は本人だけでなく雇用する企業にとっても大きなメリットになるため、雇用や経済環境が悪化した場合でも積極的に雇ってもらえる可能性があります。

技術士の資格を取得すべき理由3:技術士補では活躍の場が狭まる

技術士の資格を取得すべき理由の3つ目は、技術士補では活躍できる場面が限定的で魅力が少ない点です。技術士補は資格廃止の議論が出ている状況からも分かるように、現代の職場では中途半端な立場であることは否めません。

技術士と一般のエンジニアとの差は明確ですが、技術補は一般技術者と基本的に業務内容が同様な場合が多く資格を持っていても他者との違いを出せないケースが多いためです。

技術士補から技術士になる方法4選

国の資格認定制度によって技術士の資格を得るための条件が示されています。その中で特に技術士補から技術士になるためにはどのような方法があるのか4つの方法を紹介していきます。

技術士補から技術士になる方法1:技術士補になる必要がある

技術士補から技術士になる方法として1つ目は、技術士補の資格を取得することです。技術士の第一次試験に合格するか、指定された教育課程を修了すれば技術士補の資格を得られます。

これから、この2つの方法について紹介していきます。

技術士一次試験合格する

技術士補になるためには技術士の一次試験に合格することが必要ですが、試験の内容は大学の工学、農学、理学等のエンジニアリング課程を修了した程度の問題が出題されます。年齢や学歴、国籍、業務経歴などに特に制限はないのが特徴です。

資格の趣旨が少しでも多くの技術者や学生が技術士を目指すことが望まれているため、独学でエンジニアリングの内容を勉強して試験を受けることも可能です。

JABEE団体が認定している大学を卒業する

技術士補になるためのもう一つの方法は指定された教育課程で科学技術に関する内容を履修することです。指定された教育課程とは、大学その他の教育機関での課程です。科学技術に関するもので、その修了が第一次試験の合格と同等であることが条件です。

大学はJABEE団体が認定している大学であれば、技術士の試験を受験するために必要な内容を学べるため、この大学を卒業すれば技術士補になれます。

技術士補から技術士になる方法2:技術士二次試験に受験をする条件を満たす

技術士補から技術士になる方法として2つ目は、技術士の二次試験を受験するだけの条件を満たすことです。二次試験では、技術士として必要な技術部門について専門的な知識を得ており、高等な専門応用能力を有しているかを判定されます。

所定の内容を習得するためには必要年数の実務経験が要求されます。その点について紹介していきます。

実務経験がないと受験できない

技術士の二次試験を受験するためには、一次試験合格後に監督者や指導技術士の元で実務経験を積まなければなりません。指導者がいない場合は7年間、指導技術士の元で実務経験を積む場合は4年間の実務経験が必要となります。

指導者がいれば修習技術者になってからの実務経験がカウントされますが、指導者がいない場合は修習技術者になる前の経験もカウントできます。

技術士補から技術士になる方法3:二次試験対策の勉強をする

技術士補から技術士になる方法として3つ目は、二次試験合格のための勉強をすることです。二次試験の勉強は単純に知識を暗記するだけでは合格することは難しいレベルなので、知識の暗記よりも頑張るべきポイントを知って勉強を工夫する必要があります。

一次試験は技術士合格のための足慣らし程度のレベルで、実際の勝負は二次試験であると言えます。そんな二次試験に合格するためのポイントを紹介していきます。

一次試験より難しい理由

技術士の二次試験が一次試験よりも難しい理由は、決まった仕事ではなく未知の新たな仕事と向き合った時にも高い能力を発揮して解決しなければならないためです。技術士の二次試験は、技術管理者の能力を測る択一試験と論文試験から構成されます。

択一試験はしっかりと過去問を勉強すればクリアできますが、論文試験は予想が付かない形式なので未知の問題に対しても臨機応変に対応できる能力が問われます。

オンライン講座で勉強する

技術士に合格するために勉強する方法として、最近人気が高まっているのがオンライン講座を活用して勉強する方法が挙げられます。独学で勉強するにはハードルが高く、大手の資格学校でも技術士の試験対策講座が開講していないため効率的なオンライン講座が有効です。

通信教育で勉強する

オンライン講座と同様に技術士の試験対策の勉強方法として人気が高いのが、通信教育による勉強です。通信教育では技術士の二次試験の論文対策から口頭試験対策、さらには申込書に記載する業務経歴の書き方まで分かりやすいビデオ講座で学べます。

スマホやPC、タブレットなどを活用して自分の時間に合わせて効率的に学習できることも人気が高い理由です。論文対策では添削指導や経験豊富な講師のアドバイスも受けられます。

過去問で勉強する

技術士の勉強で基本的かつ効果的なのが過去問を何度も解いて覚える勉強法です。特に技術士の一次試験は過去問とよく似た傾向の問題が多く出題されるため、徹底的に過去問を勉強すれば独学でも合格できます。

基礎科目では5つの分野から出題されるため、過去問を中心に繰り返して問題を解き全体的に勉強することが大切です。適性科目も過去問を活用して勉強することが有効です。

技術士補から技術士になる方法4:技術士二次試験に合格する

技術士補から技術士になる方法として4つ目は、技術士の二次試験に合格することです。技術士補になってから所定の実務経験を積んで資格を得たら、いよいよ最後の難関二次試験の受験です。

受験前に提出する業務経歴表に720文字以内で自分が携わった業務内容を詳細にまとめなければいけません。日頃から技術士として必要な専門知識だけでなく、マネジメント、コミュニケーション、リーダーシップなどを身に付ける努力が大切です。

技術士補になるための対策4選

技術士補になるための対策4選

技術士になるためにはまず技術士補となることが一般的ですが、技術士補の受験条件に年齢や学歴などの制限はないので誰でもチャレンジできます。ここでは技術士補になるための対策として4項目に分けて紹介します。

技術士の一次試験の内容を事前に把握して対策を立てて試験に臨むことが何よりも大切です。過去問も様々なメディアで入手できるため勉強しやすい条件は揃っています。

技術士補になるための対策1:試験内容を把握する

技術士補になるための対策として1つ目は、一次試験の試験内容を把握して具体的な勉強を始めることです。一次試験は筆記試験のみで、五肢択一のマークシート方式なので、チャレンジしやすい試験と言えます。

基礎科目は配点15点の1時間試験、適正科目も配点15点の1時間試験、専門科目は配点50点の2時間試験、それぞれ50%以上の正解で合格です。一定の資格を有する人には試験の一部が免除される条件もあります。

技術士補になるための対策2:技術士一次試験のレベル

技術士補になるための対策として2つ目は、技術士一次試験のレベルを把握しておくことです。試験に臨むに当たり無鉄砲の受験するのではなく、客観的に一次試験のレベルや合格率を知った上で勉強に取り組むことが大切です。

二次試験の合格率が10%前後であることに比べると一次試験のレベルは経験年数などの条件もなく誰でも受験でるため一般的な知識レベルとコツコツ努力できる意志があれば十分合格できる水準です。

合格率

技術士の一次試験の合格率は各年度によって数値はバラバラで、60%以上が合格する年度もあれば20%程度しか合格しない年度もあります。ただし二次試験に比べると平均的には合格率も高く難易度は低いと言えます。

しっかりと準備して確実に勉強を積み重ねれば一次試験合格はそれほど難しいレベルではありません。

技術士補になるための対策3:一次試験の目的を知っておく

技術士補になるための対策として3つ目は、一次試験の目的を知った上で勉強することです。一次試験は択一式のマークシート方式なので、選択肢の中に必ず正解があります。

つまり二次試験は応用力が試されるのに比べて、一次試験は広い範囲に渡って基本的なレベルの知識を備えているかどうかを判断するための試験と言えます。そのため過去問を中心とした勉強を繰り返すことで合格できます。

二次試験との違い

技術士試験の一次試験と二次試験の違いについて説明します。一次試験は所定の知識を有しているかどうかを確認する試験と言えますが、二次試験は決まった答えが存在しないため自分の知識と経験を活かして考える対応力が問われます。

一次試験では必ず正解があるため暗記しておけばある程度正解を選ぶことが可能ですが、二次試験は人により回答内容が変わるため様々な力を総動員して最適と思われる答えを導き出さなければいけません。

技術士補になるための対策4:過去問で勉強する

技術士補になるための対策として4つ目は、過去問を繰り返して勉強することです。これまで紹介したように一次試験と二次試験では目的が違い、広い範囲で基礎的な知識を求められる一次試験対策には過去問を何度も繰り返して勉強して傾向を掴むことが重要です。

何度も繰り返すことで自分の苦手分野や出題の傾向、パターンを把握でき正解率を上げるポイントになります。

技術士補から施工管理系や現場監督に転職できるのか

施工管理系や現場監督に転職する時に、技術士補の資格は有利に働く資格なのでしょうか。実際に施工管理や現場監督の仕事をするためには、一級土木施工管理技士などの別の資格が必要です。

技術士の資格を持っていると会社としてもメリットが大きいため有利ですが、技術士補についてはそれだけでは転職に有利な資格とは言えません。

【技術士になる】技術士補の資格をまず取得しよう

技術士は技術的な専門知識と応用力に優れており実務経験も豊富な人が取得できる国家資格ですが、非常に高いレベルの能力が要求されることも事実です。

まずは、幅広い分野で一般知識と専門知識を身に付けて技術士補の資格を先に取得することをおすすめします。その後、実務経験を積み重ねて念願の技術士試験の合格を目指しましょう。

 


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